楽天が、携帯電話向けの電波を割り当てるよう総務省に申請したようです。

2018年2月26日、
楽天が、携帯電話向けの電波を割り当てるよう総務省に申請したようです。

自前で通信網を持つ、第4の「キャリア(携帯会社)」として、現在の「土管屋3兄弟キャリア」に挑んでゆくことになるのでしょうか。

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geralt / Pixabay

今回、総務省は、「防衛省」や「ラジオ局」の通信に使われていた電波を整理して、空いた部分を4枠に分けて携帯会社に割り当てるのですが、ドコモ、au、ソフトバンクも申請したが、総務省の審査では新規参入者が優先されるため、「楽天」が割り当てを受ける公算が大きいようです。

問題点は、回線の設備をどのように確保するのか?

・まず大都市部では、巨額の設備投資をして、自前の通信網を整備する方針だそうです。

・他の地域では大手の回線を使う必要があるが、今はドコモの回線を借りて格安SIM事業を行っており、ドコモに交渉を申し込み、受け入れてくれるだろうか?

NTTの鵜浦博夫社長は2月9日、2017年4~12月期決算発表の記者会見で、楽天の携帯電話事業参入に関連して「(NTTドコモとの回線共用の)申し出があれば協議を断る理由はないが、固定電話と異なり(携帯電話の回線共用は)義務ではない。ビジネスとしてしっかり協議する」と述べています。

楽天には、「土管屋3兄弟キャリア」と違い、コンテンツが有ります。

コンテンツ? 動画配信、楽天ショップ、クレジットカード部門で1500万人の会員

楽天の携帯電話とサービスを組み合わせれば、収益源は広がるように思えるのですが、株価の方は、ちょっと値下がりして、市場の反応は、問題点も多く、厳しい様です。

4Gに向けてのキャリアの設備投資額を観れば、1兆円を超える設備投資をしていますし、2020年に実用化する次世代通信規格「5G」に向けても、設備投資が必要になります。

楽天は、2025年をめどに最大6000億円の資金調達を行い設備投資などに回すというが、大手と同規模の基地局を整備するのは容易ではないでしょう。

以前、ソフトバンクが、思いっきり借金して「ボーダフォン」を買収したようにはいかないでしょうね。

もう一つの問題点

Appleから、iPhoneの販売権を、もらえるか?

Appleは、数百万台ではなく、「数千万台規模の商談でなければ相手にしない」様です!!

こうしてみると、楽天の新規参入は、本当に大変なようですが、「土管屋3兄弟キャリア」とは、別の収益構造を有していますので、利用料金を下げる原動力になってくれることを期待します。

「Amazon」とか「Google」が、日本の携帯事業に参入すれば、あっと云う間に料金は下がるでしょうが、ちゃんと「コンテンツ」を持っている企業は、見向きもしないでしょう。


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