【書籍紹介】虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか

本日の書籍紹介は、「虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか」です。
石井 光太 (著)

最近、芸能人の女性が、年下の夫に「子供が欲しい」との理由で離婚したとの話を聴いて、理不尽さを感じていましたが、人様の家の事ですので何とも言えない、デリケートな問題でもありますが、こんな風に思ってしまいます。

子供ができない夫婦が、不妊治療するのは良いが、子供ができなければ、そんなに子供が欲しけりゃ、なぜ「養子」をもらわないんだろうと考えてしまいます。

1.養子だって、立派な子供です。 その発想が理解できないのです。

「養子」でいいじゃんと思ってしまう。

そんなに「血」のつながりが大事かな? そこにどんな「価値」があるだろう?

確かに、養子を貰うには厳しい条件がありハードルが高いでしょう。ちゃんと養育する環境になっているか慎重に調査される。さらに両親とも精神状態も大丈夫か?  など。

たぶん、そこに「不都合な真実」が隠されているだけです。

価値と云うより、他人の子より、自分の子供の方が、制約も無く、自分達夫婦の勝手に育てられるからか?

養子だと他人の子だから、ダメな子の時、責任を取らされるのは嫌だから?

自分で子供をダメにして責任を取らない親なんて、世の中ごまんといる。

それは、自分が産み、育てるべき子供の人生に、悲劇的な悪影響を及ぼす場合です。子供とのかかわりの中で、「化け物(モンスター)」の様な振る舞いをしてきます。この場合、「ニューロダイバーシティ」などと、悠長な事を言ってられないのです。

こんな場合もある。
子供ができないみたいだが、密かに、できなくて良かったねと思う様な夫婦。 夫婦2人とも、ちょっと、お互い「脳」に何らかの発達障害などを抱えているような夫婦で、貧乏ではないが、生れてきた子供が大変になりそうな夫婦です。

ただ、この様な夫婦は、自分たちの事が精いっぱいで、「養子」を貰うなどと云う発想すらないので、産めなくても、このままで、これはこれで良いのではないかと思います。

2.少年犯罪と被虐待、性非行、ドラッグ依存、発達障害との関係……。

世の中、「毒親」もそうですが、家庭が崩壊して、生まれてきた幼児を養育するための環境に全く適さない状況で、育った少年/少女が、精神的に病んで、犯罪を犯す確率が各段に高い状況になります。

少年/少女が、犯罪を犯す原因の殆どは、劣悪な、崩壊してしまった家庭環境によって発生している場合が殆どなのです。

生れ付きのモンスターではなく、劣悪な家庭環境によって発生するモンスターで、モンスターにならざるをえなかった子供たちが一番悲劇です。

犯罪を取り締まる前に、劣悪な家庭環境で、子供を自由に産んで、虐待、ネグレクト状態にする親はいつになったら取り締まるんだろうと思います。

法律の問題、児童相談所の問題、支援施設の問題、貧困の問題、薬物の問題、障害の連鎖の問題と、弱い処にしわ寄せがきています。

いっそのこと、養子をもらう時と同じように、条件がそろわなければ、産ませなければ良いのではと考えてしまいます。

過去、「優生保護法」の名の元に、障碍者に対して、不妊治療を施し、今頃、裁判沙汰になっていますが、劣悪な家庭環境の場合には、「子供を産み育てる権利無し」とすべきなのかと考えてしまいます。

「人権侵害」だと言われるでしょうが、じゃ、生れてくる子供の人権は侵害していないのか?

そうしないと、同じように、不幸な子供が出現して、犯罪を犯して、刑務所(少年院)に送られることが無くなりません。

子供は、親を選べません。 人がどのような両親の元に生まれるかは「運」でしかない。

ですので、不幸を、十字架を背負って生まれてくる子供の事を考えると、人間、いくら自由に生きる権利があっても、「劣悪な家庭環境下で子供を作るな」と言いたいですね。

子供の「脳」を傷つける親には、もっと、厳しい措置が必要でしょう。

どんな人間にも、産む権利があるのなら、国家が、もっとちゃんと面倒をみるべきなのでしょうか。子供さえ、まともに育てられないくせに、平気で産む人間を止める事はできないのですから。

虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか

統計でも裏付けられる、虐待と少年犯罪の因果関係。

少年犯罪の「病理」と「矯正教育」の最前線を追う。

– 目 次 –
第一章 少年院の矯正教育
第二章 少年の<心の闇>とは何か
第三章 性非行に走る少年たち
第四章 ドラックという底なし沼
第五章 被害者遺族の慟哭
第六章 非行少年は生まれ変われるのか

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