【書籍紹介】 22世紀の民主主義  選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる (成田悠輔 著)

2022-08-20、
本日の書籍紹介は、22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる (成田悠輔 著)です。

著者は、夜はアメリカでイェール大学助教授、昼は日本で半熟仮想株式会社代表。専門は、データ・アルゴリズム・ポエムを使ったビジネスと公共政策の想像とデザイン。 最近は、よくテレビ番組に多数登場していますので、丸と四角のフレームメガネをかけていますのですぐに分かります。

<経歴>
東京大学卒業(最優等卒業論文に与えられる大内兵衛賞受賞)、マサチューセッツ工科大学(MIT)にてPh.D.取得。一橋大学客員准教授、スタンフォード大学客員助教授、東京大学招聘研究員、独立行政法人経済産業研究所客員研究員
などを兼歴任。内閣総理大臣賞・オープンイノベーション大賞・MITテクノロジーレビューInnovators under 35 Japan・KDDI Foundation Award貢献賞など受賞。

彼は、ある意味「天才」、「知能」は父親から遺伝か、父親のせいで家庭環境が崩壊していたようですが、東大卒業後、単身米国に渡り、英語を学び、MIT(マサチューセッツ工科大学)にて学位を取得している人です。

22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる (SB新書)

目 次
第1章 故障
第2章 闘争
第3章 逃走
第4章 構想
——————————-

この書籍は、サブタイトルは訳わかりませんが、社会学のお勉強になる、しかし実現可能かどうかは別にして、面白い事がたくさん書かれています。

断言する。若者が選挙に行って「政治参加」したくらいでは日本は何も変わらない。

ごもっともで、人口動態を認識していれば、数の問題で、勝負にならない事くらい分かるでしょう。

もっと大事なことに目を向けようという呼びかけだ。何がもっと大事なのか? 選挙や政治、そして民主主義というゲームのルール自体をどう作り変えるか考えることだ。ゲームのルールを変えること、つまり革命である。

今の選挙や政治は、「愚民」が、選挙で同じ「愚民」を選んでいる状況で、世の中何も変わらない。彼はルールを変える必要がある、つまり革命であると言っているのですが。

どんなに優秀な社会学者でも、社会の構造は、ある程度分かっていても変える事は出来ないでしょう。

革命とは、今まで既得権を握っていた奴らを全員引きずり下ろす事ですので、そうは簡単にはゆかない。
歴史的に観ても、革命で成功した国は、数えるほどしかない。それも遠い過去の話で、大抵は革命後も悲惨な状況が長年続いているのが現実です。

そして、同じような「バケモノ」が現れて、ひどい国のままで、国民が、他人任せにした結果がこれでしょう。

民主主義の劣化

過去、WEB2.0と言って、インターネットが流行って来た頃、「知」は集合するだろう言われたが、スマートフォンが出てきて、愚民どもがみんな使い出したおかげで、知は集合しないで、SNSなど、低脳の集合体になってしまった。愚民のサガでデマ、ヘイトなど社会問題が数多く起こるようになっています。

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