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Y!モバイルが、シニア特化の「60歳以上 通話ずーっと無料キャンペーン」を8月9日から開始

2018年8月9日、
Y!モバイルが、シニア特化の「60歳以上 通話ずーっと無料キャンペーン」を8月9日から開始しました。 

電話(発信)をよく使う「シニア」の方、朗報です。 面白いプランが、ワイモバイルから出てきました。

まだ、ガラケーを使っているシニアの方や、すでにスマホを使っているが料金を安くしたいと思っているシニアの方、向けのユーザー掘り起しのプランですが、悪くないと思いますので紹介します。

指定機種は、Android端末ですが、キャリアで云う所の「らくらくスマホ」のタイプに成ります。
これは大手キャリア以外、扱っていなかったプランですね。サブランドでも初めてでしょう。


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1.ニーズはあるのか?

さて、同じ、シニアでも、大きく分類すると、下記の2タイプのシニア層があるのではと思います。

世の中、まだまだ、「ラガード」が、大勢存在します。

補足説明>——————
以前からありますが、マーケティングの世界では、「イノベーター理論」より分類すれば、こんな感じに、ユーザーを分類しています。

イノベーター(Innovators:革新者)・・・・
全体の2.5%を構成(しかし、数百人〜1000人程度)
新しいものを進んで採用する革新的採用者のグループ  ちゃんと活用する努力ができる。

アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)・・・
全体の13.5%を構成(実際は1%にも満たない)
流行には敏感で、自ら情報収集を行い判断する初期少数採用者のグループ。

<<< キャズムと呼ばれる深い溝 >>>

アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)・・・
全体の34.0%を構成(実際は30%以下)
新しい様式の採用には比較的慎重な初期多数採用者のグループ。

※ネットで買い物したり調べ物はするが、情報収集はあまり行わない。
※ソーシャルは比較的好き
※Yahoo!は見る

レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)・・・
全体の34.0%を構成(実際は35%以上)
新しい様式の採用には懐疑的で、周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。

※ネットで買い物は、たまにモールで。必要なときのみアクセス
※ソーシャルはLINEなど身内のみでやっている → バカッター存在域
※テレビはよく見るけど、年齢が高い層は新聞も読む
※芸能人のブログとかは見るし、モバイルゲームはする
※マイルドヤンキー、主婦、若い女性に多い感じ

ラガード(Laggards:遅滞者) ・・・・・・・・・・・・ 全体の16.0%を構成(実際は30%以上)
採用遅滞者のグループ。
世の中の動きに関心が薄く、流行が一般化するまで採用しない。 中には、最後まで流行不採用を貫く者もいる。

※ガラケーで一応天気予報とかは見ている感じ?
※ほぼ、テレビのみしか観ていない。

————————————

1)これから、スマホ デビューする「シニア」

電話をよく使う(着信ではなく、自分から電話する方)なら、良いのではと思います。
「メール」も「写真(カメラ)」も使えるし、ガラケーより使いやすいので便利です。

※よく掛ける通話先を3つ以上登録できる「短縮ダイヤル」。 一発で発信出来ます。
「シニア」になると、連絡先から相手を探し出して、電話するという画面操作のアクションさえも、覚えることができないくらい「ボケ」ていますので、大変、助かるでしょう。

2)すでにスマホを使用している「シニア」

キャリアのスマホを使用していて、何とか料金を安くしたい。。2年満期が来ていて、今使っている機種を捨てられるなら、良いのではと思います。

3)ちょと無理かなと思う「シニア」

現在、「iPhone」を使用している「シニア」には、ちょっと無理かも。。と思います。
指定の端末は「Android端末」で、キャリアで云えば「楽々スマホ」風で使い方は簡単ですのでハードルはぐっと低いと思うのですが、大抵、ワガママですので「嫌だ!」というプライドの高い「シニア」も居るでしょうから、そんな人は無理かも。。。。

 

2.キャンペーン内容

指定機種を購入時の利用者年齢が60歳以上の場合、国内通話がかけ放題の「スーパーだれとでも定額」の月額料が無料になるキャンペーンです。

1)キャンペーン期間

2018年8月9日(木)~

2)特典内容

「スーパーだれとでも定額」の月額料1,000円を無料とします。(スーパーだれとでも定額へのお申し込みは別途必要です。)

3)指定機種

指定機種は、京セラの「かんたんスマホ 705KC」です。

スペック的には、シニア向けとしては、問題ないでしょうが、バッテリ容量が、2,600mAとちょっと少な目なのが残念です(使い方にもよるが、4,000mAくらいあると、毎日メンドクサイ充電が、3日間くらい充電しなくても大丈夫なのです)。


スペック

OS Android8.1(Oreo)
CPU Snapdragon 430/MSM8937 1.4GHz+1.1GHz(オクタコア)
RAM(メモリ容量) 3GB
ROM(ストレージ容量) 32GB
バッテリ容量/充電時間 2,600mA /約140分
本体サイズ 幅71mm×高さ147mm×暑さ9.2mm
重量 約142g
画面サイズ 5.0インチ
解像度 1280×720
カメラ性能 1,300万画素(メイン)/500万画素(サブ)

防水/防塵機能、ワンセグ機能、おサイフケータイなどの機能は搭載されていません。

4)適用条件

・個人のお客さまであること。
・当社システムに登録されたご利用者年齢が指定機種購入時点で60歳以上であること。
・指定機種の購入を伴い、対象料金プラン、対象申込種別でご契約すること。

指定機種 かんたんスマホ*1
対象料金プラン スマホプランS/M/L(ベーシックプランはのぞく)
対象申込種別 新規契約(MNP含む)、番号移行、契約変更、機種変更*2

*1 持ち込み機種の場合を除く
*2 指定機種以外に機種変更した場合(修理や初期不良による交換、当社が提供している交換サービス及び会員価格での購入サービスの利用による機種変更は含みません。)

 

3.それで、月額いくらでスマホを使える様になるのか?

ドコモの料金例では、「ドコモ らくらくホン向け」といいつつ税込みで月額5,000円を超えてしまうでしょう。

かんたんスマホを契約したときの料金
(「家族割」が有るので家族で使えば、500円割引になります。例えば、ワイモバイルのモバイル無線LANルーターを使っていれば、同じように500円の割引対象になります)

一番安い、スマホプランSで契約すれば、

1)月額基本料金 :1,980円(1年間) 家族で契約することができれば、500円の割引あり

2)データ容量  :毎月3GB(2年間)まで

3)無料通話   :付き

4)機種代金   :実質負担額として864円/月額
—————————————-

月額の料金は、1,980円 + 864円 = 2,844円(税抜)/月 で使えます。

しかし、
2年目からは、2,980円 + 864円 = 3,844円(税抜)/月と値上がりします。

ワイモバイルのダメな所は、そうなんです。 一年間だけしか安くならないのです。

2年目から1,000円も値上がりしてしまいます。最初、安いので、良いと思っていると料金を支払っている内に、1年後、千円も料金が値上がりしている事をすっかり忘れています。ですので、ワイモバイルにとっては、思う「壺」なんです。

このように見てゆくと、キャリアよりは、料金を安くできるが、2年目以降、値上がりするし、根本的に、大して使いもしない携帯電話の通信料金を月額で2,000円以下に抑えたい場合は、MVNOの格安SIMを使った方が、毎月の出費を末永く、くたばるまで安く抑える事ができるでしょう。

ワイモバイル」は、「UQモバイル」と同じ、キャリアの「サブブランド」ですが、UQモバイルや「MVNO(格安SIM)」と違い、購入する時から、結構、手厚いサポートがありますので、ガラケイから電話番号(連絡先)の移行で、つまずきたくない方は、料金はキャリアより安くなるが、MVNOほど安くならない。。。この「ワイモバイル」が、良いのではないでしょうか?

ちなみに、「UQモバイル」は、電話番号(連絡先)の移行などは、やってくれませんので。

貴方は、どっちにします。


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