2020年11月30日、
午前中に、「楽天モバイル」から、WEB上から契約したSIMが届きましたので、出掛ける予定でしたので、自宅で設定せず、札幌の街に出てから設定して開通させましたので、まだ、どんなもんか分かりません。
これから1年間、無料で使用できますので、決して、けなしたりしませんが、長期にこのページで、気が付いた感想を追記してゆきたいと考えています。 尚、現在、札幌市に在住(西側の端の方です)ですので、仕事柄、公共の交通機関で、市内を移動しますので、移動先でスピードなどを測定しながら、記載してゆきましょう。
私と同じように、対応機種、未対応機種も含めて、DSDS機能を使用して楽天回線を使ってみよう、また楽天モバイルで端末を購入して使ってみようと考えている方の参考になればと思います。
<使用する端末について>
今まで、「ASUS ZenFone Max (M2)」を単体で購入して、ビックカメラのBICSIM(IIJ:月額2千円弱のSIM)を入れて使用していました。
当初、「ZenFone Max (M2)」は、楽天の対象機種になっていませんでした。ASUSの方から、楽天モバイルに対応した(OSのアップデートでOKでした)というアナウンスがありましたので、楽天のサイトでは未対応の機種のままでしたが、ネットから楽天の端末は購入せずに、「SIM」のみ契約してみた次第です。
—関連記事—
・ASUSが、SIMフリースマホ「ASUS ZenFone Max (M2) ZB633KL(昨年3月に発売)」へ、楽天モバイルのVoLTEをサポートするソフトウェア更新を提供開始!
<ZenFone Max Pro (M2)の対応状況>
上図は、ZenFone Max Pro (M2)の対応状況ですが、現時点での「ZenFone Max (M2)」の対応状況は、一番大事な、データ通信、通話、SMSは使えています。
▮APN自動設定は、プロファイルがありましたので自分で入力する必要はありません。選択するだけです。
▮接続回線の自動切換えは、楽天で販売していない端末ですのでできませんが、3.2)に記載してあるように設定すれば、手動で切り替えて使えるでしょう。
なぜ、楽天モバイルから端末を購入しなかったと云えば(オッポのよさげの端末があったのですが)、「ZenFone Max (M2)」を色々な意味で、もう少し使い倒したいと考えたからです。2万円4千円ほどの端末ですが、バッテリーの容量が4,000mAhもあり、電池長持ちだし、とても使いやすいのです。
<追記1> 2020年12月1日 ———————–
この端末をDSDSで使う場合、IIJ(ドコモ回線)と楽天の回線を2つ使えるようにするのは、大丈夫ですが、楽天の回線は「楽天」の回線とAUの回線を使っています。
動作保証外の製品だと、この「楽天の回線」と「AUの回線をローミングしている」の切り替えが、なんだか、上手くいっていないような感じです。
上手くいっていないのではなく、繋がりにくい所は、すぐにau回線に切り替わっているのではないか。。。どうも、そんな感じで、繋がると云う意味では、ちゃんと機能していると思うが、楽天のエリアに入っても、auから楽天の回線に切り替わらないのでしょう。
社外端末(楽天で販売していない)だと、
・楽天—>AUの自動切換えは、問題ない。
・AU—->楽天の自動切換えは、手動でしないと切り替わらないのです。
楽天のエリア内の街中でも、地下街など電波状況が悪いと、au回線に切り替わるが、その後、楽天回線に自動で戻らないので、ちょっと不便なのです。
<追記2> 2020年12月2日 ———————–
やはり、まだ、札幌の街中でも建物の中などは、パートナー回線エリア(auの回線)に自動的に切り替わりやすいのですが、札幌駅周辺、自宅近くは、楽天エリアですので、スピードも10MBps以上は出ていますので、問題は有りませんよ。
DSDSで使っていますので、データ通信の優先順位を「楽天」にしていると、もう1枚のビックカメラのBICSIM(IIJ)回線のデータ通信量(6GB)は、容量がほぼ未使用状態ですので、もう月末に残りの容量を気にしながら使う事も、無くなりそうです。
<追記3> 2020年12月13日 ———————–
楽天のアプリで速度測定すると、10MBps以上出ているのですが、速度測定の別のアプリで実施すると、何回計測しても、1MBps前後です。
アプリによって、接続する回線が違うのか? ここが分かりません。
楽天のサイトに
「パートナー回線エリアから楽天回線エリアへ移動した際、楽天回線エリアに自動で切り替わらない」場合の対処法が出ていました。
「動作保証外の製品では、楽天回線エリアに自動で切り替わらない場合がございます。」
そんな時は、機内モードON/OFF、端末の再起動の2通リの方法が記載されていました。
どちらも、実施しても改善しないのです。
回線の接続状況を楽天のアプリで見ても、どう見ても、札幌駅周辺なので、楽天エリア内なのに、パートナー(au)回線のエリアになったままで、速度が1MBps前後です。
同じ、楽天で購入した端末と、私の動作保証対象外の端末を2台同時に、楽天のアプリで開くと、楽天で購入した端末は楽天エリア、私のはパートナー(au)エリアと表示される。
<追記4> 2021年3月1日 ———————–
■my楽天アプリでの「楽天回線エリア」と「パートナー回線(au)エリア」違い
「楽天回線エリア」になれば、左図の様に「データ無制限」と表示されます。
■ネットワーク設定について、
「ZenFone Max (M2)」の場合、再度、楽天に設定するには
1)設定–>ネットワークとインターネットをタップ
2)ネットワークとインターネットの画面で
「モバイルネットワーク」をタップ—->「ネットワーク設定」画面を表示
3)「ネットワーク設定」画面
■モバイルデータ、ローミング、データ使用量とありますが、一番下の「詳細設定」をタップ
■黒文字で「ネットワーク」に、Rakutenと表示されていますので、タップすると、すべての回線を探し出して、候補がたくさん表示されますので、「Rakuten4G」を選択して、もう一度、再設定するだけです。
■尚、色付きの文字で「ネットワーク」と表示されている所で、「ネットワークを自動的に選択」ON/OFFできるようになっていますが、これは私はOFFにしています。
この意味の「ネットワークを自動的に選択」は、楽天とauのネットワークの自動切換えではなく、私の様に、SIM2枚差しで、楽天とその他のSIMを入れている場合の切り替えではないでしょうか。。
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1.DSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)機能
「ASUS ZenFone Max (M2)」は、DSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)機能を使える端末ですので、現在使用中のBICSIM(IIJ)のSIMと「楽天モバイル」のSIMを2枚ともスロットにさして同時に使えるのです。
当然、SIMが、2枚刺さっているので、データ通信×2、通話×2、SMS×2と2倍使えますが、各通信ごとに、下図の設定画面から、優先順位を決めておくことも、確認してから、どちらの回線を使うかの選択も可能なのです。
DSDSの機能のメリットは、SIMカードを切り替えることなく両方の着信を待っていられる点です。端末1台で、2つの電話番号が使えますので、悪い事に使用しないように!!
初めて使いましたが、1台で使い分けできるのですから、これは良い機能です。
<補足説明> デュアルSIMとは?
▮DSSS:デュアルSIM・シングルスタンバイ
▮DSDS:デュアルSIM・デュアルスタンバイ
1枚のSIMカードが音声通話している間は、もう一方のSIMでのデータ通信が止まってしまうというデメリットもあります。
▮DSDA:デュアルSIM・デュアルアクティブ
2枚のSIMカードそれぞれで通話とデータ通信も同時利用を可能としたシステムも登場しています。
2.バッテリーの持ちについて
「ZenFone Max (M2)」は、バッテリーの容量が4,000mAhもあるのですが、さすがに、DSDSの機能を使うと、2枚のSIMの通信に使う電力がかかるのでしょう。
今まで1台の時は、朝出て、家に帰るまで60%以上残っていましたが、今日は30%以下になっています。 尚、データ通信の優先順位を楽天にしておけば、大丈夫でしょう。
予備のバッテリー(10,000mAh)を外出時に持ち歩いて、よっぽどでない限り使いませんでしたが、これからは使う事になるような気がします。
やはり、以前より電力を消費する事が分かりました。 こんな使い方をする方は、絶対に、バッテリーの容量が4,000mAh以上の端末の購入をお勧めします。
3.回線の通信速度の測定
現在、楽天の場合、楽天エリアと、つながりにくいエリアは、auでローミングしている地域があります。
1)アプリのインストール
まず、楽天純正の速度測定をするアプリは、「my 楽天モバイル」アプリをダウンロードしてインストールです。
別途、「Rakuten Link」アプリがあり、こちらはかけ放題で電話を使うためのアプリですので、ダウンロードしてインストール後、設定で、現在、使用している「連絡先」を取り込んでおけば、このアプリから電話をカケホで使えます。
この上記、2本のアプリは必須ですので、必ず、インストールしましょう。
2)楽天の通信エリアについて、
楽天エリア内だと、使い放題ですが、auのエリアになると月5GBまで高速で使用できますが、オーバーすると1Mbpに速度に制限がかかります。
札幌は、ほとんどのエリアで、楽天エリア内ですが、端っこの方は、まだauエリアになっています。
<注意点>
楽天で購入した端末は、自動で「楽天エリア」と「auエリア」を切り替えするが、私の様な未対応の端末の場合、自動で切り替わらない様です。
このアプリの設定に「データ高速モード」があり、ONにしておけば、楽天の端末なら自動で切り替えがきくのでしょうが、社外端末の場合は、OFFにしておけば、楽天エリアに固定されて、auの電波をつかわないようにできるようです。
ただ、「データ高速モード」をONにすると、auの電波が優先でつながっている感じです。
そして、「データ高速モード」をONにしておけば、auの電波を拾うようになっている感じです。
3)回線スピード測定
さて、「my 楽天モバイル」アプリ内で、回線スピードの測定ができるのですが、測ると、大体、自宅でも、10Mbps(受信)以上のスピードが出ています。
どう見ても、AUの回線でのスピードテストの結果で、楽天回線のスピードではない? 様です。
なぜなら、「データ高速モード」をOFFにして、RBBなどの回線スピードの測定アプリや、ブラウザ経由のスピード測定サイトで計測すると1Mbps(受信)以下の回線スピードしか出ません。
「RBB」などの回線スピード測定アプリなどは、途中、エラーになり、ちゃんと計測できているのかも不明です。 これも1Mbps(受信)以下の回線スピードしか出ません。
まだ使い始めて、1日も経っていませんので、ちょっと、様子を見るしかないのですね。
取り敢えず、
楽天の回線で、スマホのテザリング機能を使い、Windowsパソコンで、ブラウザ(Firefox)から、Youtubeで、音楽を聴きながら、ブログを記載したり、Gmailを受信できます。
Windows10のデスクトップパソコンでタスクマネージャーで見ると、テザリング中のWiFiのスピードは受信側で、最大で1.5Mbpsくらい出ていますので、こんなもんでしょう。
▮楽天モバイル
https://network.mobile.rakuten.co.jp/
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