2015年8月5日、
中国のDJI社が、ドローン「Phantom」シリーズのエントリーモデル「Phantom 3 Standard」を8月下旬に発売すると発表しました。 5日より予約を受付を開始。
価格は9万9900円(税抜)。
2015年4月21日、
DJI社は、4Kでの空撮に対応したドローン 「Phantom 3」を国内発表して、 最大30fpsの4K動画を記録可能な「Professional」と、60fpsのフルHD動画に対応した「Advanced」の2機種をラインナップしています。いずれも、「Phantom 3 Advanced」139,800円 、「Phantom 3 Professional」175,000円と高価でしたが、今回、10万円を切る値段で、エントリーモデルをリリースです。
機能的には、「Phantom 2」から「Phantom 3」で、GPS電波が届かない屋内で安定して飛ばすためのビジョンポジショニングシステム(下向きの超音波とカメラセンサー)が追加になりましたが、「Phantom 3 Standard」は、この機能が無いため、安くなっています。
さすがに、10万円を切る値段になると、1台欲しくなりますね。。
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カメラから、送信機側のスマホ端末に「リアルタイムビュー」を流す独自のWi-Fiネットワーク機能を持っています。 送信機には、カメラアングル調整用のダイヤルも装備しています。
920MHzの動作周波数により、約 500m 離れて飛行している時でも、Phantomは応答し続けます。
スマートフォン、タブレット用(iOS、Android)の新アプリ「DJI Go」を使って、操縦者はリアルタイムでカメラが捉える映像をHD画質で手元のスマートフォン画面で確認でき、写真撮影やビデオの録画開始/停止の操作、カメラ設定の操作が行なえます。
<機体>
・重量(バッテリー含む) :1216 g
・最大上昇速度 :5 m/s
・最大下降速度 :3 m/s
・最大速度 :16 m/s (ATTI mode, no wind)
・航行可能限界高度 :500m
・最大フライト時間 :約25分
・動作環境温度 :0°C ~ 40°C
・GPS :衛星測位システム
※カメラは12メガピクセルで、2.7K HDビデオを撮影可能です。
・DJI サイト
http://www.dji.com/ja
・ DJI「Phantom 3 Standard」サイト
http://www.dji.com/ja/product/phantom-3-standard
<追記>
米航空宇宙局(NASA)が2015年8月下旬から、「ドローン」の航空管制システムである「UTM(UAV Traffic Management)」のテストを開始する様です。
商用ドローンのAmazon.comなどが目論んでいるドローンを使った宅配サービスなどは、この規制で実現可能になるのかどうか、いずれにしても、ドローンを規制するだけでなく、産業として育てるには、これからです。
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