2023-11-06、
「Windows 8」や10のPCで、「Windows 11」にアップデートしようとしても、非対応のPCでは「WindowsUpdate」で制限がかかり、大型のエディションが変わる自動アップデートができないようになっています。 但し、「Windows Updat」からは大型アップデート以外のセキュリティ関係のパッチは、常時、降りてきますので、それはアップデート可能です。
何も自分でできない方は諦めて「Windows 11」対応のPCに買い替えるしかないのですが、しかし、ちょっとめんどくさいですが無理やり、MicrosoftのサイトからOSをダウンロードして、インストールすれば、非対応のPCでも「Windows 11」入れることが可能なのです。
但し、非対応のPCですので、次の新しい大型アップデートがリリースされても「WindowsUpdate」経由ではインストールできません。 ですので、毎回、大型アップデートされた最新版の「Windows 11」をダウンロードして、再度インストールするしかないのです。
1.自分のPCで「Windows 11」が使えるか、確認する方法。
■ダウンロードサイト 「ReadySunValley 0.70.0」(2023年11月現在)
https://github.com/builtbybel/ReadySunValley/releases
64bit版のzipファイルをダウンロードして解凍すると、実行ファイル(.exe)が入っていますので、クリックすると起動してチエックしてくれます(インストール不要です)。
2.Windows 11 をダウンロードする
:https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
上記のMicrosoft社のサイトより、いくつかあるのですが、 をダウンロードする」を選択して、言語を指定して、ISOファイルをダウンロードして、予め「USBメモリ」にインストールメディアを作成してください。
「Windows 11」のインストーラーは5GB以上の容量があるので、USBメモリ(8GB以上)が必要です。
尚、DVDは、単層で4.6GBしか容量がありませんので使えませんよ。
正確には、ISOファイルの容量は6.5GBもありますので、USBに格納してブートをかけるのが正解でしょう。
3.Windows 11 をインストールする方法3つ
いずれの方法でも、「Windows 11 」ディスク イメージ (ISOファイル)をダウンロードしておくと便利です。
1)、2)はどちらかと云えば、無理やり、「クリーンインストール」する場合です。
1)Windows11Upgradeを使う
■ツールアプリ名:Windows11Upgrade
提供元サイト:https://github.com/coofcookie/Windows11Upgrade
■アップグレードとクリーンインストールを選択可能です。
<システム要件>
Windows 10 64bit版
・ダウンロード ファイル名:Windows11Upgrade
実行ファイルをダウンロードし、解凍して起動します(インストールは不要)。
■Windows 11 ISO (もし、予めダウンロードする場合)
・https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
—関連記事—
・【Win10入替】Windows11のシステム要件を満たさない非対応のPCにツールを使い簡単にインストールする方法
2)Rufus (ルーファス)を使う
Rufus (ルーファス) とは、起動可能なUSBフラッシュドライブ(USBメモリなど)を作成したり、フォーマットをするためのソフトウェアです。
■ツールアプリ名:Rufus (ルーファス) (日本語にも対応しています)
サイト:https://rufus.ie/ja/
・Rufus 3.18 (1.3 MB)
・Rufus 3.18 Portable (1.3 MB)
<システム要件>
Windows 7以降の32bit・64bit版のWindows OS
実行ファイルをダウンロードし起動します(インストールは不要)。
—関連記事—
・Windows10からWindows11のシステム要件を満たしていない非対応のPCにツールを使いインストールしてみる
■作成したブータブルUSBを使ってWindows 11にアップグレードする前に
<補足説明>
パソコンは通常、電源を入れた時にどこからOSを読み込むのか、あらかじめ決められています(通常は、DVDドライブーー>ハードディスクの順で、USBメモリは先頭に来ていません)。
ですので、パソコンの電源ONで、「ブータブルUSB」からWindows 11のインストーラーが起動するように、パソコンのUEFI(BIOS)を起動してBoot(ブート)設定を変更する必要があります。
UEFI(BIOS)の起動画面を表示する方法は、そのパソコンによって違いますので、それは自分でメーカーの公式サイトで調べるように。
Boot(ブート)設定を変更後、パソコンを再起動すると、ブータブルUSBが、先に読み込まれWindows 11のインストール画面が表示されるので、あとは画面に従ってアップグレードすればいいだけです。
3)チェックを簡単にバイパスできる方法を使う。
通常、Windows11非対応PCにインストールメディアからインストールしようと、システム要件を満たしているかどうかのチェックに引っかかって以下のようなエラーが表示されてインストールできません。
下記のサイトを参照すると、チェックをバイパスできる方法があり、非対応のPCにアップデートをかけることが可能になります。
■非対応PCをWindows11 22H2から23H2にする方法。簡単にアップデート可能
この方法は、インストールメディアを使用して、稼働している「Windows 11」状態から、大型アップデートをインストールする方法です。
最後に、
Microsoftは、Windows OSのバージョンアップに関して、「Windows 7」の頃も、抜け道は必ずありましたし、無償アップグレードの期限が過ぎていても、古いバージョンのライセンスさえ保有していればインストールすることが可能でした。しかし今後、この様な方法(抜け道)を無効化されるかもしれませんので、油断は禁物です。こんな方法をあてにせず「Windows11」を使い続けたいならシステム要件を満たしたPCを、貧乏でなければ、ちゃんと購入して使用した方が良いでしょう。
—関連記事—
・Windows 10からWindows 11へ無償アップグレードするには3種類の方法があります。
・Windows10からWindows11のシステム要件を満たしていない非対応のPCにツールを使いインストールしてみる
・Windows 11が動作可能かチェックするためのアプリ「PC正常性チェックアプリ」の正式版が一般公開。
・【Windows11】Microsoftが、「Insider Preview」で、次期OS「Windows 11」をISOファイル形式で配布開始しました。
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