ホンダが、新型ダックス125を2021年夏に発売か!? ダックス125が欲しい!! です。
「ダックス125」になって復活するのは、国内では2021年夏頃に発売の見込みです。
50㏄だったホンダの「モンキー」が、生産終了してから125ccのモンキー125になって復活を遂げたのは2018年のことです。 最近では、「ハンターカブCT125」ですね。
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・ホンダのハンターカブ「CT125」が欲しい!!
2018年7月から、AT小型限定自動二輪免許が最短2日間で取得可能と手軽になったこと(クラッチ操作が必要ないカブは125でもAT扱い)が、人気に大きく影響しています。
次々とホンダの旧車が、125ccにスープアップして出てきていますが、今度は「ダックス」の出番です。
このバイクは、私が初めて、学生の時に、新車で購入した2輪車です。 当時、4輪の免許は持っていましたが、エンジンの付いた自分の「オモチャ」を始めて手に入れた、記念すべき1台です。
見ての通り、燃料タンクが、膝の位置に無いため(ケツの下にあり、僅か容量2.5ℓ)、「ニーグリップ」と云う両膝で燃料タンクを挟むと云う、2輪独特のライディングができませんので、この後、ちゃんとした2輪車に乗るようになった時、苦労しました。
如何せん、ニーグリップという概念を持たないバイクに数年間乗っていたせいで、ライディングが少し変でした。 でも、「人間」も変でしたので、たいしたことではありませんが。。。
この形、とにかく、涙が出るほど、懐かしいのです。
このオモチャで、遊んだ事を語れば、一晩では終わりません。。。
そうですね。今から40数年以上前ですが、学生時代は、これで1年中過ごしました。
▮もちろん、北海道ですので根雪になっても、ボルトオンのスパイクを自分で付けて、雪道も走っていました。
▮当時、流行っていたミニバイクレース、エンデューロレースなど出場していましたが、地方で開催される場合は、当時、ホンダ360ccの「N」コロ、ホンダ「Z」などの軽自動車を学生の分際で所有していましたので、助手席を外して、バイクを積み込み、遠征したものです。
もちろん、その頃は彼女も居ませんので、助手席にバイクを乗せる事に何の躊躇いもなく、ちょっと、笑ってしまうくらい楽しいのです。軽自動車をバイクのトランスポーターとして、この頃から活用していたのです。
この写真など、エンデューロレース中の1枚ですが、たいしたスピードは出ていないのですが、非力なダックスに鞭を打ち疾走している姿です。 初めの頃は、こんなんでも、楽しかったのです。
▮エンジンの改造も、沢山しました。
最後は、49ccではなくなっていました。。。ちなみに、このカブ系のエンジンは、目をつぶっていても、バラシて組めました。
▮エンジンの中
バルブ、カム、ピストン、リング、シリンダー、吸気系では、マニホールドの研磨、キャブレターの交換、メインジェットの調整、駆動系はスプロケットなど。
プラグの点火のタイミングは、「遠心進角装置」が付いていましたが、これを止めて、回転の高い位置に合わせていました。
▮「コブラマフラー」を購入
当時、標準はアップ系のマフラーでしたが、東京に遊びに行ったついでに、お店の名前は忘れましたが、抜けの良い輸出仕様の「コブラマフラー」を購入して、羽田空港で手荷物にあづけて、千歳空港で受け取るとき、コブラマフラーそのものが、荷物のベルトコンベアーにちょこんと乗っていて、荷物を取る時に、すごく恥ずかしかったのを覚えています。
▮サス: リアのみ、ダンパーの利いたサスに交換していました。
カブのエンジンを何十回開けたか。。。そして、エンジンを何機取り換えたか。。。エンデューロレース中にエンジンを替えたこともあります。
私は、エンジンの基礎は、この名車、DAX(ダックス)で学びました。
▮では、1級整備士でも、殆んどの人が答えることができなかった質問です。
シリンダーの上死点と下死点の周りの部分だけ、長く使用すると、なぜ、シリンダー径が摩耗して大きくなってしまうでしょうか?
分かる方答えてみて下さい。
ヒント:金属の「摺動運動」が理解できていれば分かると思います。
どんなエンジンでも、「フリクションロス」との戦いなのです。
▮友人3人で、道東「屈斜路湖」へのキャンプツーリング
当時、「屈斜路湖」に「クッシー」が出ると云う噂が流れていた時ですので、早速、現地へと3人で出発です。CB750 K2と原付バイク2台(ダックスとCB50)でのツーリングは傑作でした。
行く途中、寄り道し、遊び過ぎて、1日で「屈斜路湖(札幌から約440km)」にたどり着けず、「阿寒湖(札幌から約330km)」で一泊したのですが、「阿寒湖」に向かう途中、3台ともガソリンが無くなりそうになり、22時頃、辿り着いた時には、もうギリギリでした。 ガソリンスタンドも無いのです。 私のダックスは、燃料タンクの容量が2.5ℓしかありませんでしたので、当然、4ℓのガソリン缶を持っていたおかげで、分け合いながら、やっとたどり着いた次第です。 次の日にやっと屈斜路湖にたどり着き、1週間、和琴半島という所にテントを張り、1週間、遊んできました。
これが、初めての「キャンプツーリング」でした。 ここから、ハマりましたね。北海道を1周以上していますし、道東へのキャンプは、数知れずです。
道東へツーリングに行くなら、
夏は、川で渓流釣りができますので、竿を忘れずに持ってゆくことをお勧めです。 餌のいくらは現地調達で大丈夫。 「養老牛温泉」近くの川は、当時、入れ食い状態で、3人で釣れば数時間で50匹くらいは釣れるでしょう。 一番の心配は、クマさんに注意ですが。。。。
現場でさばき、内臓を取り、塩を付けて、キャンプ場に持ち帰れば、夜はおかずに困りません。 本州からツーリングで来ている若い人たちを誘い、よく酒盛りをしたものです。
昔は、本州からフェリーでモンキー3台でツーリングしている人たちも、普通にいました。
■なぜ次々に往年のホンダ4ミニ名車が125ccで復活するのか
排気量50ccから125ccへのスープアップ化。
その大きな理由のひとつは、原付(50ccの原付1種)自体が存続の危機を迎えていることだそうです。たとえ、50ccでも排ガス対策が必要なのです。
日本自動車工業会によると、2019年の2輪の新車購入者平均年齢は54.7歳で、50~60代が全体の56%を占めていて、統計データからも、おじさんに的を絞るのが賢明だということが分かります。
昔、乗っていたバイクが、50~60代になって復活するのは、楽しいですね。 元気で、暇で、金のある人は、どんどん乗りましょう。 スピードもそんなに出ないでしょうから、注意して乗れば、楽しく遊べるでしょう。
■最近は、ソロキャンプなどが流行っていますが、
見ていると、結局、距離をとっているだけで、全体でみると、みんなでキャンプしているのと同じような感じですね。
私のバイク仲間たちも、子供が大きくなり、時間的な余裕はできているのですが、昔の様に皆で集まって、旅に行く機会は、ほぼありません。
なんといっても、各人、お金に余裕が無いと、昔の様に、みんなで誘い合い、どこかに遊びに行くことも無くなりましたので、ちょっと寂しいですね。
いまだに、バイクを所有している仲間は、もう、数人しかいません。
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