2026-02-26、
本日のお題は、「発達障害」という言葉を誰も知らなかった時代から、やっと知られるようになったが、「愚民」は、相変わらず具体的な内容までは知らないと云う事実。
「発達障害」にどんな種類があるのか、答えることができる人は何人いる?
発達障害以外に覚えておくべき障害は、大まかに3つありますので、これをしっかり、どのように違うのかまで覚えて初めて、知っているといえるので、「発達障害」という言葉だけでは、「無知」の状態と同じなのです。
■発達障害(神経発達症)
自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)
■愛着障害
■人格障害(パーソナリティ障害)
■「知的(認知機能)障害」
「発達障害」なのか、「知的(認知機能)障害」なのか、判断が付かない人たちが居るのです。
「ASD」の30%から70%、知的障害の10%から30%に「ADHD」の合併症があると報告されているようですので、やはり関係しているのです。
■NHK『あさイチ』で「大人の発達障害」特集「《察する》ことを求める文化は私たちにとって暴力です」小島慶子×沖田×華×岩波明
1.「発達障害」が「神経発達症」へと呼び名が変わった
■世界的な基準(2013年) アメリカ精神医学会が発行する診断基準『DSM-5』が発表された際、従来の「発達障害」というカテゴリーが「Neurodevelopmental Disorders(神経発達症群/神経発達障害群)」に再編されました。
■日本での正式採用(2022年) 日本精神神経学会などの関連学会が、WHO(世界保健機関)の診断基準『ICD-11』の日本語訳を公表した際、正式に「神経発達症」という用語が採択されました。
■発達障害(神経発達症)
自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)
■愛着障害(アタッチメント障害)
乳幼児期に養育者(主に親)から十分な愛情やケアを受けられず、安定した信頼関係(愛着)が築けなかったことで、対人関係や情緒の安定に長期的な困難を抱える状態です。
■人格障害(パーソナリティ障害)
「パーソナリティ障害」は、以前「精神病質」、「人格障害」と訳語されていたが、
・「精神分裂病」は「統合失調症」に、
・「痴呆」も「認知症」に変更され、
・「人格障害」は「パーソナリティ障害」と、
それぞれの名称が変更されている。
2.目に見えない障害
「大人の発達障害」の当事者として認識されている方も、数として、全然少ないように思いますが、一定数いる。 ちょっとわからないのは、当事者として自分が「発達障害」だと、どのようにして、わかったのでしょうか?
しかし、「周囲の人たちの理解が得られない」という、問題もあるが、社会の中で、職場の中で「大人の発達障害」の当事者として、自分を認識できていない方が、かなりの数が居るのも確かです。
そして、下手すれば、勝手に「発達障害」のレッテルを貼った。。と非難されてしまいますので、非常にデリケートな問題でもあります。
精神科医の先生たちからすれば、一カ月先まで予約が入り、「発達障害」など誰でも知っていると、大きな勘違いをされていると思います。
私の周りの人たちで、血液型で人の性格を勝手に判断する人は、多いのですが、発達障害、人格障害、愛着障害をちゃんと分類して、脳の特徴まで説明できる人は、皆無です。
何それ? 状態で、ほぼ「無知」な人たちで、溢れています。 学校で教えなければ、何も、自分で学んで認識しようとしない。。こんな輩が殆どです。
▮当サイトのこの記事に、検索キーワード:「本人に自覚させる方法」などいう、「発達障害」と同じような変な奴が迷い込んできますが。。。。
自覚しても、直らないでしょう。 直らないのに自覚させても意味がない。
こんな状態で、「本人に自覚させる」方法なんてあるわけないでしょう。 あなたが一晩かけて、説得すれば良いだけでです。 無理なら諦めなさい。
例え、自覚させても、直らないものに、他人が努力する必要がある?
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・【おもしろ記事】急増中「隠れ発達障害」の親が子どもに与える影響 精神科医が見た「生きづらい子の背景」
精神的に未熟な親は、共感性がとぼしく、子供に精神的なサポートができず鈍感で利己主義なのです。
ただ日本では、親を表す言葉に「成熟」「未熟」を使うことはほとんどないと思います。
親は「立派な存在」で「成熟した人格者」であることが前提となっているからです。ここに、日本ならではの問題が隠れている気がします。
3.目に見えない障害にどう対応すればいいのか
「発達障害」などで、「ADHD」以外の分類で「自閉症スペクトラム症」と言われている様に、「スペクトラム(:連続体)」状態と云うか、分かりやすく云えば、白から黒に向かって色が変わるグラデーションの様に、「灰色」のどの部分に、症状が位置するのか、一目で判断できないところが、難しい処でもあります。
下手すれば、勝手に「発達障害」のレッテルを貼った。。と非難されてしまいます。
「生物多様性(biological diversity)」。。。ではなく、企業経営における「ダイバーシティー(人材と働き方の多様化、多様性)」の中に、この問題を取り入れて行けるのかどうかが、これから問題になってくるでしょう。
しかし、もっと踏み込んで、自閉症などの発達障害などを含めると、「ニューロダイバーシティ(神経構造の多様性)」というキーワードの方が、この先、重要になると考えます。
社会人になってから、「脳科学」の勉強をなんてする人は、あまり居ないでしょう。
昔から、障害を持った人が居たのでしょうが、今まで「変な人」で終わっていた人が「脳科学」が発達して、色々なことが、判明してきている途中ですので、ただ単に「仕事ができない」という事で、会社組織から排除されない様に、当事者も、そうでない人も、理解を深めていくことが、大切なのですが、目に見えない障害ですので、理解を進めるのは、普通の「学校教育」のレベルで、学習させないと難しいでしょう。
「職場で自分の障害をオープンにするべきか、隠したまま勤務するほうがいいのか、悩んでいる」場合もあるし、「全く無自覚」の場合もあり、同じようにこの様な障害がある事自体、知らない「無知」な国民もたくさん居るので、始末に悪いのです。
「無知」に付ける薬は無いのです。
4.不思議な人たち
私の場合、お客様の色々な職場を訪問して、事務系の社員にコンピューターやアプリケーションの使い方などを指導する仕事をしているのですが、コンピューターやアプリケーションの使い方を教える以前の問題を抱えている社員が、少ないのですが、いるのです。
まず、
・ちゃんと、自分に与えられた「業務内容」や「仕事の流れ」を理解することがでていない。
・仕事の順番、優先順位を付けられない。よって仕事が進まない。
・当然、マルチで業務をこなせない。
・ミスを頻発するが、自分のせいだと思っていない。
・言われたことをすぐ忘れる。
ちょっと「おかしい」が、日常会話、天気がいいとか、今日は暑いとか、の会話はできるのですが、仕事をさせると、その業務をするようになって日が浅くないのですが、自分の仕事のできなさを、まったく認識していない態度なのです。
そう、「私が悪いんですか?。。。」みたいな、言動や態度なのです。
ですので、周りの社員は、「なんだ、こいつは? 何者なんだ?」という「???」マークが付いて、理解不能な「宇宙人」を観ているような感覚になるのです。
自分が、周りの社員たちからどう思われているのか、認識することさえできないほど、逝かれているので本人的には悲惨さはほぼないというより、ノー天気なのです。
「人事権」を持った人間が、このような人たちの特性を理解しないまま、配属するために起こっている現象ですが、周りの現場の社員たちはたまったものではありません。
よほど、問題の有る行動をしない限りは、上司に訴えても、ほぼ上司も「無知」ですので、取り合ってくれないと考えてしまうのでしょう。 ですので、野放し状態になってしまうのです。
・多分、「発達障害」の色合いよりも、今まで何とか、それなりの仕事で社会の中でやってこれた、軽度知的障害(知的障害)つまりボーダー(境界知能)の人達なのかと思われます。
・「発達障害」の人たちと違い、自分を責めて「鬱(うつ)」などの二次障害は無いように思います。なぜなら自分が悪いと「認知」する心も無いからです。
・仕事が全然できないと云う「自責の念」は、薄いのです。
・認知機能が低いのですが、健常者と見分けがつかなくなり、「忘れられた人々」が、そうではないかと推測されます。
職場、業務が「ミスマッチ」なのです。
辞めさせることができないなら、それなりの職務に「配置転換」するしかないのですが、配置する職務(場所)もないのです。
・「クビにできない」という過剰な恐怖:
日本の労働法を盾にするだけでなく、経営陣が「解雇や厳しい指導」に伴う法的リスクや感情的な摩擦を極端に嫌がっています。
現場の担当社員は、私に「どうすればいいですか?」と聞きてきますが、私は、経営者ではありませんので、「まず、上司の、経営者の「無知」を解決しないと、共通の認識が形成されないでしょう」と云うしかありません。
昔なら見過ごされきたのですが、現在は、小さな会社でも、管理社会、情報化社会の中で、普通の社員なら普通にできる仕事もできない人たちが、浮き彫りになってきたように思います。
このような人たちは、「脳」の性能的に、向上したり、改善できるようになるのは、ほぼ無理です。
5.世の中の人間の有り様を理解するには
毎日、飽きもせず、複数件の「書店」を巡回して、何気なく、手に取った 書籍が、掘り出し物の場合があります。例えば、同じようなタイトルで、また同じ内容かと思いきや、そうではなく、うまく「まとめ」られている場合や、新しい「知見」が多数掲載されている場合があるのです。 たとえ千円位で購入できる文庫本でもです。
SNS、ネットやテレビも同じですが、1つのメディアが報じたことは、まだ、「ファクト(事実)」かどうか分かりません。「裏」を取るという意味において、例えば、書籍でも1冊読んだくらいではファクトか、「エビデンス(証拠・根拠)」があるかどうか、なんて分かりません。
ですので、同じ「コンテキスト(文脈)」で書かれた書籍を必ず複数冊読むのです。 書籍は、必ず、著者と編集社を通していますので、複数冊の書籍を読めば、嘘でなければ、大体、同じようなことが書かれていますので、読者としては、そこを信じるしかないのですが、いずれにしても、これくらいは裏を取る作業は必要でしょう。
年に1冊も自腹で、書籍を購入することもない、「バカ動画・エロ動画」、「バカ漫画」、「バカゲーム」しか、しない・見ない階層の人たちには、関係の無いお話ですが。。。
最後に、
「SNS」しか見ていないバカどもには、所詮、脳の配線の違いを理解、認識するのは無理でしょうね。
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・何年たっても仕事のできない「ADHD」女子社員。。本人、無自覚、ずっと放置されてきていますが、今更ですが、会社としては、どう扱うべきなのでしょうか?
・シロクマの屑籠 「発達障害のことを誰も知らなかった社会には、もう戻れない」を読んで
・【書籍紹介】発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法 岡田尊司 (著) グレーゾーンは見えないがたくさん居る

