【書籍紹介】 共感という病  永井 陽右(著) 共感と言っても、一言では語れないほど難しいのです。

2021-08-19、
本日の書籍紹介は、 共感という病  永井 陽右(著)です。

札幌駅周辺の大きな書店を2店舗ですが、ほぼ毎日、回っていると、いつもではないが楽しみなことがあります。

JRタワービル、ステラプレイス5階の「三省堂書店」は、年に数回ですが、エスカレーター脇に特集を組んで書籍を並べてくれるのです。

8月19日、現在も実施していますので、是非、興味のある書籍がないか、観てみて下さい。

それも、私の好みのと云うか、普段、探し当てることのない書籍や社会問題などを扱った最新ではないのですが良書が並んでいるのです。こんな時は、すかさず興味のありそうな書籍をスマホでスクショを撮って保存しておきます。 普段もすぐには購入せずに「ブクログ」に登録しておきます。

そして、電車やバスに乗車中に、「ブクログ」で書籍を検索して、Amazonのサイトを開いて、上面程度の情報をみて、読みたいと思う書籍だけ、「ブクログ」サイトの自分の本棚に登録しておきます。

自分の本棚

その後、順次、読みたい書籍が、自分の「ブクログ」本棚に登録されていますので、これを読みたいと決めると、Amazonで購入しないで、ほぼ書店で購入します。

こうして、書籍を読んでいると、「衝動買い」するのも減り、ちょうど良いのです。

さて、この著者は、初めてですので紹介します。

永井 陽右さんです(1991年生まれ)。
NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事。
国連人間居住計画CVE(暴力的過激主義対策)メンター。
テロと紛争の解決をミッションに、主にソマリアなどの紛争地にて、いわゆるテロ組織の投降兵や逮捕者、ギャングなどの脱過激化・社会復帰支援や過激化防止を実施。
また、テロ組織との交渉および投降の促進、国連機関や現地政府の政策立案やレビューなどにも従事しています。

他の著書に
・『僕らはソマリアギャングと夢を語る 「テロリストではない未来」をつくる挑戦』。
・『ぼくは13歳、任務は自爆テロ。 テロと戦争をなくすために必要なこと』。

ちょっと変わった経歴を持っている青年ですが、会ってお話をしたことが無いのでわかりませんが、謙虚そうな人柄に思います。

共感という病

著者 : 永井陽右
かんき出版
発売日 : 2021-07-16

目次
第1章 キモくて金のないおっさんは、なぜ共感されないのか?

第2章 共感中毒がもたらす負の連鎖

第3章 紛争地域から見る共感との付き合い方
□特別対談 石川優実

第4章 戦略的対話 わかりあえない相手とのコミュニケーション

第5章 基本的に人はわかりあえない

第6章 共感にあらがえ
□特別対談 内田樹
—————————————————————-

共感について

「共感」には、「認知的共感(cognitive empathy)」「情動的共感(affective empathy)」の2種類あるようです。

■認知的共感:相手の思考や感情を理性的に理解しようとするもの。
情動的共感:相手の思考や感情を自分の感覚として感じること。感情的共感。

この違いを分かりやすく云えば、
ASD(自閉症スペクトラム症)は、認知的共感が低い。そのせいか、空気が読めないのです。
サイコパス(反社会性人格障害)は、むしろ、認知的共感が高く、情動的共感は低いのです。認知的共感が高いので、人を騙すのが上手い、だが、冷徹な側面は情動的共感は低いからでしょう。 殺人鬼では無くても、サイコパス的な性格を持った人間は、世の中にたくさんいるのです。

辞書で調べてみると「sympathy(同情、思いやり、共感)」と「empathy(共感、感情移入)」 sympathyは共感、empathyは同情、と分けることもあるらしいのです。————————————————————————————–

感想ですが、
ソマリアなどの紛争地にて、いわゆるテロ組織の投降兵や逮捕者、ギャングなどの脱過激化・社会復帰支援や過激化防止を実施している方なので、通常の国内の事情以外の事を見聞きしている、つまり、国外の一番厄介な事柄に従事しているので、物の見方が違い面白いのです。

最近の事柄で云えば、「アフガニスタン」の米軍撤退により、あっという間にタリバン勢力により政権が奪われてしまい大変なことになっています。 「勝てば官軍、負ければ賊軍」の状態になって、これからの情勢に注目が集まっています。

日本も、過去に第二次世界大戦で負けて、米国の統治下に置かれ、共産圏に組みすることなく、なんとかここまできていますが、国家とは、何なのかと言うことを考えてしまいます。

日本のお隣の某国でさえ、国家として認められていますので、世界各国は承認せざるを得ないのでしょう。部族や軍閥による支配が濃い政権になるということは、民主的な政府には到底ならないでしょう。イスラム教という宗教に、それぞれバラバラな部族や軍閥に支配されている国を日本と同じように、大国が言う事をきかせようとしても難しいのでしょう。

米国は、日本をうまく統治できたが、中東諸国では、ベトナムも含めて、ことごく失敗していますが、懲りない様です。

長い目で見ると、もっと昔から、あくどく植民地支配していたヨーロッパのろくでもない諸国の尻ぬぐいをしている様にも見えるのですが、どうでしょう?

皮肉を言えば、拗(こじ)れている所に、首を突っ込み、増々、拗れさせるのが、とても上手なのです。

過去に、悪どく植民地支配していたヨーロッパのろくでもない諸国をちゃんと巻き込んで行ければいいのですが。。。。

関連記事
【書籍紹介】 同調圧力の正体 (PHP新書) 太田 肇 (著)

【面白記事】人工知能における共感 (前編)

人工知能には無い、ヒトの「共感」という機能と自閉症とサイコパス

【書籍紹介】夏休み、最後に読んだ書籍がすごかった!! 「あなたの体は9割が細菌」 10% HUMAN

【書籍紹介】シャーデンフロイデ  他人を引きずり下ろす快感 中野信子 (著)
【書籍紹介】 ペルソナ 脳に潜む闇  中野 信子 (著)

【書籍紹介】 歴史と戦争 半藤一利 著


Sponsored Links




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする