2022-02-05、
コロナの感染者が、日を追うごとに増加して、沖縄の様にピークアウトする気配もまだありません。そして現在の感染者の実数は、発表の人数の約10倍以上の感染者がいるようですが、無自覚・無症状の感染者が、どんどん感染を広げて集団免疫を獲得するようにならないとピークアウトしないでしょう。
「人類は、ウイルスと共存するしかない」と今ごろ言っている人も居ますが、昔から共存しているのです。 当たり前のことで今更です。 パンデミックになっても死にたくなければ、自分の体の免疫機構を最善の状態にするしかないのです。なぜなら、人間も絶滅しない様にウイルスも絶滅することは決して、地球が消滅しても生き残るでしょう。共存したいのなら、健康な体でいる事です。
生き残った人間だけが、共存できるのです。
人類学的に観れば、世界で数百万人程度の方が亡くなっても、人類(ホモサピエンス)は滅びないのです。ウイルスも当然のごとく生き残っている。
遠い昔から、人類は、ウイルスと共存(進化・退化含め)して地球に生存しているだけです。
1.新型コロナ後遺症について
尚、本日のお題は、コロナ感染で、脳がいかれて人格が変わる? ですが、例え生き残ったとしても、体の中に残り、悪さをしたりすることもあるのです。感染して死んでしまえば何も残らないので良いのですが、生き残ってしまうと後遺症が出る可能性があります。そうです、感染してしまって、やれやれ治って生き残ったとても、恐ろしい事が待ち構えています。ですので、絶対に「感染」しない方が良いのですが、回復しても、人によって違いますが「後遺症」が出てきて、どんな事態になる可能性があるのか調べてみました。
1)コロナ感染で人格が変わる?
新型コロナ後遺症の症状は、脳や人格に影響を及ぼすさまざまな慢性疾患の症状によく似ていて、こうした症状の多くは、背後にあるメカニズムがほとんどわかっていない。
しかし、新型コロナ後遺症の症状の一部が、他のウイルス感染症や、外傷性脳損傷、あるいはパーキンソン病、アルツハイマー病、ハンチントン病などの神経変性疾患といった、脳や人格に影響を及ぼすさまざまな慢性疾患の症状によく似ていると指摘しています。
2021年5月11日付けで医学誌「Journal of the Neurological Sciences」に発表された論文によると、新型コロナで入院した395人を対象に調査したところ、91%が、退院から半年経っても認知障害、疲労、抑うつ、不安、睡眠障害、日常生活に戻れないなどの問題を抱えていたことがわかった。
「ブレイン・フォグ(脳の霧)」に悩まされており、不安や抑うつ、考えがまとまらない、記憶力が低下する、言葉が出にくいといった症状に苦しんでいる。そして、一部の新型コロナ感染者では、まさにこれが起きていることを示す証拠が集まりつつある。
人格は、成人すると生涯変わらない傾向があるが、脳機能を破壊するような疾患によって一変することがある。
これらの症状に共通するのは、長引く脳の炎症です。脳炎は頭部の外傷や神経変性疾患に伴って起こり、脳細胞を減らしたり、脳に悪影響を及ぼしたりすることがわかっている。
炎症自体は、ウイルスなどの侵入者を排除する免疫の正常な反応だ。免疫系が異物に対して攻撃を開始すると、炎症を引き起こす多くの免疫細胞が血流中を循環する。
厄介なことに、新型コロナ感染症やその他の疾患では、これらの免疫細胞が、通常は通り抜けられない血液脳関門(血液中から脳組織への物質の移行を防ぐしくみ)を突破してしまう可能性がある。
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/48d8ea00c4553bbec0a694fe034654329c33db4b?page=2
2)新型コロナウイルスが、脳にダメージを与える仕組み
グリア細胞である星状膠細胞(アストロサイト)に及ぼす影響
星状膠細胞が新型コロナウイルスに感染すると、機能が変化し、健康な脳を維持する役割を果たせなくなる可能性がある。
「脳神経細胞(ニューロン)」を支えているのは、星状膠細胞などの「グリア細胞」です。そして脳の血管は、ニューロンに直接繋がっていません。グリア細胞に繋がっていています。「グリア細胞」の研究が「脳細胞」より遅れているので謎も多いのですが。
通常の体の血管と違い、脳の血管は防御システム「血液脳関門」を持っていて、通常の血管の様に、血液などの成分が、「脳細胞」間に漏れ出ない様になっています。なぜ、漏れたら大変なことになるのか?
「脳細胞」同士のネットワークは、「シナプス」を介して繋がっています。細胞内は電気信号(イオン電子)ですが、シナプス(接合部)では、脳内伝達物質を介して、次の細胞に情報を伝えていますので、ここに、血液から漏れた物質が流れ込むと誤動作を起こしてしまうからです。
新型コロナウイルスは、毛細血管を収縮させたり、その機能を阻害したりすることによって、脳の血流を減少させる可能性もある。オミクロン株の特徴としてウイルスにより直接重症化せずに、コロナの影響により脳卒中などを引き起こし、血流の減少により脳に酸素が届かなくなるせいかもしれない。脳機能が永久的に変化してしまうおそれがあるのです。
ですので、ウイルスによる認知機能の重大な障害を防ぐにはどうしたらよいかなど、まだ多くの疑問が残っているが、免疫系をあまり長期にわたって激しく戦わせないことが重要だと指摘する。
2.日常で、感染しない様にする為の心得
私の場合、下記の様な事柄を守っていれば、通常通リの生活が送れ、感染することも無いと思います。 よく、陽性者がどこで感染したか不明などと言いますが、必ず、条件の悪い所で、感染者と接触しているのです。
ウイルスは見えませんが分かり易くイメージするには、「タバコの煙」の行方を観察していれば、空気の流れで、煙がどのような動きをするか、認識できるでしょう。
■マスク
なるべく、サージカルタイプの空気の漏れの少ないマスクを装着する。
よくマスクをしているが、ガバガバに隙間だらけのマスクをしている「マヌケ」を見かけるが、一番危険です。しかし、N95規格のマスクがベストだが、息苦しくて、死んでしまう。
■家庭内で感染者が出た場合は、即、アウトで、どうしようもない。
特に、飲みに行くのが大好きな「バカ旦那」に行動制限をかけておく必要がある。
「絶対飲みに行くな! 行ったら殺す!」と。
小さい子供がいる家庭では、全員、無自覚無症状なら問題ないが、幼稚園や学校からもらってくる場合があるので、致し方ないが、老人が一緒の場合は、細心の注意が必要。
■「パーテーション」よりも、換気のきいた室内が一番安全
◎まず、一番大事なのが、空気が流動している場所か否かという所です。
空気が流動していない場所は、殆んど危険と判断する。しかし、電車などは、どうしても混んでいる時間帯があるが、そんな列車には絶対に乗らない。どうしても混んでいる電車に突入する場合、席に座っているよりも、上層部の立っている位置の方が車内の空気の流動性は高いので、座っているよりか、比較的安全です。でも背が低い場合はこの限りではない。身長180cm以上必要です。
◎換気の悪い飲食店で、人が大勢いる中で飲食しない。
ガラガラに空いている時を狙う。そして「パーテーション」よりも、換気のきいた室内が一番安全。地下街でも、オープンスペースの様な店舗ならば、少しは安全です。
よくこまめに「アルコール消毒」で色々な所を拭いているが、あまり意味が無い。意味のない対策でもしないと客が安心できないからしているだけです。 問題は「飛沫」を浴びるかどうかです。
■例えば、閉鎖空間でなければ、郊外の歩道を歩いている時は、会話をしながら歩いている集団が、傍に居なければマスクをしていなくても、ほぼ空気感染はしない。
「富岳」の飛沫のコンピューターシュミレーションを観ればわかるが、あくまでも閉鎖空間での実験ですので、混んでも居ない風が吹いている野外では、すれ違うだけですので、マスクの必要はない。
■マスクをしていても、知らない人と至近距離(1m以内)で会話しない。
閉鎖空間での「富岳」の飛沫のコンピューターシュミレーションを観ればわかるが、至近距離で喋れば、マスクをしていても飛沫を浴びて感染する確率が高くなる。
3.感染しても、生き残る奴は生き残る
今から百年前の「スペイン風邪」の時は、ワクチンなどはもちろん無く、日本でも約45万人の方が亡くなっていますが、約2年で終息しています。ウイルスの特性も違うでしょうが、下手にワクチンなどがあっても、感染は止まらないのです。やはり「集団免疫」ができるまでは終息が遅れるのでしょう。
こんな世の中が、これからも続きますので、自分の体の健康(体の免疫機構が正常に働く様にと云う意味において)が一番で、これを疎かにすれば重症化して死亡する確率も高くなることに加えて、生き残ったとしても後遺症が出るかもしれないと云う事をちゃんと認識すべきでしょう。
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