2015年10月28日、
The Apache Software Foundationが、1年2ヶ月ぶりにオープンソースのオフィススイート「Apache OpenOffice」v4.1.2を公開しました。
Microsoft社の「Office」ソフトなんか、無くても、文書、ドキュメントなど、無料で使える物が以前からあるのですが、それを知らない方が大勢います。
ワープロ、表計算、プレゼンテーション、データベース、図形描画、数式作成などのソフトを備えた、無料で使用できる立派なオフィスソフトなのです。
Microsoft社の「Office」で作成したファイルも読み込めますし、保存する時もMicrosoft社の「Office」のファイルタイプを指定することも可能です。
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<経緯>
サン・マイクロシステムズが、ドイツのStarDivisionを買収し、同社が販売していた「StarOffice」 のソースコードをオープンソースライセンスで2000年10月に公開して「OpenOffice.org」 プロジェクトを立ち上げました。その後、サン・マイクロシステムズはオラクルに買収されてしまったので、プロジェクトの管理は「オラクル」が行うこととなったが、ここから、分裂してしまいました。1つはThe Document Foundationの「LibreOffice」になってしまいました。
2011年6月1日に、「オラクル」が、Apacheソフトウェア財団に、ソースコードの提供を提案してできたのが、「Apache OpenOffice」です。
オープンソースのオフィススイートも、紆余曲折の果てに、源流は「StarOffice」–>「OpenOffice」—>「LibreOffice」と分岐して行きました。
MAC版のOpenOfficeでは、「NeoOffice」(Mac OS X 用)なども有ります。
<Windows版の対応OS>
Windows XP、Vista、7、8、8.1、10
・「Apache OpenOffice」 サイト
http://www.openoffice.org/ja/
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