2021-11-06、
本日のお題は、Windows 10からWindows 11へ無償アップグレードするには、主に3種類の方法があります。 そして、Windows 10からWindows 11への無償アップグレードは、全てのPCが対象ではなく、Windows 11が実行できる「システムの最低要件」を満たしている必要があ理ますので、まずは、それを確認してからのお話です。
1.Windows 10からWindows 11へ無償アップグレードできるの? できないの?
1)[Windows Update]画面に表示される
わざわざ「PC正常性チェック」ツールを実行しなくても、設定の「更新とセキュリティ」の[Windows Update]画面で確認すれば、下図のように「Windows 11」へのアップグレードが可能であることが示されるようになっている。
ここで、「要件を満たしていません」と表示されて、簡単に諦めては、いけません。
何がダメなのか、その要件を満たすには、何が必要なのかを確認しましょう。 もしかしたら、ソフト的な変更で要件を満たす場合もありますので、諦めないでください。
厄介なのが、これからです。 詳しく、確認してゆきましょう。
2)さらに詳しく確認するには、「PC正常性チェック」ツールを実行すればよい。
「PC正常性チェック」ツールは、2021年10月に提供された、その他の更新プログラムの「2021-10 x64ベースシステム用Windows 10 Version 21H1更新プログラム(KB5005463)」を適用すると、強制的にインストールされる。
そして、この(KB5005463)については、Windowsサポート「KB5005463 – PC正常性チェックアプリケーション」を参照)。
結果的にできるの、できないの?
プロセッサ(CPU)が、未対応の場合、多くの場合、PC自体の買い替えが必要になる。
多分、5年以上前のパソコンについている「CPU」では、当時、高性能でも無理でしょう。
メモリやストレージなどが不足していて要件を満たしていない場合、増設や追加が可能であれば、Windows 11対応にすることが可能だ。
2.3種類の方法
Microsoft社は、1)以外の方法は、あまり、お勧めしていませんが、やろうと思えばできちゃいます。
1)Windows Update
もちろん、要件を満たしているパソコンで、「Windows Update」画面に、「ダウンロードしてインストール」ボタンが表示されるまで待つ必要があるので、気長に順番が来るまで待ちましょう。
一番、手軽で、アプリや個人用ファイルなども、ちゃんと引き継げるので、訳のわからない人向けです。
2)インストールアシスタント
Microsoftが、提供している「インストールアシスタント」を利用するのが可能です。
どうしても、Windows 11にしたい場合、不具合の発生する可能性はあるが、手動でアップグレードすることも可能になっています。
ただし、「インストールアシスタント」を使って、Windows 11へアップグレードするには、Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)以降である必要があります。
「インストールアシスタント」をダウンロードして、実行すると実施できます。
3)インストールイメージ(ISOファイル)
この方法は、以前のバージョンのISOとは、ちょっと違っていて、「クリーンインストール」ではなく、ISOファイルからでも、アップデートインストールができます。
そうです、引き継ぐ項目(アプリ/個人用ファイル/設定)が選択できる様にもなっています。
<注意事項>
- ブート ディスクを作成するために、少なくとも 8GB の空の DVD ディスク (および DVD 書き込み装置)が必要です。インストール中にコンテンツが削除されるため、空の USB または空の DVD を使用することをお勧めします。
- ISO ファイルから DVD ブート ディスクに書き込もうとしたときに、「ディスク イメージ ファイルが大きすぎます」というメッセージが表示された場合、大容量の片面 2 層 DVD の使用を検討してください(片面 2 層 DVD出ないと、片面1層では容量が足りないのです)。
・Windows 11 をインストールする方法 Microsoft社サイト
<追記> 2021年11月8日
Windows11について。リリースして1か月が経過しましたが、相変わらず、出来の悪い「Windows11」はバグだらけで、使い物になっていませんので、いくら無償アップグレードできても、まだ実施しない方が良いでしょう。そうですね。半年以上は今のOSを使い続けていた方が、無難でしょう。
—関連記事—
・【速報でもないが】Microsoftは、Windows10以上は無いと言っていたが、Windows11をリリースすると発表したが、どうやら古いマシンは、無償アップデートの対象から外れる模様
・Windows 11が動作可能かチェックするためのアプリ「PC正常性チェックアプリ」の正式版が一般公開。
・【Windows11】Microsoftが、「Insider Preview」で、次期OS「Windows 11」をISOファイル形式で配布開始しました。
・【Windows11対応確認】デバイス(PC)が、Windows11 / Sun Valleyにアップデートで動作するかどうかを確認するこのアプリです。
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