2020年08月20日、
IIJが、IIJmioモバイルプラスサービス「従量制プラン」の提供を開始しました。
IIJの調査では、60%のユーザーは電話やメール、SNSなどスマートフォンをシンプルな利用しかしておらず、さらに新型コロナウイルスの影響で外出する機会が減っており、データ量を使い切れないと、低容量サービスを求める声が多かったことがあるようです。
私も、何を隠そう、ビックカメラの「ビックSIM(IIJ)」のユーザーで、月6GB(繰り越し有り)で、2千円弱で使用し始めて、3年目に入っています。安くもなく、高くもなく、電話はカケホではありませんので、自分から発信することはほぼ、有りませんので、ほぼ、アプリでのデータ通信の使用です。
通信容量を消費するのは、Androidアプリのアップデート、Googleアラートからの1日約300件のメールの受信、ブラウジング、ニュースアプリ3本の使用、自身へのメールの送信くらいでしょうか。
ですので、月に6GB有れば、十分で、余しますので、繰り越しが貯まり、使おうと思えば、繰越を含めて、倍の12GBまで使用できます。
今回の新プランは、「待ち受け固定電話」の様にしか使いこなせないユーザーには、ちょうどいいプランなのかもしれません。
【サービス概要】
▮従量制プランは、auの4G LTE回線に対応した通信サービスで、1GBで月額480円からという低価格で利用可能です。
・1GB単位で料金が加算され、最大20GBまで利用可能。
▮「ストッパー機能」を搭載
利用できるデータ量の上限をご自身で設定できるストッパー機能もついており、使いすぎで通信料金が高額になる心配もありません。
【基本仕様】
プラン名称 | IIJmioモバイルプラスサービス 従量制プラン | |
利用回線 | auの4G LTE回線(タイプA) | |
初期費用 | 3,000円 | |
SIMカード発行手数料 | 406円/1枚あたり | |
月額料金 | SMS機能付きSIM | 480円/月/~1GB 700円/月/~2GB 900円/月/~3GB ※最大20GBまで利用可能 |
音声通話機能付きSIM | 1,180円/月/~1GB 1,400円/月/~2GB 1,600円/月/~3GB ※最大20GBまで利用可能 |
|
通信制限 | データ通信の利用上限値は1GB単位で設定が可能 ※上限値超過後は低速(200kbps)での通信となります。 |
|
データシェア | 最大3枚までSIMカードを発行でき、データシェアが可能】 (発行できるSIMカードの利用回線はタイプAのみ) |
|
追加SIM利用料 | SIMカード1枚につき400円/月 |
【残念な点】
▮既存のIIJmioモバイルサービスからのプラン変更は不可。
ミニマムスタートプランやライトスタートプランなど、定額プランに加入しているユーザーも従量制プランを利用したい場合は、新規契約の必要がある。また従量制プランから定額プランへの変更も不可能。
▮通信量を超過すると通信速度は最大200kbpsに制限される。また、今あるプランと違い、未使用分のデータ量は翌月へは繰り越されない。
・IIJmio サイト
—関連記事—
・インターネットイニシアティブ(IIJ)が、国内初のeSIM対応のデータ通信サービスを7月18日から提供を開始
・IIJが、個人向けのMVNO型サービス「IIJmioモバイルサービス」で、音声通話の利用に向けた「ケータイプラン」を2月1日より提供すると発表
・格安SIM(MVNO)で、月の通信容量を使い切ったあとの速度制限と、更なる速度規制について
・この先、iPhoneを諦めて、Android端末で我慢するリテラシーの高い方向けですが、例えば、端末の購入と、回線契約を分けて、端末を自分の好きな端末を購入する場合、何点か注意することがあります。
Sponsored Links