【書籍紹介】精神科医の本音   益田裕介(著) 医療行為を行うのに椅子1つ有ればできるが、なる人が少ない職業

2022-09-17、
本日の書籍紹介は、精神科医の本音 (SB新書)   益田裕介(著)です。
秋の夜長、書籍をじっくり読むには、ちょうど良い季節なのですが、最近は、体の疲れがあまり取れないせいか、読み始めて10分で、まるで睡眠導入剤でも飲んだ様に眠くなってしまいます。コーヒーを飲んでも全然、変わりません。 何か、よっぽど興味の湧く事柄ではないと眠くなりますので困ったもんです。

本日の書籍紹介は、ちょっと変わっていて、「精神科医」と云う仕事について、若い先生が「本音」と云うか、何を考えているのかを少し理解するのにちょうど良い著書になっています。

益田 裕介先生は、「youTube」チャンネルを持っていますので、心の病気のことなどを解説したものが、無料で観る事ができますので、勉強になると思います。私も2、3本観てしまいました。

精神科医が、どのような医療行為を行っているのかを知る上でも、お世話になりたくありませんが、役に立つ書籍ではないでしょうか。もっとも、本当に「おかしい人」はこのような書籍は読まないでしょうが。

精神科医と言えば、もう一人、若い先生ですが、シロクマの屑籠と云うブログサイトを運営している「熊代亨」先生がいらっしゃいます。ブログサイトでしか知りませんでしたが、確か、NHKの番組に出演されていて、気が付きました。
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シロクマの屑籠 「発達障害のことを誰も知らなかった社会には、もう戻れない」を読んで

この記事にも記載しましたが、シロクマ先生のブロクの題名「発達障害のことを誰も知らなかった社会には、もう戻れない」のは確かですが、先生がおっしゃるほど、国民の認知度は、上っ面をかすめる程度の事しか認知されていないのが現状でしょう。

精神科医の本音

著者 : 益田裕介
SBクリエイティブ
発売日 : 2022-08-06

目 次
第一章 ―― 精神科医の本音
精神科医の「診断」はいい加減なのか?
診断はなぜ変わるのか?
精神科の名医とヤブ医者はどう違うのか?
なぜ医者は時間もロクにかけずに診察するのか?

第二章 ―― 医者が言わない薬物療法・精神療法の現実
診察の間に精神科医は何を考えているのか?
なぜ時間をかけても、なかなか治らないのか?
なぜ精神科医は、すべてを診てくれないのか?
「精神療法」は本当に治療になるのか?
「薬物療法」に偏るのはなぜか?
患者はどんなサポートを受けられるのか?

第三章 ―― 患者に伝えたい本当のところ
精神科を受診する基準はどこにあるか?
診察で患者さんがすべきことは何か?
どんな人が精神疾患になりやすいのか?
医師にとって「困る患者」とはどのような人か?

第四章 ―― 病院・クリニックの本音
病院やクリニックをどう選べばよいのか?
精神科の経営は儲かるのか?
精神科医はどんな世界に住んでいるのか?

第五章 ―― これからの精神医療
オンライン診療・オンラインカウンセリングは進むか?
これから増える精神疾患は何か?
———————————————–

精神科にを訪れる人が、確かに増えて、何ヶ月待ちなんて云う状態が、続いているため、先生たちは、世の中に、ちゃんと知られているだろうと、勘違いしていますが、愚民の国、日本ですので、未だに「血液型」で性格を判断している低レベルの国民が大多数を占めている社会では、言葉だけで、何も知らないのと同じです。

何故なら、足が無い、手が無いと云った、目で見てすぐわかる障害では無く、決して見えない「脳」の配線の障害だからです。 書籍を2、3冊読んだくらいでは、到底、理解できないでしょうし、こんなことを書籍を何十冊も購入して、読んで理解しようとする人など、全国民の数パーセントでしょう。さらに、このような精神の障害を理解するには、各障害の症状だけ覚えても、理解したことにはなりません、なぜなら、人によって障害の症状の色合いも、全然違います。

人の「脳」は、どのような仕組みで動いているのか。。というところから、学習しないと、ちゃんと認識することさえ、できないでしょう。そして、病院で診ている精神科医の先生たちより、社会の会社組織内の人間達を多く観る方が、どう頭がおかしいのか、より理解できると思います。なかなか観えない疾患もありますが、その人をいつも見ているでしょうから、学習していれば、病院で診察する時と違い、いつも詐称できませので、より正確な情報を握ることができるでしょう。

人を騙す奴らは、人の不安を利用して、不安をあおり、騙(だま)す。 人は、「恐怖」より「不安」を排除したいのです。 この事を知っている「詐欺師」の方が、よっぽど精神科医より優秀です。

医者になるには、医学部卒業後、インターンとして病院で働くようですが、特に「精神科医」の場合は、一般社会に出て、社会の中で、色々な職業を2年間ぐらい経験した方が、色々な「生」の人間の脳の勉強になるように思います。病院内の臨床経験より頭の中の疾患ですので、病院ではなく、フィールドに出ないと経験を積めないでしょうと思うのですが、どうでしょう。

私は精神科医ではありませんが、精神科医と云う職業は、実に面白い、椅子一つ有れば、できるのですが、椅子が無くても、人間は、無意識で行動している部分が殆んどですので、心(脳)の中は観えませんし、直すのも難しいですが、ある程度までは、どんな風におかしいのかは、ちゃんと診えてきます。

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