2018年3月14日、
Mozillaが、「Firefox Quantum (「Firefox 59」)」をリリースしました。
Race Cache With Network(RCWN)と云う、新しいキャッシュの仕組みが導入され、パフォーマンスの向上が図られています。
<改良点>
1)パフォーマンスの向上
・ Firefoxのホームページのコンテンツの読み込み時間を短縮。
・ ネットワーク上のキャッシュまたはユーザーのハードドライブ上のキャッシュからロードすることで、ページの読み込み時間を短縮する(Race Cache With Network)。
2) Macユーザー向けオフメイン・ペイント(OMTP)を使用したグラフィックス・レンダリングの改善(Windows用OMTPはFirefox 58でリリースされました)。
3)Firefoxのホームページでドラッグアンドドロップしてトップサイトを再配置し、別の方法で新しいウィンドウとタブをカスタマイズする。
4)Firefoxの 機能を追加しました スクリーンショット
・ 基本アノテーションを使用すると、保存されたスクリーンショットを描画して強調表示できます。
・保存されたスクリーンショットの表示可能領域を変更するための復帰。
5)分散型プロトコルのサポート強化 、コンテンツスクリプトの動的登録機能を含む強化されたWebExtensions API
6)改善されたリアルタイム通信(RTC)機能
・RTPトランシーバを実装して、ページをより細かく制御できるようにしました。
・大規模な会議をサポートする機能の実装。
7)ポインタイベントに対するW3C仕様のサポートが追加され、マウス、ペン、およびタッチスクリーンポインタ入力に対する追加デバイスサポートによるプラットフォーム統合の改善
8)ウェブサイトが通知を送信するか、端末のカメラ、マイク、ロケーションにアクセスすることを拒否し、信頼できるウェブサイトでこれらの機能を使用できるようにするためのpreferencesの設定を追加しました。
<対応OS>
・Windows 7、8.1、10
・Mac OS X 10.9 Mavericks、Mac OS X 10.10 Yosemite
・macOS 10.12 Sierra、macOS 10.13 High Sierra
・mozila ダウンロード サイト
https://www.mozilla.org/ja/
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