2017年12月30日、
The Apache Software Foundationが、オープンソースのオフィス統合環境「Apache OpenOffice」v4.1.5を公開しました。
今回のバージョンは、リグレッションの修正にフォーカスしたメンテナンスアップデートとなっています。
Sponsored Links
<問題点の修正>
・Calcドキュメントを保存すると、ダイアグラムが破損する(検索できない)。
・問題127568の修正により、Baseに新しいバグが作成されました。
・すべてのコンテンツをコピーした後にライターがクラッシュする。
・英語の辞書をバージョン2017.11.01に更新。
<補足説明>
2011年6月に、「OpenOffice.org」は、「Oracle」から「Apache Software Foundation」に寄贈され、「Apache OpenOffice」と改名されました。
そして、もう一つ、OpenOffice.org開発コミュニティーの主要メンバーが設立したThe Document Foundationにより開発されている「LibreOffice」があります。
また、「Apache OpenOffice 4.0」では、OpenOffice.orgの派生版としてIBMが開発してきた「Lotus Symphony」の機能を統合しています。
「Apache OpenOffice」プロジェクトは、人員不足で継続が危ぶまれていたが、当面の危機は避けられた模様です。
<アプリケーションの構成>
OpenOfficeは、「LibreOffice」とほぼ同じ構成です。
・Writer:ワードプロセッサ
・Calc:スプレッドシート
・Impres:プレゼンテーション
・Draw:ドローソフト、Math:数式エディタを含みます
・Base:データベース管理プログラム。
<対応OS>
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/Server 2012/8.1/10
Mac
Linux
・Apache OpenOffice サイト
http://www.openoffice.org/
—関連記事—
・The Apache Software Foundationが、オープンソースのオフィススイート「Apache OpenOffice」v4.1.2を公開
・フリーのオフィススイート「SoftMaker FreeOffice」についてです お初です。
・The Document Foundationが、オープンソースのオフィススイート最新版「LibreOffice」v5.2を公開
・フリーのデータベースソフト「Base(ベース)」についてとデータベースアプリを作成するには。。。
・無料(フリー)のオフィスソフトは、どれが使える?
Sponsored Links