NHKスペシャル 新・ドキュメント太平洋戦争「1941 第1回 開戦(前編)」 太平洋戦争に、なぜ日本は突入したのか?

2021-12-08、
12月4日(土)、NHKスペシャルで、 新・ドキュメント太平洋戦争「1941 第1回 開戦(前編)」が放映されましたが、この番組の視点に大事なことが隠されている様な気持ちになりました。そして、今から80年前の出来事ですが、多分、今でも「愚民」の国ですので、軍部が無かったとしても、同じことが必ず起きると云う危ない思いが沸いてきます。

1941年12月8日は、ハワイの真珠湾を奇襲攻撃をした日です。 つまり、アメリカと開戦した日でもあります。

1.この番組の制作で新しい試みが

太平洋戦争開戦当時の何百万人という色々な人の日記とかメモとかを全部集めてAIにかけ、今で言う所のTwitterのつぶやきのような感じに直して軌跡をたどる。すると、そのつぶやきは、一般市民だけでなく、政治家や軍、ジャーナリストなどの言葉をとにかくたくさん集めている。

当時は、文字で書くしかなかっただけですが、それをデータとして集めてAIに入れて、それを分析すると、「太平洋戦争開戦」当時の世論がわかって来るのです。

つくづく思う事は、この令和の時代に生きる国民も、昭和ひと桁から昭和10年代に生きた人たちの考えと生活の根本は何も変わってないという事です。

例えば「日独伊三国同盟」を結んで喜んでいる様など、まず、自国と他国の国際情勢を何も理解していない。ヤバイ国と同盟を組んだ事を

他国との情勢変化で、半径5m以内しか考えていない国民は、食い物が無くなり、誰かのせいだと云えばすぐに信じてしまう。 世論を信じてしまう。

普遍的に「3流国家」なんでしょう 国民も政府も、底辺国家。。。近くに存在している「チンピラ国家」と、なにも変わらない時代が有ったのです。

2.本当に語り継がなければならないのは、悲惨な体験だけなのか?

いつも、8月15日、終戦記念日(敗戦記念日)になると、戦時中の悲惨さを語り継ごうとする動きが毎年のように起こりますが、大切なことは、「悲惨さを語り継ぐ」ことではありません。

本当は、「戦争の悲惨さを語り継ぐ」のではなく、「人間の、人類の、生き残るための本能を発動すると、同じことを繰り返す」という、人間の「愚かさ」をちゃんと教えることが必要です。 

ここが、教育では、全く語られていないのです。 人間の「愚かさ」を。

圧倒的多数の「愚民」の存在が、戦争を煽る人間により、戦争へと突き進んで行く結果になることを考えるべきなのです。

簡単な事なのですが、それが現代においてもできないのです。 なぜなら、「愚民」が多すぎるからです。 「愚民」を消すことができないからです

愚かな「大衆」、「群衆」が、なせ、戦争に巻き込まれるかを「語り継ぐ」べきなのですが、どんなに文明社会が進んでも、「思考を停止した大衆」が存在する限り、また同じことを繰り返すのが人類なのかもしれません。

今から80年前は、携帯電話などありませんが、便利なものが発明されても、相変わらず、バカやアホは、バカ動画、バカゲーム、バカ漫画をするためのオモチャでしかなく、歩きながらスマホをいじる「バカ女」が、ゾンビの様に、そこらじゅう歩いている世の中です。80年前と何も変わらない「低脳」ぶりなのはなぜなんでしょう。

確かに、理想は平和な世の中が一番ですが、「平和」すぎると、人間は、何も半径5m以内の事しか考えられなくなるのでしょうか?

3.現代の社会で発達したのはネットワークだけで、人間の脳の中のネットワークは、相変わらず繋がっていないのです。

大衆迎合だ!、ポピュリズムだ! と言われても、怒りを感じないその「バカ頭」でも、せっかくネットワークが発達したこの世の中で、情報を共有して、話し合ってえば、少しは知恵が出て来るように思うが、発達したのは「ネットワーク」だけで、人間の脳の中のネットワークは相変わらず、繋がっていないのです。

だって、毎日、仕事から帰って、風呂に入り、飯をくらい、酒を飲み、テレビを観て馬鹿笑いして、寝るだけの生活している、書籍さえも読まない階層の人間が、どれだけ存在するか。。想像するだけでも怖い。

でも、こんな奴に限って、「くそ生意気」な事を言う。しかし、ほぼ、自分の頭で考えた言葉ではなく、せいぜい「テレビ」やネットの受売りでしかない。 しかし、バレていいないと勘違いしているところが哀れなのです。

為政者は、こんな国民が多勢に無勢の方が、都合がいいのです。 騙しやすいからです。

カスやクズが政治家を選んで、カスやクズに騙される。。。だから、歴史は繰り返す。

4.幕末・明治維新からの日本近代化の歩み

明治、大正、昭和の歴史を勉強する上で、欠かせないのが、 半藤 一利氏の「昭和史」上下、「ノモンハンの夏」などの沢山の著書が有ります。

幕末・明治維新からの日本近代化の歩みは、戦争の歴史でもあり、日本民族は世界一優秀だという幻想のもと、特に軍人などの無能・無責任なエリートが戦争につき進み、メディアはそれを煽り、国民は熱狂した。

軍部は、過去の日露戦争に勝って以来、調子こきすぎて、サイコパスの集団に成り下がった。

中国に、国土を広げようとしたが、先に目を付けていた米国に待ったをかけられたが、拒否した。 確かに、パールハーバーで仕掛けたのは日本軍だが、情報戦で仕向けられたとも言える。

 絶対に勝てるみ込みの無い国と戦ってしまった。 結果、B52による空爆、広島、長崎に原子爆弾2発、米国にコテンパンにやっつけられた。

■「コチコチの愛国者ほど国を害する者はいない」
邪悪さを正義にすり替える、ほぼサイコパスか。

■「戦争の恐ろしさの本質は、非人間的になっていることに気付かないことにある」
一度その方向に向かうと、身の保身から同調圧力がかかり、その方向に進むしか道が無くなる。

■「日本人は、歴史に対する責任というものを持たない民族」
バカやアホは、自分は犠牲者で、自分も悪いと思う訳がないのです。

同じ、過ちを繰り返さないために、私たちは歴史に何を学ぶべきなのか。

▮昭和史 1926-1945

▮世界史のなかの昭和史

▮エルサレムのアイヒマン-悪の陳腐さについての報告

戦後、逃げ回っていて捕まったナチスドイツの戦犯アイヒマンもそうです。 極悪非道な人間性だったかと云うとそうではなかったのです。 命令を忠実に守っていただけだと主張しています。

日本でも、戦勝国による東京裁判で、死刑判決を受けて、軍人などは殺されています。だから、後から、裁判で裁いて、その首謀者たちを皆殺しにするしか、人類には取る手段が無いのかもしれません。

全部、事後処理するしか「能」が無いのです。

組織の中に取り込まれ、反省もなく、捕まった奴に人権など無いのです。

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