【書籍紹介】FACTFULNESS(ファクトフルネス) 賢い人ほど世界の真実を知らない

本日の書籍紹介は、FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣  賢い人ほど世界の真実を知らない。

本書では世界の本当の姿を知るために、教育、貧困、環境、エネルギー、人口など幅広い分野で統計データを紹介しながら取り上げています。

人間の「脳」は、自分の都合の良いように物事を捉えてしまう。

ホモ・サピエンスは、「フィクションを信じる力」があるから生き残れたのです。しかし、この書籍は、このフィクション(虚構)を暴きます。

FACT FULNESS

 – 目 次 –
10の本能、思い込み
第1章   分断本能    「世界は分断されている」
第2章   ネガティブ本能 「世界はどんどん悪くなっている」
第3章   直線本能    「世界の人口はひたすら増え続ける」
第4章   恐怖本能     危険でないことを恐ろしいと考えてしまう
第5章   過大視本能   「目の前の数字が一番重要だ」
第6章   パターン化本能 「一つの例がすべてに当てはまる」
第7章   宿命本能    「すべてはあらかじめ決まっている」
第8章   単純化本能   「世界は一つの切り口で理解できる」
第9章   犯人捜し本能  「誰かを責めれば物事は解決する」
第10章 焦り本能    「いますぐ手を打たないと大変なことになる」
第11章 ファクトフルネスを実践しよう

どの質問も、大半の人は正解率が3分の1以下で、ランダムに答えるチンパンジーよりも正解できない。

しかも、専門家、学歴が高い人、社会的な地位がある人ほど正解率が低い。
その理由は、10の本能が引き起こす思い込みにとらわれてしまっているからだ。

専門家、学歴が高い人、社会的な地位がある人ほど正解率が低い。

ここが、面白いですね。

専門家、学歴が高い人、社会的な地位がある人は、世界の事を知っていると思い込んでいること自体が面白いというか、勘違いしているところでもあります。

勘違い
専門家       :
自分の専門しか知らない、だから専門家なのです。
学歴が高い人    :学歴が高くても、社会に出て勉強していなければ、何も知らないでしょう。
社会的な地位がある人自分の地位や名誉、金儲けの事しか考えていなければ、世の中のことなど何も知らないでしょう。

私の場合、チンパンジーよりも正解率が良かったので、ちょっとホッとしています。

自然科学(宇宙物理学、地球物理学、生物・遺伝子工学、脳科(神経)学、人工知能とロボット)、社会学(貧困問題、教育問題など)、更に人類学、歴史学など、最後に生き残ったホモサピエンス(人間)について、色々な角度から調べていると、面白いことが、どんどん分かってきます。

人間とは? 人工知能を研究すれば、必ず、ここにぶち当たります。 人間のすごさを思い知るきっかけにもなります。

この世の中は、なぜ、化け物の「脳」を持った人間に、一時的にでも支配されるのか?

なぜ、歴史は繰り返すのか?

人類学、歴史学、脳科(神経)学などを調べれば、弱い人間の集まりが、いかに危険なのかが分かるはずです。

人類の歴史が始まったころは、誰もがレベル1にいた。

人類が、こんな生活レベルまで、達したのは、ほんの百年も経たないくらいの出来事です。

それ以前は、地球上の殆どの人たちは、同じようなレベル1で生活していました。

4つの所得レベル
・レベル1:10億人 収入は1日1ドルから
・レベル2:30億人 収入は1日4ドル
・レベル3:20億人 収入は1日16ドル
・レベル4:10億人 収入は1日32ドル

これを観れば、世界は2つに分断されていないのです。

人類にも、「セレンゲティールール」みたいなものが、あるのでしょうか?  生活が豊かになると、子供を作らなくなる。

絶対的貧困ではなく、相対的貧困、貧困ではなくなると、相対的に比較した貧困が現れ、裕福でない方は、食うことには困らないが、かたや、一日中、働かないと、その月の生活が維持できない。 このような状態になれば、余裕は無く、生きているだけで、文化的な生活もままならない。

子供が、死ななくなると、余裕のある親は、子供にお金をかけるが、余裕のない親は、子供にお金を掛けれない。 運よく、レベル3からレベル4まで這い上がるのに何世代かかかってしまう。 しかし、自分の生活が、精いっぱいだと、中々、這い上がる事さえもできない。

なぜ、ホモ・サピエンスだけが、生き残ったのか?

「サピエンス全史」では、「フィクションを信じる力」だと言っています。

宗教、貨幣、帝国。。。これ全部、フィクション(虚構)ですよね。

ですので、世の中、こうだ!! と云えば、それを信じてしまうのが、ホモ・サピエンスなのかもしれません。

その危うさに警鐘を鳴らす上でも、大事な考え方です。

いずれにしても、「人類学」ではありませんが、人間の持つ「脳」の「特性」を、「くせ」を良く洗い出して研究した書籍ではないでしょうか。

「脳科学」とリンクしている様で、とても、面白い1冊です。


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