「マイクロソフトが、iPhoneを乗っ取ってしまう日」と云う記事が、とても面白かったので感想です。
結論から先に云えば、全然、心配ないと思います。
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最近のMicrosoftは、スティーブ・バルマー氏からナデラ新CEOに替って、なりふり構わず攻めて来ています。そう感じるのは、Word、Excel、Outlookといった主力ソフトをAndroid端末やiPhone向けに提供を開始しているからだけではありません。
その他、次期OS「Windows 10」の1年間だけの無料配布など、他社のプラットフォームで動くようにするだけではなく、自社のOSさえも、期間限定ながら無償にしようとしています。 良いですね、この試み、歓迎します。
Microsoftに言いたいことは、これで、儲からなくても、人気が出なくても、落胆しない事です。
なぜなら、主力ソフトをAndroid端末やiPhone向けに提供していますが、これは、パワーユーザー層しか使わないアプリです。
リマインダー、カレンダー、Outlookも、本当に、良いアプリだと思います。 携帯端末用に、いくら優秀なアプリを使えるようにしても、これを使いこなせるユーザーは1割~2割くらいしかいないでしょう。 恩恵を受けるユーザーは、本当に限られています。
一般のユーザーが、携帯端末(スマホ)で何をしているか?って、せいぜい、SNS(スズメの学校)、バカ動画、エロ動画、バカゲーム。。。ほぼ、こんなもんです。
どんだけ、優秀で、生産性の高いアプリを他の端末でも使えるようにしても、恩恵を受けるユーザーは、限られているのです。ですので、儲からなくても、人気が出なくても、決して! 落胆しないでください。
MicrosoftもGoogleも、使いこなせる「能力」のあるユーザーを大事にして下さい(偶に、へんてこなのも有りますが。。)。
ガキの「遊び道具」ではなく、世の中で役に立つ物をプロダクトしてくれる、プロダクトする人を支援する物を作り続ければ、良いんです。
私が、Microsoftを貶す時は、「ガキのオモチャ」を作った時だけです。Microsoftは、広告で儲けているGoogleと違いますが、Googleの様に、ダダで使いな! 使いこなせるものなら。。。のスタンスで良いのではと思います。
そうです。「Surface」が売れなくても、決して嘆かないように!!!
こんなマシン、高価だし、パワーユーザーしか使わないって!! だから、数、売れなくても、当たり前です。 Appleの純正アプリだって、一生使わないアプリが沢山あります。 例え、インストールできても、使わないんだから。。。。
ですので、決して「マイクロソフトがiPhoneを乗っ取ってしまう日」など、来るはずもないのです。
「Windows 10」も、もう少しでリリースですが、コントロールパネルなどをあまり、いじくらないようにしてほしい物です!!!よほどの、機能追加でもしない限り、まったく、変更しない方が、絶対に使いやすいのです。ユーザーを混乱させるだけです。 タブレットでもデスクトップでも使用できるようにするのは良いが、タブレット側はバカチョンで、デスクトップは、従来通りのコントロールパネルで行きましょう。
「Windows 10」は、多分「Windows Vista」が、重くても動いていたパソコンなら、「Windows 10」ならちゃんと動くと思います。
なぜなら、以前のバージョンのOSと違い、タブレットの非力なCPUでも動くように、「Windows 8」くらいから、軽くなっています。
無償で使えるのは、「Windows7」からで、「Windows Vista」からアップグレードするには、金がかかりますが、「Windows Vista」を我慢して使用するよりは、はるかに生産性が高くなると思います。
「Windows 10」。。。。「生産性」を重視する「Windows Vista」ユーザーにだけ、お勧めです。
Appleも、Googleも、Microsoftも、すごい企業だと思います。
日本を振り返れば、保身に走ったままの交代制でやっと、のし上がった「ジッコ」が経営する会社ばかりですので、性能の良い製品は作れても、3社のような会社には100万年経っても成れないのです。
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