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【WRC世界ラリー選手権】WRC新時代”幕開けの初戦(モンテカルロ)なのに、一番速いおっさん達の戦いにしびれました。

2022-01-24、
1月23日、WRC 世界ラリー選手権が終了しましたが、ふたを開けると、ハイブリッドWRC新時代”幕開けの初戦(モンテカルロ)なのに、一番速かったのは、おっさん達2人で、その戦いにしびれました。

■Mスポーツ・フォード(フォード・プーマ・ラリー1)から、スポット参戦ですが、元選手権9連覇王者セバスチャン・ローブ(47歳)  新開発のハイブリッドマシン(重量1,350kg)です。

灼熱から酷寒の地へ出陣です。
正月は、「ダカールラリー」に出場していて、砂漠を突っ走って総合2位になりましたが、その足で戻り、モンテの冬の山道を走っています。 本当に走るために生まれてきた世界一速いタフな「おじさん」なのです。

 

■トヨタGRヤリスから、ラリー・モンテカルロ6連覇の記録を持つセバスチャン・オジエ(38歳)

オジェももう引退するかと思いきや、また戻ってきました。 モンテの山路は、6連覇していますので、自分の庭でしょう。

あなたは、ローブよりも10歳も若いのですから、まだまだ走ってください。

 

この2人の「セバスチャン」は、歳は10歳ほど離れていますが、ただものではありません。けっして、最初から天才的な走り方をしていませんでしたが、気が付くと、選手権を堅実に連覇する実力を身に着けたのです。

過去に、ものすごく速い、天才的なドライバーは、何人も居ましたが、彼らほど、長く勝ち続けることはできませんでした。

競馬の世界でも「無事これ名馬」と云いますが、人間の世界にも当てはまるのでしょうか。車の運転ですので、運動系のスポーツアスリートと違って、女・子供でもドライビングできる乗り物ですので、歳を取っても、コントロール能力が高ければ、速く走れるのでしょうが、それにも増して、その「集中力」たるや、並みの人間とはけた違いに、バケモノの様に高いのです。特にモンテなどは、こまねずみの様に、狭いヘヤピンの連続するコーナをぶつけずに走り切る必要があるのです。

そして、最後まであきらめない根性は、やはり、1%の才能と99%の努力のたまものでしょう。

北海道に住んでいて、いまさら「雪道が滑って恐い」とホザク「万年初心者」ども、少しは練習せい。クルマは滑ってなんぼじゃ。
週末の夜、「手稲山」の上まで一気に駆け上がり、1晩5往復、1か月間練習して生きて帰ってこれれば、きっとうまくなっている。

 

クルマの感想で云えば、

トヨタGRヤリスは、ファクトリーカーですが、Mスポーツ・フォードはフォードのファクトリーカーではありません。準ファクトリーカーですか。その車が、良い仕上がりを見せて、トヨタGRヤリスをぶっちぎってしまいました。

「ヒュンダイ」も良い仕上がりを見せていましたが、室内に排ガスが漏れるトラブルで、レースどころではなくなったようです。

WRC1に参戦しているのは、日本車はトヨタだけですが、ホンダ、三菱、スバル、日産も参戦してほしいものです。

 

WRC Rallye Monte Carlo 2022 | HIGHLIGHTS
https://www.youtube.com/watch?v=eHcHebe0LeA

 

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