2019年、WRC(世界ラリー選手権)第1戦モンテカルロの戦いも終了しました。
1.WRCチーム体制
●トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing WRT
●Mスポーツ・フォード
●シトロエン/シトロエン・レーシング
●ヒュンダイ/ヒュンダイ・モータースポーツ
上記の4メーカーなのが、ちょっと寂しい処です。 日本のスバル インプレッサ、三菱 ランサーあたりが、参戦すれば、もっと面白くなるのではないかと思います。
ホンダも「Fit」あたりをWRC仕様にして、戦ってくれると、感激ですが。。。。
2.まずは、速いドライバーから、移籍状況
1)セバスチャン・オジエ(34歳) :シトロエンC3 WRC
フォードのMスポーツから、古巣「シトロエン」へ移籍してしまいました。
この方は、やはり、クルマが替わっても、速いのです。天才なのか、苦労人なのか? とにかく、速いのです。
2)セバスチャン・ローブ(43歳) :ヒュンダイi20クーペWRC
2004~12年WRC王者 セバスチャン・ローブは、今季「ヒュンダイ」からパートタイムで参戦(6戦)することになったようです。
ダカールラリーを終えての参戦です、忙しい、元王者です。オジエより10歳も年上です。
3)クリス・ミーク :ヤリスWRC
「シトロエン」から、TOYOTA GAZOO Racing WRTへ
3.第1戦モンテカルロの戦いは、
Pos. | No. | Driver | Machine | Time |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | S.オジエ | シトロエンC3 WRC | 3h21’15.9 |
2 | 11 | T.ヌービル | ヒュンダイi20クーペWRC | 0’02.2 |
3 | 8 | O.タナク | トヨタ・ヤリスWRC | 2’15.2 |
4 | 19 | S.ローブ | ヒュンダイi20クーペWRC | 2’28.2 |
5 | 10 | J.ラトバラ | トヨタ・ヤリスWRC | 2’29.9 |
6 | 5 | K.ミーク | トヨタ・ヤリスWRC | 5’36.2 |
シトロエンの「セバスチャン・オジエ」が、最終ステージまでもつれたヒュンダイ・モータースポーツの「ティエリー・ヌーヴィル」との死闘を制して、わずか2.2秒差というモンテ史上もっとも僅差のタイムで逃げ切り、6年連続優勝を獲得することになったようです。
雪が少なく、ドライ「ターマック」の路面に、路肩に雪、路面が一部凍結状態のコンデションで、一番、走りにくい状態だったのではと思います。
例年の雪の降りしきる「チェリニ峠」でのイタリアとフランスの白熱の応援合戦は有ったのでしょうか?
ヨーロッパの文化は、日本とちょっと違います。 時速150Km以上のスピードで駆け抜けるWRCカーに声援を送ります。 うまくドリフト状態を決めて、コーナーを駆け抜ければ、大きな拍手が湧き、スピンしてスタックすると、いつの間にか、人が湧いてきて、みんなで救出作業を手伝います。
私も、北海道で、スノードライブは、十分と経験していますが、YouチューブでWRCの動画を観ていると、あっ!もうダメ。。。と思っても、アクセル全開のまま、コーナーを曲がってゆく姿は、いくら車の性能が違うからと云っても、人間業ではないような気がします。
なんだ! その走り方は? 私の辞書には、全く無いのです。そのスピードレンジは。。。
WRC第2戦の「ラリースウェーデン」は、219年2月14~17日に開催です。
Youチューブサイトで、キーワード「WRC 2019」と入れると、モンテでの戦いが、沢山、観れますので。。。。
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