【書籍紹介】つむじまがりの神経科学講義  小倉明彦(著) 夏休みお勧めの一冊です。

本日の書籍紹介は、つむじまがりの神経科学講義  小倉明彦(著)

夏休み、お勧めの一冊です。 

お盆の時期になりましたが、コロナ禍の中、国内旅行、海外旅行や帰省で移動したくても、今年はどうしようと悩んでいる人と、お盆でも特に金を使って旅行などに行けない人にとっては、コロナ禍でも、特に何も生活が変わらないと云う人で別れるでしょう。

コロナ禍の中でも、お金に余裕が無い人にとっては、「お盆」も「コロナ」も関係ないですよね。どこにも遊びに行けないのですから。。。。

そんな方は、少し涼しい、静かな「スタバ」などの喫茶店を利用して、数冊の書籍を買い込んで、本を読むなんてどうでしょう。

▮新型コロナについて

怖いとかへったくれとか言っている奴に限って、何にも「新型コロナウイルス」について学んでいない奴が多勢に無勢でいますが、日本人の場合、「無知」さ故に、いつの時代にも横並びで居れば良いんでしょうね。

大阪府知事の「うがい薬」の報道で、薬局からうがい薬が無くなっていますが、本当に、頭の悪い奴に限って、小賢しく行動だけは速いのです。 「うがい薬で、ウイルスを防げるわけ無いだろ」と思うのですが、本当に笑ってしまうほど哀れですが、一生そのレベルなんでしょうね。

感染しても、高齢者、慢性疾患、肥満(デブ)だけは、注意が必要な訳。

最近は、PCR検査のせいで、陽性者の数は増加していますが、重症者の数と死者の数は、あまり増加していません。 体が健康であれば、そんなに恐れることは無いのです。

新型コロナに感染しても、人の体の防御態勢は2段階になっています。
マクロファージなど異物を食べる貪食細胞で構成される第1次防衛網である「自然免疫」で抑え込んでしまうので、「獲得免疫」はなかなか発動せず、抗体ができにくい。 これに対し、新型コロナではなく「インフルエンザ」の場合は毒性が強いので、第2次防衛網である「獲得免疫」が早期に発動して抗体ができる。

新型コロナのごく一部は、「自然免疫」の攻撃をかいくぐり、広く感染が拡大することがある。このような場合は、「獲得免疫」が出動し抗体で新型コロナを殲滅する。

さらにそのうちわずかな率であるが、一部の人では「免疫機構の暴走」である「サイトカイン・ストーム」を引き起こして重症化し、死に至ることがある。
高齢者や体力の弱っている人や高血圧、糖尿病、肥満の人は「サイトカイン・ストーム」のリスクが高くなる。

肥満の人が増えると、ACE2受容体が増加し、新型コロナの感染リスクも血栓形成のリスクも高まる。社会活動の停止で暴露率は下がっても、感染率や重症化率が上がる。そうしたバランスも考える必要があるだろう。

ACE2受容体新型コロナウイルスのスパイクと結びついて、細胞の中に取り込んでしまい、感染が成立する。子どもにはほとんどなく、年齢が上がると増える。また、高血圧や糖尿病でも数が増える。

参照:国際医療福祉大学の高橋泰教授が「感染7段階モデル」で見える化
https://toyokeizai.net/articles/-/363402

さて、本題に入りましょう。

「開き直るようで恐縮ですが、神経科学の一部しか語らないこの本にも、読んで役立つことがあります。それは、神経科学研究の現在の到達レベルがわかるということです。……記憶のしくみについて、ここまでわかっているが、ここから先はまだわからない、こんな説があるが、正しいかもしれないし誤りかもしれないという、その解明のレベルは、他の課題についても、ほぼ同じだといえます。」(「まえがき」より)

まえがきの通リですが、自分の今持っている脳科学の知識の「まとめ・補完」にもなります。

そうですね。 後は、今まで読んだ関連書籍の中では、語られていない、気が付かない脳の基礎的な知識が豊富に記載されていますので、なぜ? どうして?を後から発見することができます。

脳科学の知識を持っている人はもちろん、居ない人も「神経科学」のこの1冊から知識を深めてゆく機会ができるでしょう。

脳の「情報伝達をする仕組み」と「記憶の仕組み」などが、まだ分かっていない部分も含めて、分かりやすく記載されています。

非常に読みやすく、分かりやすく記載されていますので、難解ではないのですが、考えながら読んでゆくと、なかなかページが進まないのです。

▮ つむじまがりの神経科学講義

目次
第1章 神経系とは何か
01 神経系のなりたち
02 神経の興奮
03 神経の伝達
04 神経回路
05 神経系のクセ

第2章 記憶のしくみ
01 記憶の貯蔵
02 神経伝達の可塑性
03 神経回路の可塑性
04 記憶を操作する

第3章 記憶の異常
01 認知症
02 ストレスと記憶障害
03 スーパー記憶
04 細胞移植は記憶障害の解決策になるか
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