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去年、7月に、「腹部大動脈(ステントグラフト内挿術)」と「食道癌」で食道切除をしましたが、いまだに調子が悪いので

2025-10-02、
去年、7月に、「腹部大動脈(ステントグラフト内挿術)」と「食道癌」で食道切除をしましたが、いまだに調子が悪いので、各「生成AI」君たちに、下記の質問をしてみました。

今回の知見(生成AI)で得た新たな知識は、医者(外科医)も教えてくれなかった事柄で、

「食道」切除時の迷走神経損傷(自律神経の主要な経路)により、血圧や心拍の調節が不安定になり、起立性低血圧(立ちくらみ)やめまいが生じやすい。

迷走神経損傷(自律神経の主要な経路)」とは、脳から出て、心臓や肺、消化管など主要な臓器に広く分布する**迷走神経(第X脳神経)**が、手術や外傷によって傷ついたり、その機能が損なわれたりすることです。
迷走神経自律神経系において、リラックスや休息を司る副交感神経最重要経路であるため、その損傷は全身のバランスに大きな影響を与えます。

これは、「食道」周りにはいろいろな神経、リンパが張り巡らされているので、「血管」と違い切っても血が出ないので、かまわず切ってしまう可能性の高いのが神経なのでしょう。

こんなこと、医者が自ら、患者にこんなことがありますなどと、事細かに説明するはずもないでしょう。

■胸部食道がんの手術とは

食道がんの約85%は胸部食道から発生します。
胸部食道は文字通り胸部に存在し、心臓や大動脈、気管や肺など生命をつかさどる重要な臓器に取り囲まれるように存在しています。

そのため胸部食道がんの手術では胸の中で心臓や肺などをよけながら食道をほぼすべて切除する必要があります。よく「食道がん病巣の部分だけを切り取って、残った食道をつなぎ合わせることはできませんか?」と質問されますが、食道はピーンと張った状態で背骨の前面に固定されているため、病巣を取り除いたあとの食道をギュッと引っ張ってよせてつなぎ合わせることはできません。
また、食道の周囲にはリンパ節を含む組織が存在しており、この食道周囲のリンパ節は転移頻度が高いため、しっかりとしたリンパ組織の切除(リンパ節郭清[かくせい])を行うために食道をほぼすべて切除する必要があります。

こんな事柄も、術後1年以上経ちますが、担当医から聞いたことは一度もありません。

医者は、担当の科によって、複数人存在しますが、患者は1人で、その中で、術後、体の中で起こっていることをみんなで話し合う「カンファレンス」を実施するわけもなく、自分で調べてみると、知らなかったことが出てくる出てくる、驚くばかりです。

ですので、生成AIのプロンプトに質問です。内容は下記の通りです。
質問するときの質問内容をより具体的に記載するかどうかで、回答の内容が、かなり変動してきます。

去年 7月に「腹部大動脈(ステントグラフト内挿術)」と「食道癌(食道切除)」で食道切除、

1.半年後、朝起きるとめまいがして起きれなくなり、二日後、掛かりつけだが、外科や心臓血管外科ではなく、「耳鼻科」で見てもらい、めまいは収まったが、今でも、めまいなのか、たまにふらついてしまう。

2.現在 ちょっと歩いだけで 心拍数が120くらいまで上がるが大丈夫か?

3.間隔は長くなった(3週間に一度程度)が、一日起きていられず寝たきりなり、起きられない日が丸一日続く、一日で回復して外に出れるようになるが、小便が黄色い状態が続く。

4.ちょっと無理をすると、右の耳が耳鳴りではないがぼーっと聞こえずらくなるが、安静にしていれば、数時間でいつのまにか治る

上記4つの症状で、どんな原因が考えられるか、2つの手術の関連性についても知りたい  外科や心臓血管外科など、総合診療医のような広範な立場で答えてほしい。

プロンプトの精度を上げると、恐ろしい結果も表示されるが、これが自分自身に当てはまるかどうかは、医者ではありませんので判断に迷う所でも有ります。

「Gemini」君のお答え

ご質問ありがとうございます。
腹部大動脈と食道癌という二つの大手術を乗り越えられた後の現在のご体調について、総合診療医のような広範な視点から、各症状の原因と手術の関連性を考察します。

これらの症状は、二つの大手術による身体への複合的な影響、特に自律神経系循環器系のアンバランスが背景にある可能性が高いです。

1.複合的な症状の考えられる原因と手術の関連性

ご提示いただいた4つの症状は、それぞれが独立しているというよりも、**「自律神経の乱れ」「循環血液量の不安定さ」「全身の回復の遅れ」**という共通の根底で繋がっていると考えられます。

 

症   状 可能性の高い原因 手術との関連性(特に食道切除)
1. めまい・ふらつき 自律神経失調(起立性調節障害)、脱水、内耳の血流障害 食道切除時の迷走神経損傷(自律神経の主要な経路)により、血圧や心拍の調節が不安定になり、起立性低血圧(立ちくらみ)やめまいが生じやすい。
2. 心拍数120まで上昇 脱水、貧血、体力・持久力の低下、自律神経の乱れ 迷走神経損傷により、心拍を抑制する副交感神経の働きが弱まり、少しの負荷で交感神経が過剰に反応し、頻脈になりやすい。
3. 丸一日の寝たきり(周期的な倦怠感)と黄色い小便 周期的な重度の脱水、栄養吸収障害(慢性的なエネルギー不足)、ブレインフォグ 食道切除後の栄養・水分摂取の不安定さや、消化器系の慢性的な炎症・吸収不良により、定期的に身体が限界に達している可能性がある。黄色い小便は脱水の強いサイン。
4. 右耳のぼーっとした難聴 過労による一過性の血流障害、自律神経の乱れ 全身疲労やストレスにより、血流が中枢に優先され、聴覚を司る内耳への血流が一時的に低下することで起こる症状。自律神経の不安定さが関与。

 

2.症状の詳細な考察と原因

1)めまい・ふらつき

耳鼻科で収まったとのことですが、残るふらつきの原因として最も疑われるのは自律神経失調に伴う循環器系の不安定さです。

 

2)ちょっと歩くだけで心拍数120まで上昇

これは、食道切除後の**「迷走神経による心拍抑制の解除」「体力低下(廃用症候群)」**の複合作用と考えられます。

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■迷走神経による心拍抑制の解除とは?
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「迷走神経による心拍抑制の解除」とは、心臓のブレーキ役である迷走神経(副交感神経)の働きが弱まったり失われたりすることで、心拍数を抑える力がなくなり、心臓が交感神経(アクセル役)の支配を受けやすくなる現象を指します。

これは、食道切除術後の患者様に見られる頻脈(心拍数の増加)の主要なメカニズムの一つです。

1. 迷走神経の役割(心拍の「ブレーキ」)
迷走神経(Vagus nerve)は、脳神経の中で最も長く、脳から胸部や腹部の内臓器官(心臓、肺、消化器など)に広く分布しています。自律神経系(意志とは関係なく働く神経)のうち、リラックスや休息、消化を司る副交感神経の主役です。

心臓における役割:
迷走神経は心臓のペースメーカーである洞房結節に分布し、神経伝達物質であるアセチルコリンを放出して心臓の活動を抑え、心拍数を減少させる働きをしています。迷走神経の活動が強いほど(迷走神経緊張やVagal Toneが高いほど)、心拍数は落ち着きます。

2. 「抑制の解除」が起こるメカニズム
食道切除術(食道再建術)では、食道に沿って走行している迷走神経(特にその腹腔枝)を切断または損傷することが避けられません。

ブレーキの故障:
迷走神経が損傷を受けると、心臓のペースメーカーへの副交感神経性の抑制信号が届かなくなったり、弱まったりします。

アクセルの優位:
その結果、心臓は主に**交感神経(アクセル役)**の支配を受けることになります。交感神経は心拍数を増加させ、心臓の収縮力を強める働きがあります。

結果(心拍数上昇):
普段は迷走神経によって適切に抑えられていた心拍数が、この「ブレーキの解除」によって安静時でも比較的高くなり(安静時頻脈)、少しの運動や興奮でも過剰に心拍数が上昇しやすくなります。これが、**「ちょっと歩くだけで心拍数が120くらいまで上がる」**現象の一因と考えられています。

3. 運動時の心拍数調節
通常、健康な人が運動を始めたとき、心拍数は以下の二段階で上昇します。

軽度〜中程度の運動:
まず、心臓への迷走神経による抑制が解除されることで心拍数が上がります(ブレーキを緩める)。

それ以上の運動:
次に、交感神経の活動が亢進することで心拍数がさらに上昇します(アクセルを踏み込む)。しかし、食道切除術後で迷走神経が損傷している場合、すでに「ブレーキが壊れた状態」にあるため、運動を開始した初期段階からすぐに交感神経が優位になり、心拍数の上昇が急激かつ過剰になりやすいのです。
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3)周期的な寝たきりと小便の黄色化

「一日で回復する」というパターンは、身体が定期的に限界に達し、水分とエネルギーの緊急補給が必要になっている状態を示唆します。

 

4)右耳のぼーっとした難聴

この症状が「ちょっと無理をすると」起こり、安静で治るという点は、自律神経やストレス、または血液循環との関連が非常に強いです。


 

3.2つの手術の関連性(複合的な脆弱性)

これらの症状は、単に「食道切除の後遺症」だけではなく、二つの手術による**「複合的な脆弱性」**から生じています。

  1. 心血管系の土台の脆弱性
    腹部大動脈の手術は、動脈硬化などの基礎疾患が存在することを示します。これは心臓や全身の血管系が元々抱えていた脆弱性を意味します。
  2. 自律神経の中枢的な脆弱性
    食道切除術は、自律神経のバランスを司る迷走神経を傷つけ、全身の調整機能を不安定にしました。

結果として、血管系に元々負担があった体(大動脈手術の既往)に、自律神経の調整能力を奪う負担(食道切除)が加わったため、ちょっとした疲労、脱水、運動負荷に対して、体全体(心拍、血圧、平衡感覚、聴覚)が過剰かつ不適切に反応する状態になっていると考えられます。


 

4.専門医への相談をお勧めします

この複雑な症状群を解決するには、複数の科にまたがる専門的な評価が必要です。まずは、かかりつけの総合診療医や、手術を行った外科・心臓血管外科の医師に相談し、以下の検査と対策を検討してもらうことを強くお勧めします。

  1. 心臓・循環器の評価
    心臓血管外科で、心臓超音波検査や24時間心電図(ホルター心電図)を実施し、運動時の心拍数上昇のパターンが異常なものでないか、心臓に負担がかかっていないかを確認してもらう。
  2. 血液検査
    貧血、電解質、腎機能(脱水の程度)、栄養状態(タンパク質、ビタミン)を確認してもらう。
  3. 自律神経機能検査
    起立試験などを行い、自律神経失調の程度を評価してもらう。
  4. 食事・水分指導
    栄養士や外科医と協力し、周期的な脱水や倦怠感を防ぐための、より安定した水分・栄養摂取計画(特に、こまめな水分補給電解質の補給)を策定する。

 

最後に、

この記述が全体の現象を表しているように思います。

結果として、血管系に元々負担があった体(大動脈手術の既往)に、自律神経の調整能力を奪う負担(食道切除)が加わったため、ちょっとした疲労、脱水、運動負荷に対して、体全体(心拍、血圧、平衡感覚、聴覚)が、過剰かつ不適切に反応する状態になっていると考えられます。

食道切除後は、栄養の吸収効率が低下しやすく、慢性的な低栄養や特定のビタミン・ミネラル不足に陥りやすいです。体内のエネルギー備蓄が尽きると、突然、体がシャットダウンするように極度の倦怠感に襲われます。
これは慢性疲労症候群や、身体のホメオスタシス(恒常性)の破綻に近い状態です。

食道切除後の栄養・水分摂取の不安定さや、消化器系の慢性的な炎症・吸収不良により、定期的に身体が限界に達している可能性がある。
胃がないので、一度に普通の量を食べれない為、栄養摂取の面でも、色々と細かに考えないとバランスの取れた食事を取るのが難しいのです。

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