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Microsoft社が、iOS版及びAndroid版「Microsoft Outlook」を公開したと発表

1月29日(現地時間)、
Microsoft社が、iOS版及びAndroid版「Microsoft Outlook」を公開したと発表しました。

「Microsoft Outlook」は、従来のデスクトップメールクライアントではなく、Googleの「Gmail」の様なWebメールサービスです。
Outlook と Apple iPhone 、 iPod touch の連絡先を同期させることも可能です。 

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Microsoft社は、去年の暮れに、サンフランシスコのメールアプリ開発ベンチャー「Acompli」を買収し、モバイル向けの(iOSとAndroid)メールアプリの開発を進めていました。

Acompli社は、メール、カレンダー、ファイル共有をモバイルから一括管理できるパワーユーザー向けツールの開発をしていた会社ですので、Microsoft社が吸収しただけです。 IT業界では小さな会社でも優秀な技術を持つ会社は、すぐに売れます!!。

ただ、Acompliアプリは、 Gmail、Google Apps、iCloud、Yahooなどをサポートしているのですが、Microsoft Exchangeのライバルのメールサービスのサポートを終了する計画は無い様です。

Microsoft社がそれでもいいと思い採用していますが、この背景には、遅れているモバイル分野に努力を集中して、何とか、Apple、Googleに追いつき追い越したいのでしょうね。そのためには、Microsoftの世界に閉じこもるのではなく、このような会社を抱き込んででも、普及させることを優先しているのが見えてきます。 今のCEOは「サティア・ナデラ」氏ですが、「スティーブ・バルマー」おじさんの時とは、ちょっと変わってきています。

そんな、モバイルメールアプリ「Microsoft Outlook」をリリースしてきましたので、ちょっと期待して、早速、インストールして使ってみましたが、Good!!です。 さすが、Microsoft社が作ったメールアプリではない所が良いです。

なぜなら、iOS(iPhone)で使用しているメールアプリに近いUIや操作性になっていますので、個人的には、1日、大量のメールを「Googleアラート」から受信する様な使い方をしている方なら、iOS、Androidの「Gmail」アプリより、使いやすいのではと思います。

 

1.「Microsoft Outlook」の機能紹介

1)iOS(iPhone 6 Plus)版にインストールしてみた時のUIです。

・カレンダー
カレンダーが、アプリに統合されているため、受信したメールをカレンダーに簡単に登録できます。

・ファイル
オンラインストレージのOneDrive、Google Drive、Dropboxに対応し、これらに保存されているファイルを添付ファイルとして扱うことができるようになっています。

 

2)その他の機能

なんと、iOSのメールアプリと同じく、「ランドスケープモード」と云いますが、「iPhone 6 Plus」を横にして持つと、2ペインの画面になります!!!!  Android版でも、同様に2ペインの画面になります
本当に、この機能は、必須の機能で、「Gmail」アプリでも早く、実装してほしい機能です。

・受信ボックスのメールを「優先」、「その他」の2つに分類できます。
・受信メール一覧の画面で、スワイプの動作もカスタマイズできます。

一つだけ、要望は、大量のメールを読んだ後、削除する時、 1件づつ、横にスワイプするのではなく、Appleの「メール」アプリの様に、タップして指定して、あとは一括で削除するボタンを付けてくれれば、Goodです。

私の場合、メールサービスはGmailですが、モバイルのメールアプリは、Appleの「メール」アプリを使用していますので、他は、あまり使わないようにしていますが、iOS版及びAndroid版「Microsoft Outlook」は、情報を振り分けてでも、採用してみようかと考えています。

Microsoft社の久しぶりのと云うか、初めてのモバイル版の「ヒットアプリ」です!!!。

大量のメールを扱っている方、無料で使えますので、是非、お試しあれ。

 

3)Outlookアプリでのメールクライアントの設定方法

Exchange、Outlook.com、iCloud(Apple)、Gmail(Google)、Yahooなどをサポートしていますので、該当のメールアカウンを持っていれば、選択して、メールアドレスとパスワードを登録すれば、すぐ使えます(iOSのメールアプリとほぼ同じです)。

尚、メールアカウントを持っていなければ、下記のサイトにアクセスしてアカウントを作成してください。
キャリアメールなんて使えませんので。。。。勘違いしないでくださいね。

・新規アカウントを無料で作成できます。 「Outlook.com」で登録するのが、速いのではと。
・その他、Microsoftアカウント(旧Windows Live ID。@live.com、@msn.com、@hotmail.comなど)でログインすることも可能です。この場合は、そのアカウントの受信トレイやアドレス帳情報が引き継がれる。

※iTunesを使えば、Microsoft Office Outlook 2007 と Apple iPhone または iPod touch の連絡先を同期させることができます。
・Microsoft Office サイト
Outlook と Apple iPhone または iPod touch の連絡先を同期させる方法

 

 

 2.「Outlook.com」のメールアドレスを新規に取得する方法

・Microsoft Webメールサービス「Outlook.com」サイトで 新規登録します。
パソコンのブラウザで、上図、サインイン画面の右下の「新規登録」をクリックして、新規取得画面を表示することができます。

上記で取得した情報で、iPhoneの『Outlook.com』メールのアカウント設定すると、iPhoneで『Outlook.com』メールを送受信できるようになります。

 

 

ダウンロード
・「OWA for Android (Pre-Release)」 Google Play(Android 4.0以上)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.exchange.mowa

・「Outlook for iOS」ダウンロード  Apple AppStore (iOS 8.0以上)
https://itunes.apple.com/jp/app/outlook-for-ios/id951937596?mt=8

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