【書籍紹介】『隠れアスペルガーという才能(ベスト新書)』 著者:吉濱ツトム

【書籍紹介】『隠れアスペルガーという才能(ベスト新書)』 著者:吉濱ツトム

何だか、書籍の紹介と言うより、「発達障害」を理解する上で、多分一番分かりずらい、「アスペルガー症候群」女子の特性について、自分のメモの様になってしまいました。

なぜ、この話題で記載しようとしたかと云えば、私の知っている女性で、そうだろうと思う女子が、3人ほどいます。

その中でも、一番分かりずらい1人の女性を例を取り上げてみます。

男性なら、ほぼ分かるようになってきていますが、女性の場合は、男性と同じ特徴を持っているか問われると、女性の場合、男性よりコミニュケーション能力が高いため、すぐ気づくのが難しいのですが、ある特徴を持っています。

私の場合、お客様の会社へ訪問して、仕事をしている職業柄、長い時間、色々な人間たちに出会い、付き合いが続く場合が多いので、組織の中で、ちょっと浮いている人間を観察することができてしまい、外部の人間の立場でみますので、なおさら、おかしいな? と言う、違和感が沸いてきますが、周りの人間たちが気が付かない為、職能、人員配置に問題が起きている場合が有ります。このような人たちは、障害を理解して、上手く活用すれば、能力を発揮する場合が有ります。

例として
私の訪問している、ある組織で、たまたま、管理者(職場の長)が、人を管理する役割を職能と任務として担って仕事をしてきたにも関わらず、再就職して、職場の長(管理者)としてちゃんと部下を管理できないのでしょう(何が原因で、管理できないのかは不明)。

そうすると、元々、「アスペルガー症候群」の兆候を持つ、すぐ下の女性の部下が、好き勝手なことを始めてしまいます。この女性は、元々、仕事のできない人間ではなく、できる方の人間なのですが、自分より下の部下を業務的にちゃんと使いこなせない、管理できないのでしょう。結果、自分で抱え込んでしまい、結局、中途半端になり、しなくてはならない、組織のルールを無視して、勝手に運営してしまう状況に陥っている。職場の長(管理者)が何も言わない事良いことに、野放しになっているのも一つの要因ではないか。。。 ですので、ビクビクしながらも「暴走」している感じが見て取れます。 元々、空気が読めないから、話をしている時も、ビクビクしている様子、言動が分かります。

彼女とは、その組織に私が出入りして、知り合ってから、10年近く経つのですが。。。。未だに、「3日」前に知り合った女性と同じです。 普通、何年も訪問して、顔見知りになれば、仮に顔がかわいくなくても「愛着」や「親しみ」などが、沸くのが人間の感情ですが、彼女の場合は、ほぼ、それが「皆無」です。

つい最近でも、男の子でも、私に対して決して言わない「クソ生意気」なことを「空気を読まず」平気で言い放ちますので、完璧「アスペルガー姉ちゃん」だなと思います。

まあ、普通の女性では考えられない「言動」をしますが、決して、性格が悪いのではないと思います。 脳の配線、情報の伝達の具合が、普通の女性と微妙の違うのです。

そして、最近は、この様に「脳」に障害を抱えている事が分かってきましたので、私の場合、気が短いのですが、腹を立てることも無く、訪問している時も、逆に、どんな脳の特性をしているか、よーく観察する様にしています。

これは、経験的にですが、発達障害の兆候ではないか?、と感じるときは、長年お付き合いがあったとしても「未だに、3日前に知り合った」感がある場合、特に「アスペルガー症候群」の方が多い様に思います。 「心」が触れ合うことは、ほぼ無いでしょう。

もう一つ、確かなのは、この様な子は、大抵、独り暮らしはできません。ほぼ、いくつになっても、自立できず、親元から通っています。本人的には、この状態に何の違和感も持っていないでしょう。

本当は、両親と会って話せば、大抵の場合、遺伝していますので、どんな両親か分かれば、だいたい発達障害かどうか分かると思います。

こんな子は、配置換えをして、ちゃんと人を使える上司の元で使えば、元々、優秀ですので機能すると思いますが、部下を使うような、人の管理をするような仕事は、向いていないので、させなければいいだけです。 もともと「劇団ひとり」なんですから、そこを理解する必要があると思います。

ちょっと、悪い例を挙げてしまいましたが、「発達障害」の特性を生かして、社会の中で、活躍している方も沢山います。

アスペルガー症候群は、精神科を受診すると「アスペルガー症候群である」と診断が下される。しかし、症状が比較的弱いために、アスペルガーの診断が下されず、周囲からも「ちょっと変わった人」としか見なされない人たちがいる。

その人たちを、本書は「隠れアスペルガー」と呼んでいる。人数にすると、日本では真性アスペルガー(本書では「隠れ」に対してそう呼ぶ)が90~100人に1人いるのに対し、隠れアスペルガーは40~50人に1人。発達障害カウンセラーとしてアスペルガーを診てきた著者の体感では20人に1人はいるのでは、と推測している。

Sponsored Links




1.アスペルガー症候群
(DSM-5:「自閉スペクトラム症(ASD)」)とは

発達障害と呼ばれている症状は、


・注意欠陥・多動性障害(ADHD)
・自閉症スペクトラム症(ASD)(アスペルガー症候群)
・自閉症
・学習障害(LD)
などが定義されています。

今は、「自閉スペクトラム症(ASD)」というのですが、アスペルガーと云った方が、この言葉の方が認知されていますので、「アスペルガー症候群」という言葉を使います。

文部科学省によるとアスペルガー症候群とは、「知的発達の遅れを伴わず、かつ自閉症の特徴のうち言葉の発達の遅れを伴わないもの」とされています。高機能自閉症と同じく、広汎性発達障害のひとつに分類されていて、「自閉症スペクトラム」の一種と分類されています。

アスペルガー症候群の原因は生まれつき症状がある先天性のものと、生まれたときには障害がなかったものの事故などの外傷によって、まれに発症する後天性のものとがあります。

大脳辺縁系、特に扁桃体・小脳の異常、セロトニン系の機能障害、ミラーニューロンの機能障害、オキシトシンの障害、神経接合不全などが、わかってきていますが、先天性のものについては原因がまだよく分かっておらず、現時点では遺伝的な要因が複雑に絡み合って起こる「脳機能の障害」という説が一般的です。

初めに、断っておきますが、
「自閉スペクトラム症」は、普通の人から重い人まで、連続性(スペクトラム)を持っていますので、男性・女性を問わず、「アスペルガー症候群」でない人でも、いくつかの特徴が当てはまることは十分にあるので、素人が判断できない部分もあります。

大きな特徴として、「空気が読めない」とか「オタク気質」とか「理系」といった特徴を持つ男性を思い浮かべる人が、少し、この症状を知っている方なら、分かるでしょう。

しかし、女性の場合は、同じ「アスペルガー症候群」と云っても、現われる特徴がかなり異なっていて、本人も「アスペルガー症候群」であることがわからないまま、さまざまな苦労を抱えていることが明らかになってきています。

2.「隠れアスペルガー」と言うより、女性のアスペルガー症候群の特徴を上げれば

まず、女性の場合、「アスペルガー症候群」に見えない、感じない場合があり、見過ごされることがあります。

男性の場合は、3歳ころから特徴が目立ち始めますが、アスペルガー症候群の女性は、男性とは違って、ある程度の社会性があり、女性特有のコミュニケーション能力もあり、子供の頃はアスペルガー症候群だと疑われることはありません。

アスペルガー症候群の女性の場合、コミュニケーション能力もありと記載しましたが、しかし、よく観察すると特徴があります。

1)コミュニケーション能力はある程度あるが。。。

まず、「ガールズトーク」が苦手で、何気ない世間話やおしゃべりが得意ではなく、女性同士が会話する時の様に、話がすぐに別の話に飛んでしまうような会話だと、話のペースについていけないこともあります。

ですので、こだわりが強く変化が苦手で、融通が利かず、この「こだわり」が強いことは、女性同士の目的のないおしゃべりに参加しにくい原因の一つになっている。

2)アスペルガー症候群の女性の場合、男性的な物事の考え方をしてしまうのも特徴の1つです。

女性に対して、すぐ、「マウンティング」してくる女子も居ますが、アスペルガー症候群の女性の場合は、平気で、男性に対しても、男と同じように優位に立とうと「マウンティング」してきます。 ちょっと可愛げが無いのですが、分かっていれば腹も立ちませんが。。。。

言葉使いではなく、何か言葉を発した時の返ってくる話し方の感覚が、決して女子の感覚ではなく、男子の様なんです。

恋愛をするときも、「女子力」がほぼ無いし、決して自分勝手な思いだけで、駆け引きができない、へたくそで、まあ、彼氏ができない方が殆どです。

ただでさえ、男性と知り合う機会のあまりない職場ですので、強制的に「お見合い」、「結婚」させないと、一生独身でしょうね。

3)感覚が過敏すぎる・鈍感すぎると云う、一見、正反対に見える性質を持ち合わせています。

視覚や聴覚は過敏すぎるほど病的などで、普段生活をしている中で疲労も蓄積しますが、一方である種の感覚が鈍感すぎて、体調不良を起こす原因にもなってしまいます。

女性の場合は、思春期の体の変化に戸惑いを覚え、強いストレスを感じて体調を壊してしまうこともあります。特に、学校(小・中学校)へ行くようになると、原因不明の体調不良(睡眠障害など)になりやすいと云われています。

音や光など、視聴覚が敏感に反応する性質も有しています。

4)小さい時の特徴としては、他の子と一緒に「ごっこ遊び」ができない。

想像力豊かなアスペルガー症候群の人の中には、自分だけの安心できる「マイワールド」を持っている場合があり、そこが行き過ぎていると、解離性同一性障害のような複数の人格を抱え持ってしまうこともあるようです。

5)脳の記憶の処理方法が特殊で、「トラウマ」経験を抱え込みやすい。

外部からの刺激・情報が、ほとんど加工されずに脳にダイレクトに飛び込んでくるのと同様、保存された記憶も加工されないまま保持されるのが原因かもしれません。

女子の場合、愛していた男にフラれてしまった場合も、相当、堪えてしまうことが多いですが、そもそも特性から、男性と恋愛関係になることも、少ないでしょう。

「男」脳をしていますので、そもそも、そんな関係になること自体、無いとは言えないが、珍しいでしょう。

もっとはっきり言えば、「男いない」。。。でも「居ないことに寂しさは」感は、皆無。
何故なら、「マイワールド」がありますので。。。。

3.同じ発達障害でも、アスペルガー症候群とADHDは、ある共通の部分もあります。

これは、女性・男性関係なく、アスペルガー症候群、ADHDに関係なく、1年、3年、5年、10年付き合っていても、なんて言って表現すればいいのか、迷うのですが、基本的に「愛着を感じない」、「親しくならない」相手です。

私が、相手が「ちょっとおかしいなこの人」と感じたとき、一番、感覚を鋭くして、観察する部分です。

何年経っても、3日前に知り合った人と同じような、感覚です。

4、同じ、発達障害でもアスペルガー症候群とADHDの女性を見分けるポイント

そして、アスペルガー症候群か? ADHDか? 脳の性質が非常に似ている部分もありますが、見分けるためのポイントもいくつかありますので、判断の材料にします。

アスペルガー症候群の場合は、「高機能自閉症」と云われるように、ほぼ「知能」が高いが、ADHDの場合「衝動性」や「不注意」からか、あまり「知能」が高いとは感じることが少ない様に思います。

1)興味の範囲で云えば、

アスペルガー症候群の女性は、
「こだわり」が強く、変化を嫌うため、興味の範囲が狭く、興味のない事には全く関心が無い、でも特定のことに、男性に似ていてマニアックな面を持っています。

ADHDの女性は、
「新しい奇抜な部分の探求心」が強く、注意が散漫ですので、次々と新しいことに目移りするので、興味の幅がとても、浅く、広い傾向があります。

2)会話、コミュニケーション能力

アスペルガー症候群の女性は、
「ガールズトーク」についていけない理由の一つは、受け答えの反応が人より遅かったり、興味や関心が全く無かったりして、その会話の話題やペースに付いていけないことです。

興味のない話は、ほぼ、全く、聞いていない(寝ているレベルと同じで、覚醒していない)。

ですので、2人で会話している時など、興味のある話を見つけるのが大変で、話題をころころ変えるのも気を使います。。分かりやすく云えば、ちょっと「メンドクサイ」女性ですかね。

ADHDの女性は、
女性の場合、同性の間で浮いてしまうのは、思考の多動性のため、一人で一方的に話しすぎたり、衝動的に会話を横取りししたり、割り込んだり、空気を読めず、身勝手に思われる。

昨日言っていた事と、今日言っている事が、全然違うことが、普通です。

3)自分の特性をどう感じているか

アスペルガー症候群の女性は、
いじめられたり、仲間はずれにされたりしても、特に子どものころは理由がわからず、おかしいのはまわりのほうだと感じることが多いようです。

ADHDの女性は、
悪いとはわかっているが、生まれ持った「衝動性」や「不注意」から余計なことを言ったりしてしまうので、自分がまわりから疎まれやすい理由がわかり、自分自身おかしいと思って、自己嫌悪になりがちです。 ただ、脳の特性「衝動性」や「不注意」が勝ってしまうのです。

4)規則正しさ

アスペルガー症候群の女性は、
変化が、とても苦手なため、同じ規則やルールに沿った生活を続けることを好みます。

ADHDの女性は
多動、衝動性がありますので、逆に変化の無さに絶えられず、次々と新しいことを始めたり、予定をつめ込んだりしすぎるので、規則正しい生活が苦手ですし、ゴミや家の物をかたずけられない大雑把な人、適当な人と思われがちです。

こうしてみると、アスペルガー症候群の女性は「ガールズトーク」についていけなく、男の様な脳をしているだけなので、表面上あまり、他人にきずかれることは無いのです。

むしろ、ADHDの女性のほうが、「女子力」が最低で、人間的に「だらしない」要素や「しょうもない」要素を持っていますので、分かりやすいかもしれません。

関連記事
「発達障害」という言葉だけが先行し、脳科学の「社会の理解が進んでいない」
何年たっても仕事のできない「ADHD」女子社員。。ずっと放置されてきていますが、今更ですが、会社としては、どう扱うべきなのでしょうか?
シロクマの屑籠 「発達障害のことを誰も知らなかった社会には、もう戻れない」を読んで
NHKが、ついに「発達障害」を1年間特集する。

面白い記事を見つけました。。「発達障害の夫、カサンドラな妻」です。

Sponsored Links










コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*