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NASAが、1977年に打ち上げた探査機ボイジャー2号(Voyager 2)が、11月5日に太陽圏の外側にある星間空間に、打ち上げから41年経過して到達したと発表

2018年12月11日、
米航空宇宙局(NASA)が、1977年に打ち上げた探査機ボイジャー2号(Voyager 2)が、11月5日に太陽圏の外側にある星間空間に、打ち上げから41年経過して到達したと発表しました。

ボイジャーは、当初は5年間、木星と土星を調査するのが最大の目的でした。。しかし、両機ともまだ稼働中であり、NASA最長のミッションとなっています。

太陽系を包み宇宙船から保護する泡構造の太陽圏を離れて星間空間に突入した2番目の人工物となったと発表した。

11月5日に、ヘリオポーズを通過したボイジャー2号は現在、地球から180億キロ以上の距離に達している。太陽圏を脱出したが、まだ太陽系を出たわけではなく「まだ当分の間は太陽系を離れることはない」と、NASAは述べている。

Heliosphere(ヘリオポーズ)とは、
高温の太陽風が星間物質として知られる低温で高密度の星間領域に接する太陽圏界面です。

 

感想
壮大なチャレンジですね、まだ、燃料が尽きるまでしばらく時間があるようです。

太陽系の外側なんて、どうなっているのかさえも知りませんでしたが、こんな感じのようです。
・ボイジャー1号と2号は、やっと太陽風が届く太陽圏から外へと出たようですが、正確には太陽系から飛び出したことを意味していないようです。

・太陽系の最も外縁部には太陽の重力に影響を受けて漂う天体からなる「オールトの雲」があるとされます。

・両機はともに、最終的にはそこに到達するはずですが、オールトの雲の内縁に到達するのに約300年、外縁には約3万年がかかるだろうと、科学者らは推測しています。

本当に、気の遠くなるようなお話です。

「USSエンタープライズ号」のワープ航法で飛べば、すぐです!!

 

2017年9月、土星探査機「カッシーニ」が、土星の大気圏に突入して燃え尽きるとき、ふと思いました。

「USSエンタープライズ号」の「転送」機能を使い、突入時「カッシーニ」に移動できないか。。。と。でも無理でした。 何故なら、無人探査機ですので船室が無かったからです。

 

・NASA サイト
https://www.nasa.gov/press-release/nasa-s-voyager-2-probe-enters-interstellar-space

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