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【特集】サポート切れの「Windows 10」のPCに「Linux」をインストールして使い続ける方法

2025-10-27、
本日は、特集として、サポート切れの「Windows 10」のPCに「Linux」をインストールして使い続ける方法です。

金のない奴などは、Windows11マシンを買えず、いまだにぐずぐずしているでしょうが、Linuxで古いPCを活用しましょうというより、Windowsで「バカゲーム」さえしていなければ、無料のOfficeソフトも付いていますし、これで十分です。 (8GB以上のUSBメモリを一本購入すれば、あとは全部無料でできてしまう)

金がないなら、頭を使ってLinuxをインストールして使いこなせ!

そうすれば、金もかからず、「バカ頭」も少しは、考えて賢くなるだろう。

よく、生意気に、「コスパ」などと「ほざく」奴が居るが、そんな奴に限って、頭が悪く、自分の頭にあったものを購入できないのです。 お前の頭が悪いのに、そんなに金をかけるのはもったいないだろうと言いたい。

まずは、今回選択した、Linuxのディストリビューション「Zorin OS(ゾーリンオーエス)」についてと、この先がちょっと面倒で、このOSを「USBメモリ」を使い、PCにインストールする方法です。

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1.Zorin OS(ゾーリン オーエス)

Zorin OS(ゾーリンオーエス)は、UbuntuをベースにしたLinuxディストリビューションです。
特にWindowsやmacOSからの移行を考えているユーザーにとって、使いやすいインターフェースと操作性を提供することを最大の目的として開発されています。

1)Zorin OSの主な特徴

Zorin OSが多くのユーザーに選ばれる主な理由は以下の点にあります。

 

2)エディションの種類

主なエディションは以下の通りです。

エディション名 価格 特徴
Core 無料 基本機能のみのフリー版。
日常的な使用に必要十分な機能が揃っています。
Lite 無料 より古い、低スペックなコンピューター向け。
Core版よりもさらに軽量なデスクトップ環境(Xfceベース)を採用しています。
Education 無料 学生や教育機関向けに、教育用アプリやコーディングツールなどを搭載したフリー版。
Pro 有料 (約8,888円など) Core版の全機能に加え、macOS風などを含むより多くのデスクトップレイアウト、プロ向けのアプリ、専用の壁紙などが追加されたフル機能版です。開発元への貢献にもなります。

・Zorin OS(ゾーリンオーエス) ダウンロードサイト
https://zorin.com/os/download/

 

2.Linuxをインストールして使う方法

通常、Linuxのディストリビューションをダウンロードして使いますが、ISOファイルになっています。
ISOファイルが何か? は自分で調べろ。
次に、このISOファイルを使いブートをかけるために、USB内にブート用ファイルを作成する。
USB内にブート用ファイルを作成ためのアプリケーションは、無償で提供されているので、これもダウンロードして使う。
さっきから、「ブート」と記載しているが、コンピューターは、ほぼすべて、ブート(起動)をかけてから、OSをメインメモリに読み込み、コンピューターが動き出す仕組みになっている。
これは、MacもWindowsもLinuxもみんな同じなのです。
■ブートとは
BIOS(Basic Input/Output System)は、PCの電源投入時に最初に動作するファームウェアで、ハードウェアの初期化とOSを起動するための準備を行います。
ブートとは、このBIOSがOSなどのプログラムをメモリに読み込んで起動させる一連の流れを指し、BIOSのブート設定で起動するデバイスの順序(どのストレージから先に起動するか)を指定します。 

BIOSとブートの関係

  • ブートプロセス:
    PCの電源を入れると、まずBIOSが起動します。
    BIOSは設定されたブート順序に従ってデバイスをチェックし、起動可能なファイルが見つかったデバイス(ブートデバイス)からOSを読み込みます。
  • ブート順序の変更:
    BIOSの「Boot」メニューでは、起動するデバイスの優先順位を変更できます。これにより、通常のHDD/SSDではなく、USBメモリやDVDからPCを起動することができ、OSのインストールやリカバリを行う際に役立ちます。
  • 拡張システム(UEFI):
    近年のPCでは、BIOSの機能を拡張しセキュリティなどを強化したUEFIが主流です
下記、3に示す、ブータブルUSB(起動可能なUSB)を作成して、パソコンにUSBメモリを差し込んで、電源を入れる。
ここから、LINUXのインストールが始まり、インストールされる仕組みになっています。

ブータブルUSB(起動可能なUSB)「Rufus」を使って、ブートファイルを作成すれば大丈夫だと思いますが、通常は、BIOSの「Boot」メニューでは、起動するデバイスの優先順位を変更できます。
これにより、通常のHDD/SSDではなく、USBメモリやDVDからPCを起動することができ、OSのインストールやリカバリを行う際に役立ちます。

一番面倒なのが、このBIOSの画面で、通常は英語で書かれていて、マウスも効かず、キーボード操作だけで動かす仕組みになっています。 起動順を変更する画面がどこか探すのも苦労します。 この画面はメーカーによって違い「星」の数ほどありますので、どの画面のどこと教えることはできませんので、残念ながら、自分で眺めて認識するしかないのです。

 

3.ブータブルUSBを作成する手順(推奨ツール:Rufus)

ISOファイルを使ってOSなどをインストールするためのUSBメモリを作成するには、単にファイルをコピーするのではなく、ブータブルUSB(起動可能なUSB)を作成する必要があります。

多くの場合、専用の作成ツールを使うのが最も簡単で確実です。

WindowsやLinuxなどのISOファイルからブータブルUSBを作成する一般的な手順です。

  1. USBメモリの準備
    • 8GB以上の容量があるUSBメモリを用意します。(OSによって必要な容量は異なります。)
    • USBメモリ内のデータはすべて消去されるため、必要なデータがあれば事前にバックアップしておきます。
  2. 専用ツールのダウンロードと起動
    • **Rufus(ルーファス)**などのブータブルUSB作成フリーソフトをダウンロードし、起動します。Rufusは日本語に対応しており、操作がシンプルで動作が高速です。
    • (もしWindows 10/11のインストールメディアを作成する場合は、Microsoftのメディア作成ツールを使うのが公式で最も簡単な方法です。)
  3. ISOファイルとUSBメモリの選択
    • Rufusの画面で:
      • 「デバイス」:PCに接続した作成対象のUSBメモリを選択します。
      • 「ブートの種類の選択」「選択」ボタンをクリックし、用意したISOファイルを指定します。
  4. 書き込み設定の確認と開始
    • **「パーティション構成」「ファイルシステム」**などの項目は、ISOファイルの種類に応じて自動的に最適な設定が選択されることがほとんどです。特に変更の必要がなければデフォルトのままにします。
      • 通常、新しいPC(UEFI)ならGPT、古いPC(BIOS)ならMBRを選択しますが、迷ったら自動設定またはGPTを選びます。
    • **「スタート」**をクリックします。
    • 「警告」が表示されたら、内容を確認し**「OK」**をクリックして書き込みを開始します。
  5. 完了
    • 書き込みが完了し「準備完了」などの表示になったら、USBメモリを取り出して完了です。

 

補足:ブータブルUSBが必要な理由

単にISOファイルをUSBメモリにコピーするだけでは、PCはそのUSBを起動ドライブとして認識できません。

ブータブルUSBを作成する専用ツールは、以下の処理を自動で行っています。

  • USBメモリを起動に必要な形式(FAT32やNTFS)にフォーマットする。
  • ISOファイル内のデータを展開し、PCがUSBから起動できるようにするブートローダーなどのファイルを適切に配置する。
  • USBメモリに起動情報(ブートセクタ)を書き込む。

この一連の作業によって、USBメモリはOSのインストールメディアとして機能するようになります。

 

Windows 7以降に対応したインストールメディアの作成ツール「Rufus」の最新版が公開。

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