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2020年2月 本日は、最近、とても痛い目にあった事と、3連休の初日に考えたことです。

2020年2月、
本日のお題は、最近、とても痛い目にあった事と、3連休の初日に考えたことです。

実は、水曜日の夜、仕事帰りに、右足のすべての指の付け根の当たりに、普通に足に体重をかけると、痛みが走り、あれ? と思っていたら、やはり「痛風」の発作でした。

約1年に1回位の頻度で、痛風の発作を起こすのですが、今回は足首や膝ではなく、足の指の付け根でした。 内心、ビクビクしていたのですが、久しぶりの発作でしたので、「ついに来たか!」でした。

別に、不摂生していた訳ではありません(酒飲みではありませんので)。

そうです。まさに、上記の画像のようになってしまいました。
(自分の足を写真に撮るまでもなく、ちょうど良い写真があるもんですね)

初めは、足を斜めに着地させると、痛さはそれほどでもないので、我慢して、びっこで歩いていましたが、そのうち、今度は、一晩で熱を持ち腫れあがってしまいましたので、ブーツを履くのも一苦労で、昨日の夜は、仕事帰りには、腫れている患部が圧迫されると非常に痛いので、腫れている右足の靴下だけ脱いで、何とか家まで帰ってきました。

普段は、雪道でも駅から20分ぐらい徒歩で帰るのですが、タクシーに乗ろうと思ってたら、ちょうど路線バスがありましたので、節約して、バスで帰ってきました。

びっこを引いて歩く必要があるので、普段の時間の感覚では間に合わないので、行動する時間を10分以上、早くしないと間に合いませんが、脳が段々と普段とは違うペースに慣れてくるのが不思議です。

 

1.痛風(高尿酸血症)について

痛風(高尿酸血症)は、「贅沢」病などと、昔は言われていましたが、今は違います。「国民病」と言われていて、生活習慣病です。 しかも男性が殆どなんです。

そして、単にプリン体の多い食べ物を食べすぎるからではないようです。

分かりやすく言えば、内臓(腎臓だと思うが)で「尿酸値」をコントロールできないので、尿酸値が高くなり、それが原因で、針のような結晶ができて、痛みの原因になり、腫れあがるのです。

また、「高尿酸血症」が続くと心筋梗塞など心血管系疾患の危険因子となるため、「単に足が痛くなる病気」という認識は改めなければならないそうです。

アルコールと痛風の関係については、アルコール自身はそれほどプリン体を含まないのですが、アルコールには尿酸値を上げる作用があること、さらにアルコールを飲むときには、「つまみ」としてプリン体含量の多いものを食べることが多いのも尿酸値を上げる原因でしょう。

また尿酸値上昇の原因となる「内臓脂肪」の蓄積を防ぐための適度な運動が必要だそうです。

遺伝的な要素もあるようで、家族(親)に居れば、同じ目に合う可能性も高いように思います。

痛風は、生活習慣病です。 またの名を「自業自得」病とも云います。

これは冗談ですが、決して「頭の悪い」奴は、ならない様ですので、安心してください。

 

1)普通に歩けるという事の大切さ

こんな経験をすると、普通に歩けるという事は、どれだけ、ありがたい事なのかと実感できます。

まだ娘たちが小さい頃、「お父さん、歩くの速すぎ!!」と、いつも怒られていましたが、それが今では、かろうじで女・子供より速く歩けますが、普通の高齢者のように、ゆっくり歩くことしかできなくなる日が来るんだろうな。。。と。

今はまだ、前を歩いている人が、あまりにも遅いと、ちょっとイラっとしますが、逆の立場になる日も近いのでしょう。

 

2.物事を認識する能力と体の反応

定年退職して、たいして忙しくもないのに、車が無いと生活ができないなどと、ほざく老人が結構いますが、事故を起こす前に、運転するのを止めろと思ってしまいます。

運転操作は、年齢に関係なく、だれでも間違えることがあるでしょう。 しかし、たとえ間違えても、「リカバリー」ができるかどうかが、問題なんです。

事故の原因は、「ブレーキとアクセルの踏み間違え」ではないのです。

本当の原因は、素早く「リカバリー」ができないことです。

ブレーキとアクセルを踏み間違えても、「リカバリー」できないのですから、こんな人は、年齢に関係なく、「運転する資格は無い」のです。

脳と体の配線が、もう、ちゃんと連絡できない状態になっているのを認識できないのです。

 

私が、大好きなオモチャ「車」と「バイク」に乗らなくなった理由は、上記のような理由ではありません。

ブレーキとアクセルを踏み間違えて「リカバリー」もできないと云う次元ではなく、私にとって車は「足かわり」ではなく、オモチャとして遊ぶには、もう体の反応が付いてこれないと云う理由です。 「オモチャとして遊ぶ」という意味は、サーキットなど競技場で、車やバイクをコントロールする能力のレベルの話です。

でも、足替わりに、乗り続けていたら、同じ状態になるのでしょう。

今回、痛風の発作が「右足」に起きて、歩けないからと、きっと、クルマがあれば無理して運転していたでしょう。

 

 

結果、乗らなくなったのですが、後付けの理由は、こんな感じですかね。

3.車に乗らないで、「歩く」を選ぶ事の大切さ

若い人には、あまり関係のないお話かもしれませんが、「歩く」という事は、特に歳をとると大切な事なのです。

人体を構成する骨は、なんと約200個で構成さて、3年から5年で全部入れ替わります。
人体は、「ネットワーク」をたくさん持っていますが、「脳」だけではなく、「骨」もまた、人体と、重要なネットワークを持っています。

1)骨のメッセージ物質

骨の細胞
骨細胞
破骨細胞—>骨を壊す細胞
骨芽細胞—>骨を作る細胞

骨が作られる仕組み
「骨細胞」で、骨を作れ、抑えると云った指令を出すためのメッセージ物質を作っています。

スクレロスチン」は、骨細胞が出すこのメッセージ物質の一つで、骨を作るのを抑えるメッセージ物質で、これを「骨芽細胞」に出すと、抑制されます。

「破骨細胞」は、骨を壊す(カルシウムを溶かす)。

・骨細胞のスクレロスチンを抑制すると—–>「骨芽細胞」は骨を作る。
・骨細胞のスクレロスチンを発生させると—>「骨芽細胞」は骨を作らない。

実は骨細胞には「骨にかかる衝撃を感知する」という働きもあり、衝撃があるかないかによって、新しい骨を作るペースを決めているのです。

骨に「衝撃」がかからない生活(歩かない、走らない)を続けていると、骨細胞が「スクレロスチン」を多く出して、「骨芽細胞」の数を減らし、骨の建設を休憩させてしまうことが、最新の研究で解明されています。

効果のある運動
ランニング、ウォーキングで、まさに骨に「衝撃」を与えて、骨量を増す(自転車に乗るのも、筋力アップなどに役に立つが、骨に衝撃を与えないので、効果は少ない)。

骨に「衝撃」が、少ないとスクレロスチンの発生により、「骨芽細胞」が骨を作らなくなる。

 

もう一つ、大切な仕組みがあるのです。

2)「骨は、脳にメッセージ物質を送っている」のです。

骨の「骨芽細胞」が出すメッセージ物質には、「オステオカルシン」、「オスティオポンチン」があり、下記の4つの能力を高める為に必要な物質だそうです。

(1)記憶力、筋力
脳の「海馬」は、記憶力に関係していますが、骨の骨芽細胞が出す「オステオカルシン」という物質が血管から送られてきますが、これが少なくなると「海馬」の機能が低下する様です。筋力も影響します。
海馬の機能>————————-
「海馬」は、長期記憶ではなく、中期記憶、約1か月位の記憶を保存する機能を持っています、アルツハイマーなのど認知症になるとまず、ここが逝かれてきます。ですので、昔のことは覚えているのに、近々のことを忘れてしまいます。
さらに、「海馬」は、膨大な記憶をいつまでも蓄積することはできませんので、大事なことを「大脳」に送る、「関所のような機能」も持っています。

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(2)免疫力
骨芽細胞が出す、別のメッセージ物質「オスティオポンチン」という物質は、「骨髄」内で生まれる免疫細胞を増やし、免疫力を高めています。

(3)精力
精巣の男性ホルモン「テストロテン」を増やし、精子を生産する役目もしています。

どれも、若さを保つための要素が、たくさん含まれているのです。

このように、骨は「体を支える」だけの機能だけではなく、「ホルモン」を分泌して全身の代謝を活性化する「内分泌器官」でもあるのです。

「歩くのは、健康に良いよ」などと云う、アホでも分かる簡単な説明では足りないのです。

このように、科学的に、色々な人体の仕組みが分かってきているのです。

もっとも、これだけ説明しても、物事を認識する能力の無い奴には、「歩くのは、健康に良いよ」で、良いのかもしれません。

関連記事
・NHKスペシャル シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク 「第3集 “骨”が出す! 最高の若返り物質」

 

4.尊心とプライドについて

人間、生きてゆく上で「自尊心とプライド」は大切なのですが、ほんとに不思議に思えることがあります。

人間、どんなに「ボケ」てきても、この「自尊心とプライド」だけは衰えないのです。

脳機能が、完全に衰えて、ダメになりかけても、決して「自尊心とプライド」だけは衰えないのです。 

他がダメになるのに、増々、大きく立ちはだかる、肥大して観えるのです。

脳科学、脳死経学、脳の障害を勉強しているのですが、どんなに「ボケ」てきても、この「自尊心とプライド」だけは、衰えない仕組みは、分かりません。

本当に不思議だと思いませんか?

どなたか、この仕組みを説明してくれる「研究者」はいないでしょうか?

傍から観ていると、「背後霊」、「守護神」か「オーラ」のように「自尊心とプライド」だけが、大きく立ちはだかっているように観えるのが、とても哀れで悲しいのですが、本人は認識できていません。

老人と接するとき、こう考えると、歳をとると「しょうがないんだな!」とちょっと、腹立たしさが、和らぐのではないでしょうか? ダメですか?

 

1)突然、「切れる老人」がいますが、これもまた脳機能の衰えから、発生する場合があります。

大脳の「前頭葉の前頭前野」は、高度な精神活動を制御をする部位ですが、これが衰えたり、年齢に関係なく、元々、未発達(未熟)な奴(脳に障害があるか、幼少期から甘やかされて生きてきた奴)がいるのです。

海馬」や「偏桃体」が反応して怒りなどが発生した場合、大脳皮質の前頭葉部分や「側坐核」などが、それを抑え込む(コントロール)機能を有しているのですが、これが衰えたり、年齢に関係なく、元々未発達な人間は、怒りが爆発すると、収まらなくなるのです。

人類は、人生40、50年の寿命の時代から、長生きする人間が増えると、「脳の機能部品」同士の情報のバランスが取れなくなり、色々な問題・弊害が生じてくるのです。

若年性のアルツハイマーもありますが、早く死ねば「認知症」など、ほぼ起きないでしょう。

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