孫正義社長、総務省がいわゆる「実質0円」といった売り方を是正するよう求めている件についての所感

ソフトバンク 孫正義社長、総務省がいわゆる「実質0円」といった売り方を是正するよう求めている件についての所感(2016年3月期第3四半期決算発表会での)。


Sponsored Links




「ビジネスにはどう影響があるか」との質問に、孫社長は穏やかな口調ながら「ユーザーが最初に支払わないといけないのが端末の代金だが、若い人には特に負担だと思う。頭に5万円、10万円といったまとまった額を支払わなくても済むように、良かれと思って実質0円のサービスを提供開始した。それをけしからん、と仰る方がいる。それは変えましょう。でも、それは本当に改善なのか、あるいは改悪なのか。ユーザー目線で見ると、色々な議論があると私は思う」とコメント。その上で「もっとも0円で提供することは、経営的には負担となっていた。経営の負担が減るという意味では、悪くない。ユーザーには、通信料金をより安く提供するなどして還元していきたい」と続けた。

「通常なら6万円から10万円くらいするiPhoneが、世界一安く手に入る国が日本だった。僕はそれで良いんじゃないかと思うが、それがイカンとおっしゃるので、決められた方針に従うと申し上げている。できるだけ実行していきたい」

マイナビニュースより

1.まず、なぜ、こんな売り方をするのか?

若い人には特に負担だと思う。頭に5万円、10万円といったまとまった額を支払わなくても済むように、良かれと思って実質0円のサービスを提供開始した。

「実質0円のサービス」のサービスではなく、携帯電話料金に全部、端末料金も含めて、支払わせていただけで、実質0円になっていたわけではないのです。

言い方で「実質0円」と、恩着せがましく言っているだけです。

端末料金を「通信料金」で回収していく慣習が続いているだけです。

なぜそうするか?  そんなの簡単です。

大量に売る(契約)には、パソコンさえも使いこなせない国民が大勢居る中で、端末代金が、5万円です、10万円です。 って言って売れる訳ないでしょう。 使いこなせもしない道具に、そんなに金を出すわけが無いからです。

2.「2年縛り」の意味

「最初の2年間は契約を続ける必要があり、2年経過後は特に通知はないが、自動的に2年継続契約となる」

別に解約したければ、2年以内でも解約できる。 しかし、解約金がかかる。

いつ、2年満期になるかは、自分で把握しろと言いたい。自己責任。
キャリアは、忘れるバカが居るだろう、解約できないだろうとタカをくくっているだけです。

「実質0円」と云う言い方。。。これが曲者で、2年以内に解約すれば、端末代金の残債を解約時に支払う必要がある。

端末代金を「0円」と言ってしまえば、すぐに解約金1万円くらい支払い、端末を持ってトンずらするから、2年間使えば「実質0円」、途中解約すれば、端末の残債を支払ってくださいよ。。となる。

やり方が、うまいでしょう? このカラクリ。。。でも無いが、タダで端末を配る訳が無いでしょう。

キャリアとしては、端末代金は、別途、通信料金以外に請求しますとなれば、「実質0円」という売り方は、逆にしなくても良くなるのです。 でも、これだと、端末が高価で、誰も買ってくれなくなる。

だから、「2年間使えば、実質0円です」と言って、損しないように通信料金を高くして売るしかないのです。

このカラクリをちゃんと、理解していない国民が多すぎるのです。

3.端末料金を「通信料金」で回収していく慣習

一番分かり易いのが、「経営の負担が減った分、別の形で還元する方向にいっている」と言っているが、経常利益を見れば簡単です。

「実質0円」にしていて、経営の負担になっていたと云いながら、なぜ?「経常利益」が、数千億円になるの?と言いたい。  売上高は6兆8102億円、営業利益は8753億円

何だか、言ってる事とやっていることが、他のキャリアも同じだが、全然違う。

はっきり言えばいいんです。

この携帯電話料金は、端末代金も含めた値段ですよ! だから、ちょっと高いんですって言えばいいだけです。

こんなこと、ちょっと賢くないユーザーでも理解できてると思うのですが。。。。

4.恩着せがましい売り方に乗ってしまう

恩なんか着せていません。。。途中、端末だけ持ってトンずらされないように「実質0円」と言っているだけです。解約するなら「実質0円」にならないよ、「端末代金はちゃんと払えよ」と言っているだけです。

通常なら6万円から10万円くらいするiPhoneが、世界一安く手に入る国が日本だった。僕はそれで良いんじゃないかと思う

だーーーれも、世界一安く手に入る国が日本だったのを悪く云っているのではない。

なんか恩着せがましく、「実質0円」、「タダにしました」みたいな言い方をするから、総務省に叩かれるのです。

まあ、日本のキャリアは、所詮、だだの「土管屋」ですので、契約を増やして、通信料金を高くして、金を取るしか、能が無いのです。

しょうがないのです。 コンテンツも端末も、日本製ではないのですから。。。美味しい所は、みんな、他の国に持って行かれていますので。。

だから、「実質0円」という、小賢しい言い方を止めて、端末料金も含めてこの価格ですと、いままで通り、販売すればいいだけです。

高いと思う人は、キャリア3社ではなく、「MVNO」と契約すれば、良いだけです。

関連記事
2016年、キャリアの携帯電話料金は値下がりするか? 予想通りユーザーをなめている。
2016年、キャリアの携帯電話料金は値下がりするか?
総務省の「携帯電話値下げ議論」が決着、「値下げ」提言 本当に安くなるか?
ついに出ました!! 総務省が、携帯端末の過剰な値下げによる「実質ゼロ円」での販売を禁止に、違反なら業務改善命令、総務省が指針制定へ
政府が始めた国内の携帯電話料金の引き下げ議論に関して、キャリアの社長たちが戸惑っている件について。

Sponsored Links




コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*