11月27日、
中国のDJI社が、初の農業用ドローン「Agras MG-1(アグラスMG-1)」を発表しました。
DJI社のドローンと云えば、「Phantom」シリーズが、高価ですが有名で、お金が有れば、必ず、一台欲しいオモチャです。
しかし、「Agras MG-1」はオモチャではありません、ちゃんと、農薬散布のお仕事をしてくれます。
Agras MG-1(アグラスMG-1)のすごい所は、もう初めから農薬散布用に設計されている所です。 防水防塵設計と耐食性素材を採用しているため、使用後はきれいに洗浄して折り畳み、容易な運搬と保管が可能です。
まずは、中国、韓国で先行発売され、その後、他の地域でも発売される予定です。
価格は公式には発表されていませんが、日本円で約180万円くらいとのことです。
空撮を専門のお仕事をする方達は、4軸のドローンは使わないそうです。なぜなら1軸が止まったら落ちてしまうからだそうです。なるほど、8軸有れば1軸が止まっても飛行可能ですよね。
それにしても、こんな「兵器」が有れば、マイクロ波レーダーを搭載していますので、低空で地形を読みながら飛ばせますので、どこでもアタック(攻撃)が可能になります。
Sponsored Links
<飛行準備完了>
<折りたたみ開始>
<こんな感じで、折りたたみです>
<使用後はきれいに洗浄して折り畳み、容易な運搬と保管が可能ですと。。。。完璧です>
<機能>
・最大10kgの農薬を搭載可能。
・散布可能な範囲は1時間あたり、7~10エーカー(人力による散布の40倍以上の効率です)
・最速秒速8メートルで飛行し、飛行速度に合わせて噴霧の強度を自動的に調節し、農薬液を常に均等に散布することができます。
・飛行中、UAVはリアルタイムで地形をスキャンして自動的に農作物からの高さと距離を維持し、作物に最適な量の農薬を散布できるようにしています。また、リアルタイム通信を可能にするDJIのLightbridge 2 映像伝送システムも搭載しています。
・インテリジェントメモリー機能は、Agras MG-1が散布液の補充やバッテリーの再充電のため一旦帰還した後に、帰還前に最後に記録された場所から再び飛行・散布を再開することを可能にします。
・Agras MG-1の機体は密閉され、統合された遠心冷却システムを搭載しています。
これにより、モーターの寿命を最大3倍にまで延長することが可能です。
三重のフィルターが、水滴やほこり、大きめの粒子状物質などの機体内部への侵入を防ぎ、不純物の混入による摩耗を防止します。
飛行中、UAVは機体前部の吸気口から機体内部に空気を取り込みます。取り込まれた空気は、三重フィルターによりほこりなどの不純物は取り除かれ、機体のアームやモーターを通過し、すべての部品と内部機構の熱を捕えて、外部に放出されます。
・MG-1 DJI サイト
http://www.dji.com/cn/product/mg-1
—関連記事—
・GoFlyが、1軸(シングルローター)の自立飛行のできるカメラドローン「Flyeye」を開発
・DJIが、ドローン「Phantom」シリーズのエントリーモデル「Phantom 3 Standard」を8月下旬に発売すると発表
・中国のDJI社は、4Kでの空撮に対応したドローン 「Phantom 3」を国内発表しました。
・ドゥモア社が、米Lily Robotics社製の自撮りドローン「リリー・カメラ」を国内販売
・DRONE(ドローン)が欲しい。。。です。 どんなドローンが有るの?
Sponsored Links