iPadが、専用OS「iPadOS」とともに、大きく変化して、ノートパソコンの様に使えるようになってきているのは、本当か。
このように、大きく変化したのは、Microsoft社のSurfaceの存在が大きいでしょう。
1.Microsoftの失敗
Microsoftは、スマートフォン、タブレット、パソコンのOSを統一しようとしましたが、スマートフォンで、思いっ切り、失敗(全然、売れなかった)しました。
かろうじて、Windowsを入れたタブレット「Surface」が生き残りました。
タブレット端末として使うことができる「Surface」ですが、もろ、パソコンそのものです。単にタブレットの形をしたノートパソコンその物です(ですので、タブレットとしての性能は、ほぼ、iPadにはかないませんが、リテラシーの高いユーザーにはWindowsですので受けています)。
Windowsを小さな板に入れたと云う功績は評価しますが、値段が高くて、操作が面倒で、普及しないのです。スマートフォンで失敗した原因は、当時のCEOのスティーブ・バルマーは、Appleの様に、サブスクリップション方式(日本のキャリアのゼロ円端末として)で行けば、売れたかもしれないと「ほざいて」いましたが、売れなかった理由は全然、違うのです。
頭の性能の低い人達が圧倒的多数を占めるスマートフォン市場で、OSに小難しい「Windows」を入れて、これを使わせるなんて、無理でしょう。
2.「iPad」の進化
かたや、Appleは、macOSとiOSを統一しようとしませんでした。 これは、これで正解だと思います。
ただ、ここに来て、タブレットである、「iPad」に、Appleが、頑なにファイル操作をさせない様に改良しなかった、ファイル操作を行えるようにした、iPad専用の「iPadOS」をリリースして来ました。
<「iPadOS 13.1」の対応デバイス>
iPad Air 2以降、iPad Pro全モデル、iPad 5世代以降、iPad mini 4以降。
今までは、参照用の端末としてしか、使いみちは、あまりありませんでしたが、みんなが使うわけでもない「ペン」なども使える様になっているし、最後は、パソコンのリテラシーの高い人が、ドキュメントをクリエイトしたい時に使いたい、USB端子や、なんと、マウスも使えるようになっているのです。
そうですね。 機能を使いこなせる人の為に、今までの「iPad」に無い、「Surface」に普通にある機能を使える様にしてくる所をみると、よほど、「Surface」に押されているのでしょうか。
はっきり言って、Microsoft社の「Surface」は値段が、クソ高すぎるのです。 一昔は、Appleの方が高かったような気もしますが、どういうわけか、「Surface」は、ぼったくりのような値段で販売しています。
タブレットは、5万円くらいで十分です。何でタブレットに20万円も支払うか? この高くても買うユーザーがいるだろうと、平気でリリースするのが腹立たしいのです。 「あんまり売れなかった!」と、後でほざくなよ。
「iPad」である程度、パソコンで使用するような基本操作が、「iPadOS」で可能になれば、「Surface」より、断然、「iPad」の方が、タブレットとしての性能はもちろんのこと、端末の値段にしても、優れているのではないかと思います。
「iPadOS」を搭載した新しい、「iPad」か「iPad mini」を操作して、Windowsのノートパソコン、デスクトップパソコンにどこまで近づいたのか、是非、触ってみたいものです。
ドキュメントのクリエイトを可能にする状況で、「iPadOS」を搭載した新しい機能が良ければ、本当に使えれば、「iPad」か「iPad mini」が欲しくなります。
おっと、そうすると、ちょっと重い「Macbook Air」を持ち歩かなくても、済むようになるでしょうか。。。。
「iPad」の記事なら、「HIRAMAのひとりごと」の記事をどうぞ。
:iPhone 11ではなく、11インチ iPad Pro を買いました
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