【重要記事】うつ病になりやすい、発達障害(自閉症)と「産後うつ」について

本日の重要記事は、うつ病になりやすい、発達障害(自閉症)と「産後うつ」についてです。

1.うつ病になりやすい、発達障害(自閉症)

1)知的障害のない自閉症の成人(高機能自閉症、自閉症スペクトラム障害(ASD)と言われている)では、重度の自閉症の成人よりも、「うつ病」になるリスクが高いことがわかっています。

今回の研究では、さらに知的障害のない高機能自閉症の成人に限れば、そうでない人に比べてうつ病になる可能性が4倍も高いこともわかりました

知的障害のない自閉症の人は、「自分の困難について認識できるために特にうつ病になってしまいやすい。」

自閉症の人の約20%がうつ病に。高機能自閉症の人では4倍にも

つまり、どんな人たちかと言うと、発達障害の中で、「自閉症スペクトラム障害(ASD)」の人たちの多くが、つらい社会的な困難を経験しているようです。

もっと早く、「自閉症」の診断を受けることで、「うつ病」になってしまう原因となる心理的な問題を減らせることができるはずですが、日本の世の中なんて、未だに血液型で性格を判断しているくらい、低レベルですので、気づいてやることなど不可能に近いでしょう。

この知識は、もはや、中学、高校の学校教育の中で、ちゃんと教える時期に来ているでしょう。

2)目に見えない障害にどう対応すればいいのか

「発達障害」などで、「ADHD」以外の分類で「自閉症スペクトラム症」と言われている様に、「スペクトラム(:連続体)」状態と云うか、分かりやすく云えば、白から黒に向かって色が変わるグラデーションの様に、「灰色」のどの部分に、症状が位置するのか、一目で判断できないところが、難しい処でもあります。

下手すれば、勝手に「発達障害」のレッテルを貼った。。と非難されてしまいます。

「生物多様性」。。。ではなく、企業経営における「ダイバーシティー(人材と働き方の多様化、多様性)」の中に、この問題を取り入れて行けるのかどうかが、これから問題になってくるでしょう。

社会人になってから、「脳科学」の勉強をなんてする人は、あまり居ないでしょう。

昔から、障害を持った人が居たのでしょうが、今まで「変な人」で終わっていた人が「脳科学」が発達して、色々なことが、判明してきている途中ですので、ただ単に「仕事ができない」という事で、会社組織から排除されない様に、当事者も、そうでない人も、理解を深めていくことが、大切なのですが、目に見えない障害ですので、理解を進めるのは、普通の「学校教育」のレベルで、学習させないと難しいでしょう。

関連記事
”「本人が自覚していないと周りが振り回される」「事務作業が苦手」大人の発達障害当事者会で見えた課題”  池上正樹さんの記事を読んで思う処。

【興味深い記事】”企業の6割「現在メンタル不調者がいる」 要因と思われること1位は「職場の人間関係」”?

【書籍紹介】 「いじめは生存戦略だった!?」 進化生物学で読み解く生き物たちの不可解な行動の原理」

パーソナリティー(人格)障害(PD)って、どんな障害?
【面白記事:重要】 職場に増殖中”サイコパス”タイプ別対処法

愛着障害について 「愛着」とは何ぞや。。「愛着」がなぜ必要か

「マインドフルネス」と「脳」について
キラーストレス そのストレスは、ある日 突然、死因に変わる。

2.「産後うつ」

出産後1年未満の女性の死因は自殺が最多 「産後うつ」と関係か

出産したあと1年未満の間に自殺した女性は、2016年までの2年間に少なくとも92人に上ることが、国立成育医療研究センターの調査で初めて分かった。出産後1年未満の女性の死因では最も多く、専門家は、産後のうつが関係しているとみている。NHKニュースが報じた。

「産後うつ」は「ホルモンのせい」ではない【「産後うつ」チェックリスト付】

1)脳の仕組み

エストロゲン」は、女性ホルモンの一つで、卵胞の成長をサポートするために卵巣から分泌されるので、「卵胞ホルモン」とも呼ばれ、女性らしくしてくれるための働きをします。
ところが、出産後、胎内で赤ちゃんを育てる必要がなくなるため、産後2日目ころから急激に分泌量が減少する。その影響で「セロトニン」を始めとする「脳内神経物質」の働きが弱くなったり、ホルモンのバランスが崩れると産後、“うつ”を発症したり、孤独感に苛まされる。産後のエストロゲンの減少は、精神的な面でも不調の原因となります。

脳内神経物質」とは?
ニューロン(神経細胞)間で信号(刺激)をやりとりするために必要な物質は、神経伝達物質と呼ばれています。例を挙げると、γ-アミノ酪酸(GABA-ギャバ)、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンなどです。

逆な言い方をすれば、自分ひとりではなく、「共同養育」をさせるために、エストロゲンが減少する仕組みになっている様です。実に上手い仕組みではないでしょうか?

しかしです。

2)豊かな社会に成ると、下記の様に、みんな自然の「摂理」とは逆の行動をしてしまうのです。

どういう人が、「産後うつ」になりやすいのか?
・元々「真面目で几帳面」だったり、うつになりやすい気質の人はリスクが高いそうです。

・今は、「核家族化」が進み、育児サポートを受けられない母親が増えてきました。

・さらに4人に1人にまで増えた「高齢出産」は、20代の出産に比べて出産による身体のダメージ、睡眠不足や疲労からの回復が遅く、ストレスもたまりやすい。
特に高齢出産の女性は働いていることが多いので、職場でのストレスやうつを経験している人が20代に比べると多くなります。

高齢出産、核家族化が進み育児サポートを受けられないなどは、自分で選択してそうなった部分も多少ありますので、我がまま言わずに、助けを求めた方が良いように思いますが、我がままですので、助けなど求めようとしないのが、現代の「嫁」なんでしょう。

原始時代(狩猟採集)から、子育ては、共同で行うのが当たり前ですが。。。手短に共同養育の相手である「旦那」になんて頼っても無理、無駄です。 役に立たないのです。

「ぞう」、「ヒョウ」、「熊」などは、子供は母親が育てます。 雄は交尾(種付け)を済ませれば、おさらばです。

唯一の共同養育の相手である「夫」と云いましたが、2世帯で住んでいれば、ジジ・ババも居るのです。最近は、このジジ・ババも「我儘」で、子育てなんか手伝わないのも居ることも確かですが。。。

・「核家族化」が進み。。。。ここをみんな、なぜ?スルーするんでしょか?
「核家族化」が問題なのに、なんで? 夫が育児を手伝わない。。。が、先に問題になる?

・親と一緒に住むのを嫌っておいて、「核家族化」が進むもクソもない。
その孤独感に耐えられず、「ママ友」と呼ばれる母親同士のつながりを求める日本特有の社会現象も起きています。 「自業自得」と云えば、その通りですが。。。。

子供を産みたいし、仕事もしたい、おまけに、ジジ・ババにも干渉されたくない。

これが、ここが勘違いしている処で、ブルジョアみたいな生活ができる経済状態なら、全部、金を支払って、人を雇ってでも、自分の思う通リに出るでしょうが、普通の女性は、そんな恵まれた環境ではないでしょう。

でも、自分の思う通リにしたいと思っている。。。いつまでたっても、6億円の「宝くじ」が当たらないと無理でしょう。

3)こんな事を考えている反面、女性が子供を命を懸けて産むときの大変さを、男は、何も知らない。

NHKのドラマ10で「透明なゆりかご」というドラマを放映しています。産婦人科医院 看護師見習い日記なのですが、1話つづ完結していますので、途中から見始めても大丈夫です。

『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』は、沖田×華の日本の医療漫画作品。『Kiss PLUS』2014年1月号より連載を開始し、第3話より『ハツキス』に連載が移された。既刊7巻。第42回講談社漫画賞少女部門受賞作だそうです。

私のよく行く、スタバに、このドラマの主人公によく似た、札幌の「天使大学」の学生が、バイトしているのですが、このドラマを観てねと話したら、「お母さんと一緒に観ました」と報告してくれました。 この子は、なんと「天使大」で生まれて、看護師になる為に「天使大」で学んでいます。 ドラマの主人公によく似た、小さくて可愛い、いい子です!!!

私の場合、若い頃、病気で療養生活が長かったせいもありますが、「看護婦」さんの指示は、絶対ですので、間違っても「No」と言えない様に、「脳」にプログラムされています。

もう一つ、このドラマは、男が結婚する前に、必ず観ていたほうが良いと思います。

今頃、考えても、どうしようもないくらい遅いのですが、私も「2人の娘を生んでくれて、ありがとう」と、無条件に感謝するしかありません。

女性が、どんな思いで、出産するのか、観ていて少しでも分かれば、良いのではないのでしょうか。。。そうすれば、産後の嫁を労わる気持ちが湧いてくるでしょう。

男は、子供が生まれても、実感がわかず、まだ、「ぼくちゃん」のままですので。


Sponsored Links



関連記事
NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」 子育てがつらすぎる! なぜこんなに不安で孤独なの?私って、母親失格? 母親になる前に知っておくべき「脳」の仕組みについて。

【書籍紹介】 岡田 尊司氏の著書3冊紹介します。 最新版「愛着障害の克服 「愛着アプローチ」で、人は変われる」

子どもを「大切に大切に」しながらダメにする親と云う記事が、面白い。
「発達障害」という言葉だけが先行し、脳科学の「社会の理解が進んでいない」
【書籍紹介】「自閉症の世界」 多様性に満ちた内面の真実
何年たっても仕事のできない「ADHD」女子社員。。本人、無自覚、ずっと放置されてきていますが、今更ですが、会社としては、どう扱うべきなのでしょうか?

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください