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MacBook Airに、Boot Campを使って「Windows 10 」を入れてみる

Windows10

本日は、「MacBook Air 13(SSDは256GB)」に、Boot Campを使って「Windows 10 Technical Preview版を入れてみるです。

「Windows 10」は、Mac上で動くのか????   ちゃんと動きますよ!。

追記
私の場合、「Windows 10 Technical Preview」版は、無料でインストールできましたので、2015年7月29日のリリース後も「Technical Preview」版を使用しています。

あくまで、対象のMacの中に「Windows 7」もしくは「Windows 8.1」を搭載していないと、2016年7月まで無償でインストールできた「Windows 10」を使用する事はできませんので、注意して下さい。

ですので、「Windows 7」もしくは「Windows 8.1」を搭載していないMacで、タダで「Windows 10」を使うのは、もう遅いです。 タダで、インストールできません。

 

新しいバージョンは、先日の説明会では、次週公開予定とされていたのですが、前倒しで1月23日公開されました。
そこで「Windows 10 Technical Preview」の新バージョン「Build 9926」を使って、今のWindows7をアップグレードするのではなく、ISOファイルをダウンロードして、USB経由でMacBook Airに入れて、そこから、Boot Campを使ってWindows 10 Technical Preview 版をインストールしてみようと、企みました。 すでにTechnical Preview版をインストールしている場合は、Windows Updateで更新できます。

もちろん、プレビュー版ですので、無料です。

これで、期限は定かではありませんが、数ヶ月間以上は「Windows 10 Technical Preview」を無料で使う事ができます。

いつもの事ですが。。。。。。MacBook Airで、天板のリンゴのマークを光らせながら、Mac OS Xを使っている振りをして、Windowsを。。。使うんです。

Macって本当にいいんです。 だって、MacにWindowsを入れて使えるんですよ(仮想化ではないので、同時には使用できないが。。)。しかも、CPUはintelのコア i5が搭載されていますので、下手なWindowsマシンよりサクサク動くのですから、Windowsノートパソコンなんて、欲しいと思ったことも有りません。  快適すぎて、笑っちゃいます!!!

全体目次
1.Windows 10の入手方法
1)Windows 10 Technical Preview 版のISOファイルのダウンロード
2)Windows Insider Program
3)Windows 10 Technical Preview 版の入手
4)Windows10のダウンロードサイトから入手

2.Windows側でダウンロードしたISOファイルをUSBに格納して、「MacBook Air」のデスクトップにコピーする。

3.Boot Campを起動して、いよいよインストール作業です。
1)インストーラーの作成
2)パーテーションの作成

4.Windows10の起動

5.Windows10の初期設定


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1.Windows 10の入手方法

1)Windows 10 Technical Preview 版のISOファイルのダウンロード

1)Windows 10 Technical Preview 版の入手は、もう、終了していますので、読み飛ばして、「Windows 10」の「ISOファイル」を入手して、クリーンインストールする場合は、ISOファイルからのインストーツ方法は、同じですので、2)、3)を読み飛ばして、4)から読むと役に立つと思います。

ここで、私の様に、1度、「Windows Insider Program」に参加し、Macにインストール後、しばらくして、中止(Windows10アンインストール)した場合には、再度、ISOファイルでインストールした場合は、Windows 10 Technical Preview 版の認証が取れると思います。

 

2)Windows Insider Program 

http://insider.windows.com/ サイトからクセスすると、下記のページが表示されます。

 

3)Windows 10 Technical Preview 版の入手

ダウンロードするには、マイクロソフトのアカウントでログインしないと、ダウンロードできません。もう一つ、Macからダウンロードできませんので。。。必ず、Windowsからです。 MACしかない人は、誰かに頼んで下さい。

入口は、Windows Insider Program http://insider.windows.com/

Download Windows Insider Preview ISO

Windows Insider Programのページを見ると、アップグレードと新規インストール用のISOファイルのダウンロードが可能になっています。又、本バージョンでは新たに 「日本語版」も用意されていましたので、それを選択しました。 あと、32bit版(3.05GB)と64bit版(3.98GB)がありますが、 「MacBook Air」にインストールするのですから、迷わず、64bit版を選択です。

注意事項
上図、画面の上の方に、Product keyが記載されていますので、メモるのをお忘れなく。

64bit版は、3.98GBも有りますので、ADSLで5MB位の速度ですと、ダウンロードが完了するまで、1時間以上かかります。
こんな時だけは、光回線が、欲しいと思いますが、暫しの我慢です。。。。

 

4)「Windows10」のダウンロードサイトから入手

そして、上記の「Windows10を入手する」をクリックすると、下記の「Windows10のダウンロード」サイトが表示されてます。

尚、「Windows 10」の「ISOファイル」を入手して、クリーンインストールする場合は、下記のサイトから「Windows 10」をダウンロードできますが、当然、新たなインストールにはプロダクトキーが必要になります。

Macにすでに、Windows7か8.1がインストールして有り、MACでWindows7、8を起動していれば、「このPCをいますぐアップグレードする」でインストールすることも可能です。

・直接、「Windows10のダウンロード」を開いても良いでしょう。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

上記のページで、「Window 10のダウンロード」ツールで、詳しくは「Windows 10のメディア作成ツール」というツールを使用して、下記のインストールメディアを作成する事が出来ます。

(1)「Windows 10のメディア作成ツール」の機能

・作成メディアは?  2種類あります。
インストール用USBメモリ(ブータブルUSB)、ISOイメージファイルを作成、その後、DVDに書き込む。

・エディションは?  2種類あります。
「Windows 10 Home」と「Windows 10 Pro」のインストール用メディアを作成可能(Enterpriseなど、他のエディションは作成できない)。

・「32bit版」、「64bit版」は? 3種類あります。
「32bit版」、「64bit版」、「32bit&64bitの両用版」のインストール用メディアを作成可能。Macにインストールする場合は、「64bit版」のみですので注意して下さい。

・ダウンロード ボタン
「ツールを今すぐダウンロード (32 ビット バージョン)」、「ツールを今すぐダウンロード (64 ビット バージョン)」

上記のボタンの意味は、インストール用イメージ作成作業に使用するWindows OSの環境に応じて、32bit版か64bit版のいずれかのツールをダウンロードして実行する(Windows 10をインストールするPCの環境ではありませんので注意して下さい)。

 

(2)ツールの利用方法

ダウンロードしたツール(「MediaCreationTool.exe」か「MediaCreationToolx64.exe」)を起動すると、最初にアップグレードインストールをするか、インストール用メディアを作成するか、という選択肢が表示される。

Macにすでに、Windows7又は、8.1がインストールしてあれば、「このPCをいますぐアップグレードする」を選択する。

このPCに直接「Windows 10」をアップグレードインストールすることも可能ですが、初めてMACにインストールする場合は、「他のPC用にインストール メディアを作る]を選択して先へ進む。

 

言語やアーキテクチャ、エディションを選択する

・「Windows 10 Home」か「Windows 10 Pro」を選択可能。
・32bit版か64bit版か、両方かの選択が可能ですが、Mac に Windows をインストールするには、64 ビット版の Windows 10 インストーラの ISO ファイルが必要です。

MACに初めてインストールするなら、「Windows 10 Home」の64bit版で行けます。

 

インストール用のUSBメモリを作るか、ISOイメージファイルを作るかを選択する

USBメモリの容量に注意
容量は、どのエディションでも、「32bit版」か「64bit版」なら3GB以上、両用版なら6GB以上が必要です。

MACに初めて、Windowsをインストールする場合は、「ISOファイル」を選択です。

 

ダウンロード中の画面

USBメモリの場合も、ISOファイルの場合も、保存場所(書き込み場所)を指定して、次へ進むと下記の画面になります。

 

さあ、これで、Windows上から操作して、ダウンロードしたISOファイルを利用して、MACにWindows10をインストールしてみましょう。

 

2.Windows側でダウンロードしたISOファイルをUSBに格納して、MacBook Airのデスクトップにコピーする。

「USBメモリ」を使用する場合、MACはWindowsのファイルシステム「NTFS」を認識できませんので、格納前に予め、「FAT32」にUSBメモリをフォーマットしておく必要が有ります。 ちょっと、面倒くさいですね。
USBメモリのフォーマットは、Windows側でしたら、該当のUSBメモリにカーソルを持ってきて、右クリックして、メニューより「フォーマット」で可能です。

USBメモリに格納したISOファイルをMacを起動して「デスクトップ」に切り取り、貼り付けしておきます。

次のページは、Boot Campを起動して、いよいよインストール作業です。


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3.Boot Campを起動して、いよいよインストール作業です。

作業イメージは、Mac osxの「Boot Campアシスタント」で、OSとドライバーを含めたインストーラーをUSBメモリに作成して、それを起動して、Macにパーテーションを指定して、インストールすると云う手順です。

Macで、「Windows 10」を使うには、Boot Camp でサポートソフトウェア (ドライバ) をインストールする必要があります。
このソフトウェアは、「Boot Camp アシスタント」を使うと自動的にダウンロードされます。Boot Camp では、対応モデルの Mac で 64 ビット版の Windows 10 を使うことができます。

Mac に Windows10 をインストールする為に、必要な物2つ
・USBメモリ(容量:5GB以上です)
・Windows10のISOイメージファイル

 

・「Boot Camp を使って Mac で Windows 10 を使う」 Appleのサイト

Windows 10 をサポートする Mac コンピュータも記載されていますので確認を。

Boot Camp アシスタントで Mac に Windows 10 をインストールする
Boot Camp を使って、Mac に Microsoft Windows 10 をインストールし、Mac を再起動する際に macOS と Windows を切り替えることができます。

 

 

1)インストーラーの作成

Boot Campアシスタント」を起動して、MacBook Airのデスクトップにある「ISOファイル」を指定、保存先ディスクを容量8GBのUSBメモリを指定してCOPYが終わると、ISOファイルとMac用ドライバー(ダウンロードするので時間がかかります)がUSBメモリにコピーされる。

Finder を起動して「アプリケーション」の「ユーティリティ」から、「Boot Campアシスタント」を起動する。

「はじめに」画面から、「Boot Campアシスタント」画面を表示して、作業を指定する。

下図の「Windowsインストール様に起動可能なUSBドライブを作成」を表示する

ISOファイルの保存先を指定する必要がありますので、ひとまず、デスクトップでもしておきます。

 

<USBメモリの内容>

上図の 「Boot Camp」フォルダ内に「Driver」を格納したフォルダが有りますので、Windowsが起動後、無線LANのドライバーなど、うまくドライバーが動かなかった場合は、ここで探して、再度、インストールすることができます。

 

2)パーテーションの作成

MAC側のストレージ(SSD)の全容量は、256GBあるので、Windows用のパーティションサイズは60GBほど切ってあげる。

インストール後のc:ドライブの使用容量は15GBほどになっていましたので、今年の秋まで使用するには十分でしょう。

格納する領域をきいてきますので、指定すると、フォーマットされて、インストールが始まります。

 

4.Windows10の起動

いつものWindowsの初期設定画面が表示されますので、そこを終了すると、デスクトップ画面が表示されます。

デスクトップを表示

 

1)画面、左下の「スタートボタン」をクリックすると

スタートメニューが復活しています。
そして、スタートメニューにメトロIUのタイルメニューも一緒に表示されています。

 

2)スタートメニューをメニュー右上のマークをクリックして、広げると、こんな画面になります。

次のページは、Windows10の初期設定です。


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5.Windows10の初期設定

1)ネットワーク接続
実は、最初、インターネットに接続できませんでしたので。ちょっと焦りました。
ブルーツースのマウスは動いたのですが、要は、NICのドライバーがインストールされていませんでした。

そこで、項番3で使用したインストール用に作成した「USBメモリ」の中にあるドライバーをインストールしたら、難なく繋がりました。

「Broadcom」のマシンに合った、どれかを実行する。 私の場合、「BroadcomWirlessWin7x64.exe」を実行してドライバーをインストールして、パソコンを再起動したら繋がりました。

2)ブラウザの設定
ブラウザは、「Edge(エッジ)」と云うブラウザがデフォルトで起動しますが、IE11を起動することも可能です。

お気に入りとフィードをWindows7側のIE11から、両方エクスポートして、Windows10に持ってきて、インポートするだけです。

方法は、IE11のメニューバーの「ファイル」より、「インポートとエクスポート」より実施します。

3)セキュリティ設定
「Windows 8」から、ディフェンダーに統合されていますので、とりあえず、セキュリティ対策ソフトは入れないで置きます。
「Windows Update」だけは、ちゃんとかけておきましょう。

4)HPの無線LANプリンターとの接続
これも、コントロールパネルの「デバイスとプリンター」より、プリンターの追加で設定できます。

 

ここまで、使用した感想

以前、Windows 7(32Bit版)をMACにいれて使用していましたが、Windows 10だとMacが重くなるだろうな。。。と予想していましたが、その予想は、思いっきり外れました。 サクサク動きます。

Windows xpから、移行するのに、Windows 7するか、Windows 8するか、どちらが良いか。。迷っているなら、Windows 8をお勧めします。 なぜなら、Windows 8の起動時のメトロUIの非表示やスタートメニューの表示などは、フリーソフト2本あれば、Windows 7と同じようになりますので、全然、Windows 8を意識する必要など有りません。

それよりも、Windows7より、Windows8の方が、タブレットPCでも使えるように「カーネル」が進化していますので、大元の部分が、軽くなっています。 ですので、よっぽど、低性能のパソコンを買わされない限り、Windows 8の方がちゃんとサクサクと動くと思います。 Windows 10も、Windows 8の「カーネル」を引き継いでいるでしょうから、今までのOSのバージョンアップの様に低性能なパソコンでない限り、ちゃんと動きます。
なんだか、Windows7に戻ったような気もしますが。。。。デスクトップ、タブレットなど、それなりに、それぞれで、扱いやすくなったように思います。 やはり、Windowsの基本操作法は、新機能が入っていてもあまり変えるべきではないのだと、実感します。
概ね、Goodです。  あとは、新機能が、どんなもんか?。。。。ですね。 あまり期待していませんが。。。。

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追記> 2017年5月16日
macOS Sierra 10.12.5」では、「Boot Camp」を利用した「Windows 10 Creators Update」のメディアフリーインストールがサポートされています。

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追記> 2015年1月28日
MAC OSX側で使用する時より、バッテリーの消費が多いように思いますので、Windows10で省電力設定にして使っています。

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追記> 2015年2月1日
Windows 10では、標準でオープンロスレスコーデックのFLACに対応、Appleロスレスにも対応しています。
ですので、CDからiTunesで、Appleロスレスで取り込んだ音楽ファイルをWindows 10テクニカルプレビューの「Xbox Music」アプリで再生できます。 デュアルブートでWindows10を起動していても、MacOSXのファイルシステムに手を突っ込むソフトが有りますので、それを利用すれば、Mac側のiTuensで管理している音楽ファイル(Appleロスレス)をWindows10側でも再生できるようになったと云う事になります。 ちょっとだけ。。。便利になります。

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追記> 2015年3月24日
2015年3月に「MacBook Air」と「MacBook Pro」 13インチRetinaディスプレイモデルが発表になっていますが、Early2015モデルでは、Boot CampでのWindows 7がサポート対象外になっています。

Boot Campを使うなら、Windows 8以上です。 私の場合、2014年モデルで、Windows 10テクニカルプレビュー版をもう使っていますが。。。。問題ありません。

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追記> 2015年8月8日
7月29日にリリースされましたが、Windows10テクニカルプレビュー版のダウンロードはすでに終了していますが、まだ問題なく使用できています。

上記の「Windows 10のメディア作成ツール」というツールを使用して、Windows10を新規で、ライセンスキー入力画面はスキップしてインストールし、ライセンスの未認証状態でも、最低限の動作確認はできます。

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追記> 2015年8月14日

Boot Camp 6」をアップデートをリリースしています。

「Windows 10」の64ビット版を正式にサポートしましたので、MacにWindowsをいれて使いたい方は、インストールしてみましょう。

・「Use Windows 10 on your Mac with Boot Camp」
英語版のページですが、翻訳すれば大丈夫です。
https://support.apple.com/en-us/HT204990

現在、「MacBook Air」13インチで、「Windows10」のプレビュー版を使用していますが、困ったもので、電源を入れて、デスクトップが表示されるまでの時間を比 較すると、圧倒的に、Windows10が立ち上がるのが速いです。 ログインする為のパスワードを入力する画面はあっと云う間に来ますし、その後、待ち 時間なく、デスクトップを表示してくれます。

まるで、電源をON状態で使用している「タブレット端末」の様です!!!!!

今までのWindows OSだと、ノートパソコンで、電源入れて使える状態になる場で、気の遠くなるような時間がかかりましたが。。。。もう、大丈夫ですね!!。

 

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