あと25年後、日本の社会はどうなっているのだろう? 2020年1月に考えてみる。

2020年1月、
2045年には、AI(人工知能)は、人間の「脳」を超える「シュンギラリティ(技術的特異点)」に到達するといわれています。

私の大好きな世界なのですが、映画で言えば、
デストピアの世界でいえば「ターミネーター」のT-800の様なロボットが出現する世界が来るのか、「ブレードランナー」の様な精巧な「アンドロイド」の世界か、人類が大好きな戦いの世界「スターウォーズ」のような世界が来るのか、「スタートレック」の様にUSSエンタープライズ号で、宇宙空間をワープ航法を駆使しながら冒険できる世の中が来るのか。

上記の世界は、まだ、遠い未来のような気がします。
1968年公開のSF映画『2001年宇宙の旅』(ここに登場していた「HAL 9000」は、メインフレーム型のコンピューターでちょっと古いのですが)のようになるのは、時間の問題のように思います。

もちろん、その頃には、私は、この世に存在していないでしょうから、どうなろうが関係ないし、どうなったところで私のせいでもありませんので、本当は知ったことではないのですが、あと25年経ったら、日本はどうなっているのだろう? とふと考えてしまいました。

ただ自分の子供達が、どのような生活を送っているのかだけは、ちょっと気になりますので、想像してみましょうか。

今年生まれた子供たちは、大学を卒業して社会に出る頃。今、30歳前後だと55歳位、高校生3年生くらいだと43歳位いづれも、人生で、働き盛りから、終わりにかけての出来事のように思いますが、どんな仕事をしているのか?、遊んで暮らしているのか?

どう頑張っても、遊んで暮らしている訳がありませんよね。
多分、社会階層が2極化して、上位が、今よりもごく少数、あとは皆、同じようなレベルの生活を強いられている様に思います。

1.人間の「動物化」、「家畜化」

ネオサピエンス 回避型人類の登場」 岡田 尊司 (著)
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これは、脳科学、脳神経学、分子生物学などを勉強している方なら、理解できるだろうと感じることですが、これより先に、徐々に人間の方が、ヒトから動物へと退化する「動物化」が進むような気がします。

回避型人類」とは。。。
・単独生活が基本
・セックスをしない
・子育てに関心がない
・集団への嫌悪と恐怖
・人より物、物より情報を好む
・ルールと統制を重視する
・キレると何をするかわからない
・蔓延する依存症と刺激中毒
・突然襲ってくる自殺衝動
・死を悲しまない

人間は、劣悪な環境で育てば、自分がどんなに正常でいようとしても、正常にはならない場合が多いのです。 それは、脳の配線が、自分の意思とは関係なく、成長過程で歪んだ形で編成されてゆくからです。

そのことを知らないので、「性格のせいでしょう」としか認識できないのです。

この書籍を読んでいると、人間性の極めて低い人類が増えれば、人工知能によらないシンギュラリティが、もっと早く到来するのではと思ってしまう。

人間が、「動物化」、「家畜化」してゆけば、人間性の欠片もないロボットとすぐ同等になるでしょう。

今の、労働人口構成で云えば、上位の人間たちも、仕事を奪われてくれば、増々、格差が広がり、上位の人間たちが、ほんのすこしで、残りは、ほぼ、同じような下位の人間たちになり、人間というより、動物化が進むのではないでしょうか。

「シンギュラリティは来ないが、100年前のケインズの予言は当たる」、つまり意識を持った汎用型AIの到来はまだ難しいが、確実に人間の仕事は奪われる。

最先端テクノロジーのエンジニア、クリエイター、抽象的・人文科学的なことを考えられる人たちは、これから活躍できる。

AI関連の書籍、哲学、人類学、脳神経学、生物学などの書籍をいつも読んでいると、感じるのが、AIが発達してゆくが、同時に人間の方が、動物化してゆくのではないかと云う不安が付きまとうような気がします。

「動物化」という言い方でなければ、違う言い方で云えば、映画ターミネーターの未来から来たロボットT-800のように、優秀だが心の無い人間と、後は、心は有るが、ガラクタのロボット化した人間と云った方が分かりやすいのかもしれません。

今でも、T-800のような人間性の欠落した人間が増殖中というか、たくさんいます。

・単独生活が基本
・セックスをしない
・子育てに関心がない
・集団への嫌悪と恐怖
・人より物、物より情報を好む

こんな奴、あなたの周りにもたくさんいるでしょう。

2.日本の社会を歴史社会学的に見れば

1)日本社会のしくみ

社会をどう捉えているのかは、人それぞれ、どの階層に居るのかによっても、違うでしょうが、上の階層の人間は、社会的にも力もあり、変えようとは決してしない。

歴史社会学の小熊 英二さんの著書「日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学で記載されているように、これまで、変動が起きているのは、下の階層の民衆です。 社会の仕組みで云えば残余型」の人たちです。


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小熊 英二さんは、現代日本での生き方を「大企業型」「地元型」「残余型」の3つの類型に分けて説明しています。 60年代後半から70年代のはじめに完成したその構造を「社会のしくみ」と呼んでいます。 

大企業型が約26%、
毎年、賃金が年功序列で上がっていく人たち。大学を出て大企業の正社員や官僚になった人などが代表です。

地元型が約36%
地元にとどまっている人。地元の学校を卒業して、農業や自営業、地方公務員、建設業などで働いている人が多いです。

残余型が約38%
平成の時代に増加してきたのが、所得も低く人間関係も希薄という「残余型」。都市部の非正規労働者などがその象徴です。

下の階層の人間たちは、どんどん貧窮してゆく。 上の階層の人間は、社会が乱れる、混乱する、ぎりぎりの処まで、放置する。 これが日本の現状で、このまま現状が維持さて、行くところまで、行きつくのではないでしょうか。

確実に、AIの能力は向上して、仕事を奪われるが、さて一体、どこの分野から仕事を奪われるハメになるのか。そして、いよいよ、「大企業型」の人間たちの企業まで、AIが浸透してゆけば、人口減少とセットで、構成比がいよいよ変化するでしょう。

2)これからの変動

現在、大企業の中高年の「リストラ」が、本当に始まっています。
・朝日新聞
・味の素
・カシオ
・ファイザー
・LIXIL
・KIRIN
・日産自動車
・損保ジャパン日本興亜など

少子高齢化で、人手不足と言われていますが、矛盾していますよね。

実は「意味のないクソ仕事」をしている階層は、人が余っているのです。

早期退職と云うリストラの実施理由は、
もちろん「業績悪化」という企業もあるが、それより、儲かっているが、AI時代の到来に備えるためとしているところが、なんとも時代の変化を感じるのすが、要らない人たちが切り捨てられる時代が、もうすぐそこに来ていて、始まっているのです。

現在までは、変動が起きているのは、下の階層の民衆で、社会の仕組みで云えば残余型」の人たちですが、AIの能力が向上してくれば、上位の「大企業型」の人たちにも確実に変動が起こり始め、減少するでしょう。

さあ、「大企業型」に属する、40代、50代のお父さん、すでに変動が始まっています。

現代日本での生き方で「大企業型」「地元型」「残余型」の階層の内、「地元型」「残余型」の階層は、昭和から平成の時代に、嫌というほど、変動・変化してきましたが、変動の少なかった「大企業型」の階層がいよいよ動き出したのかと思うと、わくわくします。

これでやっと「大企業型」に属する人たちも追い込まれ、数が減り2極化が加速します。

このような状態に、本当になるなら、「人工知能」の進歩も悪くないような気もします。
「大企業型」に属する人間たちが没落してゆく。

いままで、その恩恵を受けている「家族」も、ちゃらちゃらしていられなくなると云う事です。

3)AIが、どう浸透してゆくのか

AIも所詮は金儲けの道具ですので、
■AI(知能)のみと、AIとロボットの体をセットにした商品に別れるのでしょう。

■ボストン・ダイナミクス社のようなロボットはできるが、介護ができるような、細かな動きのできるロボットはまだ無理でしょう。

■安くならないと売れませんが、金がかかっても内部留保を持っている企業は、この先、AIに投資するでしょう。

そこで、金を出してくれそうな分野は、どこでしょうか?
・まず、現在も将来も不要な社員を先に、早期退職させられる会社(もう出てきています)。
・コスト削減(特に人件費)に非常に役に立つ分野、人間の労働時間の短縮になるような仕事
・高度な知能が必要だが、賃金の高い「人間性」や想像力をあまり必要としない職業などが不要になる。

要は、初期投資以外、金(人件費)が運営上コストがかからなくて役に立てば、企業も採用してゆくでしょう。

ロボットが企業で浸透して配置されれば、ロボットが仕事をしていますので、もう首切りなって云う事もなくなり、人事で苦労することもなくなるでしょう。

しかし、こんな事例も出てきました。

防衛省は、
2020年1月、陸海空自衛隊の中枢を担う幹部自衛官の人事異動に人工知能(AI)を導入する方針を固めました。業務の効率化が狙いで、中央省庁がAI主導で人事を行うのは異例ですが、今後2年間かけてシステムを開発し、導入時期を見極める。

3.絶対に対策しないとまずい事

1)少子化対策

人口で言えば、現状、1億2千6百万人、この10年の人口減少は400万人だが、これからの10年では800万人減り、そのあとの10年では1000万人近く減る。25年後は、1億ギリギリか、1億人くを切るくらいまで減少する。

本当にこのままだと、メスは子供を産まなくなります。

このままだと、人口動態が、キノコ雲のような形になってしまいます(いずれキノコの傘もも無くなるでしょう)。

2)「医療費削減」対策:高齢者の鍛えなおし対策

高齢者にかけている「医療費」の増大を削減する方策として、体がひどくひ弱でない老人から、自動車免許を剥奪(強制執行)する。そして高齢者を皆、徹底的に歩かせる。

特に仕事をしていない老人なら1日10kmの歩行を義務付ける。月に、距離の上限を満たさなければ、罰金を徴収する制度をつくる(年金を減額する)。

なに、歩くのにお金はかかりません。

サボって歩かない奴は、年金を減額すればいいのです。これだけで、ゾンビのように復活して健康になると大幅に医療費も減る。

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さて、ここで歩くことが、いかに大切かについてです。

1)人体を構成する骨
人体を構成する骨は、なんと約200個で構成さて、3年から5年で全部入れ替わります。人体は、「ネットワーク」をたくさん持っていますが、「骨」もまた、人体とネットワークを持っています。

2)脳にメッセージ物質を送っている
骨は、脳に「オステオカルシン」というメッセージ物質を血管を通じて送って、人体の大事な役割を果たしていますが、「骨量」が低下して骨が弱ると、骨から、脳へメッセージ物質を送れなくなります。

3)骨からの「メッセージ物質(オステオカルシン)」に関係している機能は、記憶力、免疫力、筋力、精力です。

骨に「衝撃」を与える(ランニング、ウォーキングなど運動をする)ことにより、「骨細胞」にあるセンサーが感知して、メッセージ物質を出して骨を制御する。

「スクレロスチン」という「骨の細胞が出す物質」の異常発生により、「骨芽細胞」で骨を作るのが抑制されてしまう。

よく高齢者が、骨折をして寝込んでしまうとダメになるのは、まさにこのせいですので、通常は、骨量の減少を防ぐ為に、なるべく歩かせるように訓練をする様です。

若く健康でも、高齢者の骨量しかない場合は、「スクレロスチン」の大発生が原因となっている可能性が高いと語っています。

ランニング、ウォーキングで、まさに骨に「衝撃」を与えて、骨量を増す(自転車に乗るのも、筋力アップなどに役に立つが、骨に衝撃を与えないので、効果は少ない)。

こうして、高齢者の医療費に当たる部分を子供を育てるための親の資金に財源を充てる。

教育の無償化はもちろん、大学を卒業するまで、子供1人あたり、5万円から7万円、国から支給する。 2人居れば、月10万円以上の収入になる。

2人居れば月5万円=10万円/月
年間にすると120万円(ざっと、主婦の年間パート収入ほどになる)
子供が成人するまで、20年間として2,400万円の収入になるのです。

ここまでしないと、確実に、人口減少の歯止めは効かないでしょう。

自身が老人の「政治家」は、逆立ちしても実施しょう、だから、若い人たちが全員選挙に行って、若い人に投票すればいいだけです。

金を持っている高齢者は、医療費10割負担でなんの問題もない。もっと搾り取れ。

4.社会心理学で云えば

「マズローの欲求5段階説」とは、アメリカの心理学者「アブラハム・マズロー」の理論で、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものであります。

  1. 生理的欲求
    食欲や排泄欲、睡眠欲といった生命維持に不可欠な要素の充足である
  2. 安全・安定の欲求
    病気や事故から逃れたいという「安全欲求」
  3. 所属と愛の欲求(社会的欲求)
    家族や友人、同僚といった集団に帰属したり、愛情を求める欲求
  4. 承認の欲求(尊厳欲求)
    高度な欲求として、他人から尊敬され、認められたいという欲求
  5. 自己実現の欲求
    創造性の発揮や自己啓発によって自己実現しようという欲求

現代社会では、マズローの欲求で云えば、2までしか到達できないが、「スマホ」と云う「オモチャ」のおかげで、一つ飛ばして、4の欲求を満たそうと、中毒・依存症に近い状態で離すこともできないものになっている。5の実現はほんの一握りの人のみ。

「若くもないし、資格もない」、「専門性がつかない仕事しかさせてもらえない」が、低賃金でも働き続けなければならない階層の人間がもっと増えてくる。

だから、人口が減っても、移民を入れなくても、人手が足りなくなることは、当分無い。まかなえるだけの低賃金でも働く、労働者がたくさん存在しているのです。

テクノロジーは、「人の心」は救えない、まして「貧困」も救えないのです。

なぜなら、テクノロジーは、人々を幸福にするという「幻想」を抱かせて、勝者の金儲けの道具だからです。


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