夏休み、どこにも、お出かけしない人のための暇つぶし、「脳」に関する知識が深まる情報です。

夏休み、どこにも、お出かけしない人のための暇つぶし、「脳」に関する知識が深まる情報です。

最近、脳に関する研究が進んでいて、書店の自然科学のコーナーでも、脳に関する新しい書籍が、たくさん出版されています。もちろん書店に足を運んで探しますが、ネットから拾った情報の中から、読みたい書籍を探すときもあり、そこから、書籍を購入するのは3割くらいになります。

脳科学、脳神神経学、遺伝子工学(ゲノム科学)、人工知能など、現代は、加速的な進歩を遂げて、コネトーム(神経回路図を作る)など、脳の中に存在する神経回路を解明しようというプロジェクトが立ち上がっている国も存在します。

まずは、一番、ビジュアルな映画から、先日、封切られたばかりの映画です。

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1.『秘密THE TOP SECRET』(松竹)映画

:http://himitsu-movie.jp/?key=1

原作は、清水玲子のコミックですが、単に未来小説ではなく、将来、実現するかもしれない科学技術になる可能性を秘めています。

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殺人事件の死刑囚の記憶から冤罪判明の可能性を捜査する物語になっています。

簡単に言うと、死者の脳から記憶を取り出し、映像化して覗き見ることができるようになったときに起こる、驚愕の事実を『秘密THE TOP SECRET』として描いています。

脳を覗けるとしたら、正常な脳も、狂った脳も覗けるという事になります。 ネタばらしになるので、多くは語りませんが。。。。面白い映画でした。

確か、記憶する仕組みは、大体わかっているが、再生される仕組みは、現代科学でも、解明されていない状態です。

コネトーム(神経回路図を作成できれば)が解明されれば、現実のものになる可能性もありますし、例えば、自分の死後、脳の記憶を再生ことができるようになれば、体が死んでも、脳だけ生かすことが可能になるという事にもなります。

ただ、人間が、身体もなく、脳だけ、意識だけで、この世に存在することになった時、何をどう考えるのか。。。想像もつきませんが、悲劇に近い状態になるような気がします。

もう一つ、よく、死に損なった人が、「天国に行ってきた」と、よく言いますが、人間は心臓が止まって、脳に血液が行かなくなっても、数十分程度は、脳はちゃんと活動しています。 そう、夢を見ている様な状態になりようです。 人間は、息を引き取るとき、脳内ホルモン(脳内麻薬)が放出されて、恐怖心の感じないように、静かに、眠って、夢を見るようです。

たまたま、生き返ると、この自ら見た夢を「天国に行ってきた」と勘違いするようです。
ですので、天国も地獄も有りません。 自分で、夢を見ているだけの話です。

2.『野戦病院でヒトラーに何があったのか 闇の二十八日間、催眠治療とその結果』

ノンフィクションです。

世界の負の歴史の中で、1人の人間の所業を振り返ると、アドルフ・ヒトラーの存在が、大きく浮かび上がってきますが、モンスターに操られてしまったドイツ国民のことは、さて置いて、あのような悪魔の出現の原因、きっかけが、明らかになったような、事実?が描かれています。

第一次大戦下では、ドイツ軍兵士として参戦していたアドルフ・ヒトラーが、負傷して野戦病院に入院した際に、精神科医から「ヒステリー症状を伴う精神病質者(サイコパス)」という診断をして、サイコパスは治せないが、ヒステリー症状は治せると催眠療法を施されていたが、催眠を解く作業を行わずに、ヒトラーが退院してしまっています。

アドルフ・ヒトラーが、催眠状態のまま政治的行動を起こし、その後の第二次大戦を導いた可能性を示唆しているのですが。。。。有ってはならないことが、心理学などの研究が一番進んでいた国で起こった出来事なのが、皮肉です。

まさに、この世に、「神」も「悪魔」も存在しないが、「悪魔」のような「脳」を持った人間は確かに居るのです。

(ベルンハルト・ホルストマン:著)

サイコパスについて、詳しく知りたいなら、下記の3冊の書籍がお勧めです。

3.大麻成分、脳に悪影響 神経回路の枝刈る? マウス実験

先日、障碍者施設で起きた事件の犯人も、大麻常習者だといわれていますので、決して、海外では、許可している国もありますが、日本では、ダメです。

大麻は、ほかの麻薬より危険度は低いといわれていますが、そんなことは在りません。
脳には、報酬系という仕組みがあります。自分で努力した時に喜びを感じるものですが、麻薬を与えると、何の努力もなく、喜びを感じることができますが、与えすぎると、脳が癖になり、自分の意志でコントロールできなくるほど、欲しくなります。

怖いのはここです。 自分の意志でコントロールできなくるのです。

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大麻の成分をマウスに与えると、脳神経の回路に異常が起きることを、大阪大学の木村文隆准教授(神経科学)らのチームが確認した。大麻の成分が脳に悪影響を与える仕組みを明らかにしたのは世界で初めてという。6月30日、米神経科学学会誌に発表した。

大麻に含まれる「カンナビノイド」に似た化学物質は動物の体内にもあり、神経にどう関わっているのかは不明だったが、実験でマウスにカンナビノイトを注射すると、脳の神経回路を「刈り込む」ような働きをしていることを突き止めたそうです。

・朝日新聞デジタル 
http://www.asahi.com/articles/ASJ6Y3TVYJ6YPLBJ001.html

感想
私の知っている処では、人間も生まれて目が見えるようになるまでに、視神経のネットワークは、余計な神経の枝を「刈り込む」そうです。

よく、あいつは「脳みそが足りない」という言い方をしますが、完全に間違いです。

あえて言えば、「脳細胞同士の接続数が足りない、配線がおかしい」のです。

脳細胞(ニューロン)は1,000億個、それを繋ぐ「シナプス」の数は100兆個、成長して脳の記憶容量が、1ペタバイト!!!だそうです。
シナプス】図

人間の脳は、ほぼ、フルスペックで生まれてきます。成長して脳の記憶容量が、1ペタバイト有ろうが無かろうが、やはりバカは、バカです。

脳細胞(ニューロン)が足りないのではなく、シナプスつまり、脳細胞と脳細胞の接続部分の数がどれだけあるかです。

これは、人が成長する過程で、刈り込まれたり、接続数(ネットワーク)を増やしたり、ネットワークを太い通路にしたりと、色々な変化を起こしていますので「脳みそが足りない」のではなく、ネットワーク接続数と回路自体がおかしいのです、成長していないのです。

要は、「知能」が低い訳でもないのに、頭が悪いのは、怠けて生きているからです。神経細胞は、人並みに有るが、怠けて生きているから、脳内の神経細胞のネットワークがちゃんと繋がっていないのです。

電車の中で横を見れば、スマホ片手に、バカゲーム、バカ動画、三昧です。 もう、世の中、バカが、圧倒的多数を占めていますので、逆に怒られてしまいます。

追記
マリファナに含まれる精神作用物質(カンナビノイド)の働きについての新しい発見。

国立研究開発法人日本医療研究開発機構の研究発表によると、脳内のマリファナ類似物質を“内因性カンナビノイド”と呼んでいるが、主要な内因性カンナビノイドである「2-アラキドノイルグリセロール(2-AG)」が「てんかん」を抑制するメカニズムを明らかにした。

・脳内マリファナが、「てんかん」を抑えるしくみを解明
http://www.amed.go.jp/news/release_20160722.html

4.脳に関する研究結果に誤りの可能性? fMRIのソフトウェアにバグを発見 ─欠陥はすでに修正も残る不安

「MRI」と「fMRI(機能的磁気共鳴画像診断装置)」の違いを知っていますか?

「MRI」は、体や脳の断面像、「fMRI」は体や脳の「活動」を画像化する方法です。

近年、脳ドックで検診に使われるのは、「MRI」です。ですので、体や脳の「活動」を画像化(可視化)する「fMRI」ではないので、頭がおかしい(配線)というところまで判断できませんが、ところが、ちょっと自分がおかしいと密かに思っている人は「MRI」画像で正常なら安心してしまいます。

発達障害などは、「MRI」ではなく、「fMRI」でないと、脳の活動状態をつかめないので、無理なのですが、無知だと「MRI」で正常ならOKと「安心」する様です。

いやいや、違うって、例えば、アルツハイマー病で、海馬や脳細胞が、委縮して、小さくなっているのは発見できるが、配線がおかしいところまでは「MRI」では発見できないのです。

しかし、脳の活動状態を可視化するfMRI(機能的磁気共鳴画像診断装置)に使われている複数のソフトウェアの一部にバグがある可能性が見つかり、過去15年間に取られた4万件近い研究結果に、誤りがある可能性が出てきた。。。というニュースが配信された。

すでに、修正されいるとはいうものの、今までの研究成果をどの程度まで信頼することができるのか。。。。ソフトウェアのバグを誰が保証するのか、問題を残したままです。

・Forbes 参照
http://forbesjapan.com/articles/detail/12794/2/1/1

・脳科学に興味のある方は、私の本棚を参照してみてください。
読めば、読むほど、どつぼに、嵌(はま)ってしまいますので。。。注意してください。

http://booklog.jp/users/step01hy?category_id=1385479&display=front
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