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インターネットが遅い、原因は何?。 「最近、インターネットが遅くて、何とかなりませんか」と云われることがあります。

geralt / Pixabay

本日のお題は、インターネットが遅い、原因は何? です。
「最近、インターネットが遅くて、何とかなりませんか」と云われることがあります。

インターネットが遅い? 余りにも、おおざっぱな質問で、これだけ言われても、こっちとしては。。。。全然分かんないですよね。

遅いと言っても、色々な原因が有ります。
■インターネット回線のスピード自体が遅いのか?
■パソコンの性能に問題が有るのか?
▮通信機器(ルーターなど)に問題があるのか?
■WEBブラウザに問題が有るのか?。。。。です。

例えば、通信環境の場合は、回線接続業者と連絡を取る必要があったり、パソコンに問題がある場合は、「金」をかけて性能の良い「パソコン」に買い替えれば解決します。設定に問題が有れば、自分で設定を直さなければならず、問題がまずは、どこに有るのか探し出す必要があり、そんなに簡単でないのです。

ですので、問題の「原因」別に記載しましたので、当ブログを参考にして自分のインターネット環境のどこに「問題」があるのかを探して、改善する方法を見つけてください。 但し、「努力で何とかなる」場合と、「どうにもならない」場合がありますので読んで納得して下さい。

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– 全 体 目 次 
1.通信速度がどのくらい出ているのか

2.使用回線の環境に問題がある場合
1)ADSLの環境
2)光回線の環境

3.無線LAN接続に問題がある場合

4.パソコンの性能、能力に問題がある場合

5.パソコンの設定、メンテナンスに問題がある場合
1)多いのが、性能の低いパソコン(失礼!)なのにいっぱいソフトをインストールして、PCの電源を入れて、立ち上げた状態で、もうすでにメインメモリの空き容量が少ない状態で使用している場合。
2)ブラウザ(IE)のメンテをしていない場合。
3)皆さん知らない方がけっこう多い事柄
4)「Windows 10」から新しく導入されたWindows Updateの「更新プログラムの提供方法を選ぶ」

6.ブラウザに問題がある場合

1.通信速度がどのくらい出ているのか

まずは、通信速度がどのくらい出ているのか、どこでも良いのですが、パソコンのブラウザから「スピード測定」サイト等で測定してみて下さい。

本当に、遅いのは「どこ」なのか、判断する為の一番最初の対策です。

本当に、遅いのは「どこ」なのか、判断する為の一番の情報です。
1)「USENスピード測定」サイト
http://www.usen.com/speedtest/top.html

2)RBB TODAY提供の速度測定サイト

 

 計測結果はどうでしたか?
 
まさか、「フレッツ光」だから、100M~80M位の速度が出ていないから「おかしい?」などと、勘違いしないでください。「Bフレッツ」の「網」内でしたら 70M~80M位のスピードが出ているでしょうが、一般のサイトで測定すれば、「Bフレッツ網」外ですので20M~40M位です。
ADSLの場合も契約が40Mでも、実測が10M以下は普通です(局から自宅の距離が離れていれば、いるほど速度は低下します)。
これで数メガのスピードが出ていれば、回線側の問題でなく、パソコン側の問題になると思います。
動画サイトでも、3M~5M出ていれば、動画が止まったり、カクカクなることは、無いと思います。

補足
 ADSLの場合、「線路情報開示システム」で、電話局から自宅までの距離と伝送損失をチェックできます。
NTT東・西日本エリアにおける既設電話回線の「線路距離長」、「伝送損失」を提供していますので、電話番号を入力するとチェックできます。
・NTT東日本:http://www.ntt-east.co.jp/line-info/
・NTT西日本:http://www.ntt-west.co.jp/open/index.html

ここで、最速ではないが、ある程度の速度が出ていれば、WAN側の「回線速度」の問題ではないでしょう。

 

 

2.使用回線の環境に問題がある場合 

特にやっかいなのが「ADSL」で、電話回線(銅線)を使いますので、結構、問題が多いです。
地道に問題点を1つ1つクリアしないと、原因が掴めない場合が有りますので慎重にいくしかありません。

「え! ADSLって、電話線を使っているの?」 などと今さら言わないで下さい。 ADSLはアナログ回線を使用しています(メタルケーブル:銅線)。 ですので、途中に光回線を経由する環境(NTT側の環境ですが)ではADSLは使えません。

1)ADSLの環境

(1)電話回線の収容局から、自宅までの距離が遠いと速度がでない。
局のそばに引っ越しするしるのが、一番手っ取り早いか。。。。。
・Yahooの場合は、局から4km以上だと、リーチDSLで対応可能(速度は1Mにみたないが)。
・NTTの場合は、フレッツADSLの場合は対応不可 フレッツ光にするしかないです。

(2)電波障害(電子レンジ?など)

(3)ドアホン(インタホン)やセコム、ガスメータ等が電話回線を使用している場合

(4)保安器が古いタイプの場合(NTTに連絡要)
 症状:電話がかかってくるとリンク(接続)が切れる。—-> NTT 116に電話して工事依頼です(有料)。

(5)その他、下記の機器やサービスが原因で速度低下が生じることがあります。
・CATV電話
・双方向のBSデジタル・チューナ
・スカイパフェクトTVのペーパビュー機能
スカパーのサイトを参照して下さい。
http://help.skyperfectv.co.jp/app/answers/detail/a_id/3104/~/adsl%E5%9B%9E%E7%B7%9A
・電話使用のオートロック
・宅内に回線切り替え器がある(経年変化による接触不良)
・ナンバ・ディスプレイ機能付電話器
・コンデンサ付MJ

上記のように、様々な環境の違いがありますので、「ベストエフォート型」のサービスになっています。「努力はしますが、保証はしません」というような言い まわしをするのです。  こんな個々に色々な環境があるのに、「絶対12Mでます」と言ったらたいへんなことになるでしょう?

ADSLは、開通後の最大速度や接続可能性を保証できない「ベストエフォート型」のサービスです。
ADSLは下記のような様々な要因によって、理論的な最大速度が出ない場合や、接続が出来ない場合があります。
ADSLモデムは、障害時リンクが切れそうになると、自動でリンク速度を落すが、自分で速度を元に戻せません。

ネットワーク機器から順に再起動すると、速度が回復する場合がある。
・モデム->ルータ->PCの順に電源を入れる。
・モデムやルータが再起動するのに少し時間がかかるので、少し時間を空けて)

補足:
フレッツADSLの場合、NTT(116番)に電話すると回線を調査してくれます。
(速度が改善できる場合とできない場合が、当然ありますので。。)

 

2)光回線の環境

・Bフレッツ(光回線)を使用していても遅くなります。
・NTTのBフレッツ網外に、接続してスピードチェックした場合は、ネットワークが混んでいれば、当然、応答速度も落ちますので、速度低下の原因になります。
・接続しにいったサーバーが混んでいれば、処理に時間がかかり速度低下します。

あなた一人が「ネットワーク」や「サーバー」に接続しているわけではありませんので、当然混みます。

Bフレッツの場合、通常、1本の光ファイバーを複数件(8軒)で共有して使用する仕組みになっています。
近所でBフレッツを契約して、使っている人が増えれば、当然遅くなると思います。

その中に、P2Pソフト(「ウイニー」)とか使っている奴がいれば、最悪です。
がっつり、帯域を使用しています。しかも1日中。。。

こんな奴に限って、「インターネットが遅い」とほざきます。 お前だ!!!原因は!

これは-もう、NTTやプロバイダーに直接自分で電話して、文句をたれて下さい!!
多分、無理でしょう。 混んでいるのですから。。。。
トラフィックを無駄に使っている奴(P2Pソフト:ウイニーなど)、これも使っている奴に文句が言えないのです。
ですので、6.の場合は、私に言っても何もできません。

プロバイダーは、P2Pソフト(「ウイニー等」)を使う「××」が居るので、帯域に制限をかけています。
http://isp.oshietekun.net/

 あ と、NTTの「Bフレッツ」のような高速ブロードバンドでは、パソコンの性能が「低い」のが原因の場合が、多々有りますので、自分のPCの性能、状況を把握してから、 怒って下さいね。 何度も言いますが、5年以上前のPCでしたら。。遅くて当たり前です。「CPU」の処理能力が追いつかないのです!

補足:
商用で使用する場合は、ビジネスタイプのサービスもあります。
地域IP網まで専有するタイプです。 確かに早いけど、料金は高いですよ。変更する価値ありますか?。。。なければ、”あきらめ”て下さい。

次のページは、無線LAN接続に問題がある場合です。


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3.無線LAN接続に問題がある場合

ノートパソコンなどを無線LANを利用してワイヤレスで接続している場合、無線LANルータが関係している場合が有ります。

5年以上前の製品を使用している場合は、最新のルーターを購入すると、スピードが格段にアップします。 値段も、1万円前後の製品で十分です。
関連記事
【お勧め商品】「TP-LINK」のWi-Fiルーター「Archer C9」をちょっと紹介します。2016年6月から日本国内での販売を開始しています。
TP-LINKが、低価格で高性能なデュアルバンド無線LANルーター「Archer A2600」を12月上旬に販売開始すると発表

 

1)ADSLと同じように電波が干渉している可能性も有ります。
電子レンジが原因の場合が結構あります。 ワイヤレスのキーボードやマウス、スピーカー、ヘッドホンなど。

2)遅くなった場合、「無線LANルーター」を再起動してみる。
ルーターは障害が発生すると、リンク速度を自動で下げますが、自動で上げることはできませんので、再起動すると直ります。

3)無線LANルータのファームウェアの更新
古い機器だったりすると、ファームウェアのアップデートが有る場合が有りますので、製品サイトでチェックする必要が有ります。

4)近所との間で、チャンネルがかぶっている場合も有ります。

この場合も速度低下をまねきます(スマートフォン用のもあります)などを利用して、チャンネルを変更する。

 

関連記事
今時の「無線LANルーター」、自分に合ったものを選ぶとしたら、何を基準に選んだら良いの?
家庭内への無線LAN機器の導入と「無線LANのトラブル」について

第1回 無線LANって何?
第2回 無線LAN どうやって?WiFi接続するの?
第3回 不正侵入(ただ乗り)されないための無線LANのセキュリティ設定
第4回 無線LANのトラブルについて
第5回 公衆無線LAN(WiFi)サービスについて

 

4.パソコンの性能、能力に問題がある場合

2014年11月現在なら、Intelなら、最低でもCore i3 程度の能力のあるCPU。 Core i5、Core i7なら尚可。

 残念ながら、CPUの「処理能力」が追いつかないのです。

 
パソコンの性能が、余りにも低いのが原因の場合が多々有りますので、自分のパソコンの状況を把握してからにしてください。
「Windows Vista、7、8、10」でも、処理能力の低いパソコンだと、確実に「遅い」です。

Windows OSをアップグレードしたパソコンでよく見受けられるのが、メインメモリを十分に積んでいない為に遅くなります。どのくらいメモリ容量があれば何とかなるのか?

 

1)「Windows 7、8、10」の場合は

・メインメモリを「1G」では、かなり苦しい、パソコン起動後で、すでに0.8G位使用しているので、本当は問題外です(確実に「2G」以上、欲しいですね)。
・「CPUの処理能力」がそんなに高くなくても、「グラフィックボート」がちゃんとしたのが入っていると軽いです。

Windows Vista、7、8のブラウザ、IEでは、「GPU」を使いますので、性能の良い「グラフィックボード」が入っていると、CPUの負担が軽減されて、マシンが軽く感じることができます。 抽画処理(グラフィック)等をGPU側で処理しますので、「CPU」の使用率がぐっと低くなります。

GPUとは:Graphics Processing Unitの略で、主にグラフィック処理を担当する装置。

 

2)「Windows Vista」の場合は

・メインメモリを「1G」以上積んでいるか、チェックです(「2G」程度、欲しいですね)。
・「CPUの処理能力」もかなり要求されます。せめて、「Cour2DUO」クラス。

 

3)「Windows XP」の場合は

・メインメモリ「256」Mでは問題外、最低でも512M、700M~1Gあれば十分ですね。

アップルのMACで、あまり「遅い!」などという苦情が無いのは、なぜでしょうか?
「Mac」の場合、値段も高く、パソコンとOSをセット(抱き合わせ)で販売していますので、自社でそこそこの性能を確保することができていますが、 Windowsマシンの場合は、OSの販売とPCの販売は別々ですので、「だまされて」、又は「知らず」に「安いマシン」をつかまされることがあります。

自分のパソコンのスペックの調べ方が分からない方は、下記のページを参照して下さいね。
Windowsパソコンの初期設定(Vista、7、8、8.1、10編)について
もう一つ、「パソコン設定」を5年たっても「できない」、「やらない」等、「万年初心者」のPCも、確実にこの状態になります。

下記のページを見ると、どんな状態か、理解できると思います。
万年初心者向け「パソコン メンテナンス」方法、教訓。。。。。。「不都合な真実」

 

まずは、パソコンの性能が低い場合は、ブラウザをIE(インターネット エクスプローラー)から別のブラウザに乗り換える事です。
ブラウザをIE(インターネット エクスプローラー)から、軽いブラウザ(Chrome、Firefox)に変更しても、重い場合は、パソコン自体の性能が低いと考えて正解です。

次のページは、パソコンの設定、メンテナンスに問題がある場合です。

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5.パソコンの設定、メンテナンスに問題がある場合

1)多いのが、性能の低いパソコン(失礼!)なのにいっぱいソフトをインストールして、PCの電源を入れて、立ち上げた状態で、もうすでにメインメモリの空き容量が少ない状態で使用している場合。

(遅いとか。。以前の問題ですがね。。。。。。。。)

下記のブログ、「最近パソコンが重い」を参考にして改善して下さいね。
第1回 Windows Vistaが重いので、何とかならないか?
第2回 Windows Vistaが重い ハード的な要因についての対策方法
第3回 Windows Vistaが重い :OS、アプリケーション的な要因についての対策方法
第4回 Vistaに限りませんが、ちゃんと「メンテナンス」をしていないのも、重くなる大きな原因の1つです。

 

2)ブラウザ(IE)のメンテをしていない場合。

(1)”インターネット一時ファイルの削除”も実施した事もない状態で使用している方が、結構いますね。
IE7、メニューバーの「ツール」-->「インターネット オプション」の「全般タブ」画面の一時ファイル、閲覧履歴等を削除する。

(2)アドオン
 ブラウザに、各種アドオン、ツールバーを設定して使用している場合も、ブラウザがメインメモリを消費して重くなる可能性がありますので、不要なアドオンソフトやツールバーは削除です。

メニューバーの「ツール」をクリックして、「アドオンの管理」をクリックすると表示します。

(3)IE7の「フィッシング詐欺検出機能」について
「IE7」から、新しくサポートされた「フィッシング詐欺検出機能」が、重い原因の1つではないかと思います。サイトで、買い物をしない方なら、この機能を無効にしても、問題ないかと思いますので、無効にする設定を記載しますので、動作を確認してみて下さい。

IE7の場合ですが、メニューバーの「ツール」→「インターネットオプション」→「詳細設定」タブで、「フィッシング詐欺検出機能を無効にする」にチェックを入れる。

 

3)皆さん知らない方がけっこう多い事柄

「Windows標準のファイアーウオール」と「セキュリティソフト(ファイアーウオール機能の付いた)」 の関係。

セキュリティソフト(ファイアーウオール機能の付いた)をインストールしたまでは良いのですが、「WindowsXPのSP2」からは、デフォルトで「Windowsファイヤーウオール」が「有効」になっていますので、「無効」に設定する必要があります。

つまり、これをしないと、「セキュリティソフト」と「Windows標準機能」とダブルでファイアーウオールをかけている状態になっていますので、インターネットが遅くなることがあります。

「VISTA」から、セキュリティソフトを入れた場合は、「Windowsファイアーウオール」をかける必要がありません。

XP SP2以降のWindows標準のファイアーウオールについて補足説明
・セキュリティソフトのファイアーウオール機能
インバウンド、アウトバウンド両方チェックする。

・「Windows  XP SP3」のWindowsファイアーウオール機能
インバウンドしか、チェックしません。   簡易ファイアーウオールですね。

・「Windows  VISTA、7、8、10」のWindowsファイアーウオール機能
インバウンド、アウトバウンド両方、チェックします。

ですので、VISTA、7、8、10の場合は、ファイアーウオールソフトが、「いらない」と言えば、必要ありません。

 

4)「Windows 10」から新しく導入されたWindows Updateの「更新プログラムの提供方法を選ぶ」

これは、「Windows 10」からのWindows Updateの仕組みの変更ですが、「Windows 8」までの「Windows Update」は、Microsoftから定期的に提供されるアップデートプログラムをダウンロードしてPCにインストールしますが、世界中から同時にMicrosoftのサーバーにアクセスが集中するため、アップデートプログラムのダウンロードに時間がかかってしまいます。その状況を少しでも緩和する為に導入されたのが「複数の場所から更新する」という設定です。

要は、誰かのPCの「Windows Update」が処理が終了したら、自分達のローカルネットワーク上からも、そのアップデートプログラムをMicrosoftのサーバーにアクセスしなくても、ダウンロードしてインストールできるよ。。。という仕組みです。

デフォルトで、設定が「オン」になっていますので、インターネットが、何だか遅いなと思った時は、改善されたか、設定を「オフ」にして確認してみてください。

 

設定変更 方法

1)Windowsの設定画面から「更新とセキュリティ」を選択する。

2)「Windows Update」画面の「更新プログラムの設定」の下にある「詳細オプション」をクリック。

3)「詳細オプション」画面の「更新プログラムの提供方法を選ぶ」をクリック。

4)「更新プログラムの提供方法を選ぶ」画面

複数の場所から更新するを「オフ」します。

※但し、複数のPCが無線LANで繋がっている場合は「オン」に設定し、「ローカルネットワーク上のPCのみ」に設定を変更しておけば、他のPCでのWindowsアップデートで、時間が短縮されると思います。

 

次のページは、ブラウザに問題がある場合です。

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.ブラウザに問題がある場合

  インターネットが遅い、ブラウザが重いと、最近感じるのですが皆さんはどうでしょうか?「遅い」とか、「重い」は、それぞれの感覚ですので、本当にそうなのか?ちょっと「ブラウザ」を調べてみましたので参考にして下さい。

但し、メインメモリの消費量だけではなく、抽画(表示)するためにCPUの能力もかなり要求されますので、「メモリが足りない」だけが原因ではありません。


1)IE(Internet Explorer)

IE11になっても、変わらぬ機能(ブックマーク、フィード)が有って、本当に助かるのですが、メモリを「バカ喰い」しますので、メインメモリの少ないパソコンだと、段々重くなり、タブを多く開くと、増々、重くなり、反応しなくなります。 ですので、性能の低いパソコンでは、IEではなく、他のブラウザをお勧めします。

(1)IE10   2013年2月26日現在
もうこの世代のブラウザは、タブを数タブ開くだけで、メモリをどんどん食ってゆきます。
メモリ2Gでも足りないのでは? と思います。
・ダウンロードサイト : http://windows.microsoft.com/ja-jp/internet-explorer/download-ie

(2)IE11   2014年2月現在
Windowsアップデート経由で、更新できる状態になっています。
「Windows 10」の場合、デフォルトのブラウザは「Edge」ですが、IE11が入っています。

 

2)Microsoft Edge

「Windows 10」から新しく追加された、Microsoftのコンシュマー向けの標準ブラウザです。

今人気のGoogleの「Chrome」のような感じですので、個人的には、使用していません。もちろん、IEも入っていますので、どこに入っているのか探す必要が有りますが、使えます。

 

3)Sleipnir  
フェンリル(株)のタブ切替型 国産Webブラウザーです。
・ダウンロードサイト : http://www.fenrir.co.jp/sleipnir/

4)Opera(オペラ)   お薦めです。

軽くて、けっこう使いやすいブラウザですので、メモリの足りないPCでお奨めです。
USBポータブル版もあり、これはメモリ消費量も半分です。 スピードダイアルが便利です。
・ダウンロードサイト : http://jp.opera.com/

 

5)Firefox    お薦めです。


・ダウンロードサイト : http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/

Firefoxは、ブックマークや拡張機能を色々と追加してゆくと、起動が遅くなります。

USBポータブル版もあります。
・ダウンロードサイト : http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/

6)Googleの「Chrome (クローム)」  お薦めです。


2008年9月新規リリースされた、Google社のWebブラウザーです。

7)Safari (Apple製)  

「ビジュアル」にこだわる方には、お薦めです。 但し、Macのブラウザですので。。Windowsには無い。

 

8)ブラウザが、どれだけ、パソコンのリソース使用しているか、「Windows タスクマネージャー」でチェックしてみて下さい。

一番、分かり易いのが、タブを10個くらい開いて、メインメモリをどれだけ消費しているか、各ブラウザでチェックすれば、IEがどれだけ、メモリを消費するブラウザか。。。。自分の目で確認してみて下さい。

調査方法
(1)CTL+ALT+DELキーで、「Windows タスクマネージャー」画面を表示して、「パフォーマンス」タブを表示します。

(2)コミットチャージ合計をチェックします(「kb」表示ですので、下3桁を読み飛ばせば「M」の単位になります)。

(3)上記の状態で、ブラウザを起動して、通常通りに使い、重くなったなーと感じてきたらチェックします。

「パフォーマンス」タブの物理メモリの合計より、コミットチャージの合計数値の方が大きい場合は、完全に重くなっている状態です(メモリ不足の状態です)。
IEを立ちあげる以前に上記の状態になっていれば、常駐ソフトの解除作業をする必要があるでしょう。

「スタートアップチェッカー」と言うソフトを使用すると簡単に解除できます。
「IE7」で、「フィード」を利用して、「タブ」を3つくらい開いていると、メインメモリ512M積んでいても、上記のような状態になってしまいます。
ですので、メインメモリを256Mしか積んでいない方は、IE7を起動するだけで、256Mのメモリを消費しきってしまいますので、ブラウザを開いた時点で、もうパソコン自体が重くなってしまっています。

上記の状態の方は、「IE6」に戻すか、別のブラウザをお奨めします。
(メモリ消費量で云えば、オペラ、Firefox等が、一番軽いと思います)

IE7になって機能アップして、便利になりましたが、ハード(メインメモリ)のスペックを上げないと逆に使いずらくなるのはいかがなものでしょう? 「早くパソコンを入れ替えろ!」と云わんばかりで、困ったものです。

 

9)ブラウザの「閲覧履歴」、「キャッシュ」などが、溜まっていると重くなる原因にもなります。

そんなときは、各ブラウザに対応していますので、フリーソフトの「CCleaner」を使用して、一気に掃除をしてみるのもよいでしょう。

このアプリは、1本入れておいて、定期的に使用するソフトの定番ですので、使ってみてください。

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