「Windows 10」の無償アップグレード権だけを確保して、期限後に「Windows 10」に無償移行する方法? です。
「Windows 10」の無償アップグレードキャンペーンも、残すところ1カ月ちょっとになってしまいましたが、これを逃してしまうと、アップグレードするのにお金がかかります。
また、Microsoft社は、「無償アップグレード期間は延長しない」と言っています。
そこで、なんとか「Windows 10」の無償アップグレード権だけを確保して、期限後に「Windows 10」に無償移行する方法はないのか?。。。。です。
Sponsored Links
例えば、開発環境として「Windows 7」の環境をもう少し保持しておきたいなどと云う場合など、何とか、期限後に「Windows 10」に無償移行する方法はないか?。。。です。
まあ、こんな人は少ないでしょうが、まだ、「Windows 7」を使い続けたいが、いずれは「Windows 10」をと考えているユーザーも居るのではと思います。
そこで、これまで通り、「Windows 7」を使い続けながら、期間が終了した後も、無償で「Windows 10」へアップグレードする方法が、1つあるかもしれません。
これは、まだ「無償アップグレード」の期限が来ていませんので、誰も試してはいませんので、本当に、できるかどうかは分かりません。
どうしても気になる方は、直接、Microsoft社のサポートに、「自分」で電話をかけて確認してみて下さい。
【追記】
実際に「Microsoft Answer desk」に問い合わせた方の情報によると、行ける様です。
– 全体目次 –
1.1度Windows 10へアップグレードして、その後、すぐに「Windows 7、8.1」へ戻してしまうという方法です。
2.元のOSにロールバック後、無償の期限後に「Windows10」をインストールするには。
3.「メディア作成ツール」を使って、USB または DVD を使って Windows 10 のインストールまたは再インストールを行う方法
さて、その方法とは、
1.1度Windows 10へアップグレードして、その後、すぐに「Windows 7、8.1」へ戻してしまうという方法です。
アップグレード終了後、「Windows 10」の「設定」画面の「ライセンス認証」画面で確認すると、「デジタル権利付与によってライセンス認証されています」と表示されており、確かにライセンスが発行されています。
「Windows 10」における新しいライセンス認証方式「デジタル権利付与」は、デバイスを一度でも「Windows 10」にアップグレードすると、「Windows 10」のライセンスを持つデバイスとしてMicrosoft社のサーバーへ登録される仕組みになっているので、従来のように再度プロダクトキーを入力する必要がなくなる仕組みになっている様です。
但し、パソコンのハードウエアを大幅に変更した場合は、ライセンス認証時にはねられる可能性が有りますので、ハードウエアを変更しないように注意が必要です。
もし、HDDをSSDに変更した場合、認証できなくなる可能性があるが、その場合、Microsoft社のサポートに電話をすれば、認証できる可能性が有ります。
1)「Windows 10」へのアップグレードを期限内に実施する。
2)アップグレード終了後、「Windows 7、8.1」へ戻す。
「設定」の「更新とセキュリティ」画面の「回復」を開くと、元のOSに戻せます。
アップグレードより短い時間で、元のOSに戻せますので。。。
アップグレードした「Windows10」は、1カ月以内であればロールバックして、元のOSに戻すことが可能です。
<注意事項>
アップグレード終了後、「Windows.old」と云うフォルダが作成されて、起動ドライブ直下に出来上がり、これを元にシステムが自動で「ロールバック」させるのに使用していますので、間違っても消さないように注意。
次のページは、
2.元のOSにロールバック後、無償の期限後に「Windows10」をインストールするには。
Sponsored Links
Sponsored Links
2.元のOSにロールバック後、無償の期限後に「Windows10」をインストールするには。
さて、アップグレード終了後、「Windows 7、8.1」へ戻したは良いが、期限が過ぎれば、もう「Windows10」を無償でダウンロードできなるでしょうから、このあとどうするかです。
まだ、誰も実施していないので、「できます」とは言えないのですが、考えられる方法としては。。。です。
1)無償アップグレード期限後に、元のパソコンにインストールする
「Windows 10 を入手する」サイトで、「メディア作成ツール」をダウンロードして、予め、Windows10のインストールファイルをダウンロードして確保しておけば、期限が過ぎてもクリーンインストールしても大丈夫かと。。。。思います。
但し、パソコンのハードウエアを大幅に変更した場合は、ライセンス認証時にはねられる可能性が有りますので、ハードウエアを変更しないように注意が必要です。
2)「Windows 10 Insider Preview」の最新ビルドのISOファイルを入手する
「Windows 10 Insider Preview」版のISOファイルを入手して、インストール後、プロダクトキーを入力して、アクティベートする。
この方法も、有りの様な気がします。
但し、パソコンのハードウエアを大幅に変更した場合は、ライセンス認証時にはねられる可能性が有りますので、ハードウエアを変更しないように注意が必要です。
3)無償アップグレード期限内に元のパソコンではなく、別のパソコンにインストールする場合
Windowsパソコンで使用していた「Windows7」を無償アップグレード期限内に、「MacBook Air」に「Windows 10」に無償移行する場合も、「ISOファイル」を予めダウンロードしておいて、Bootキャンプを利用して「MacBook Air」にインストールできると考えます。
Macにインストールする場合は、必ず64Bit版でなければインストールできませんが、その選択も、「ISOファイル」を予めダウンロードする時に、元のOSが32Bit版でも可能です(3の4)アーキティクチャを参照)。
このMacでのインストール時には、期限前、期限後でも、プロダクトキーに入力が求められるでしょう。
次のページは、
「メディア作成ツール」を使って、USB または DVD を使って 「Windows 10」 のインストールまたは再インストールを行う方法です。
Sponsored Links
Sponsored Links
3.「メディア作成ツール」を使って、USB または DVD を使って Windows 10 のインストールまたは再インストールを行う方法
1)下記の「Windows 10 を入手する」サイトで、「ツールを今すぐダウンロード」をクリックする。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
2)メディア作成ツールのダウンロードが終了したら、「MediaCreationTool.exe」を実行する。
下記の画面が表示されますので、「同意する」をクリック。
3)実行する操作を選んでください 画面
「他のPC用にインストールメディアを作る」を選択する
4)言語、アーキティクチャ、エディションの選択 画面
現在、使用中のWindowsのエディションを指定すること(エディションは変更できません)。
アーキティクチャで、32bit版でも、64bit版に変更できる様ですので、メモリを4GB以上積んでいるマシンで、アプリ的に64bit版で不都合が無ければ、64bit版がお勧めです。
5)使用するメディアを選んでください 画面
<2つの方法>
(1)USBフラッシュドライブは、USBメモリに直接書き込んで、インストールする時に使用する(容量が4GBほどのUSBメモリが別途、用意する必要があります)。
(2)ISOファイルをPCにいったんダウンロードして、DVDに書き込む方法を選択する場合、「ISOファイル」を選択
6)ダウンロード中の画面
ダウンロードが完了すると、デスクトップに「Windows.iso」ファイルが出来上がります。
容量は、3.49GBほどのファイルになります。
7)ISOファイルをDVDにコピーして下さい 画面
ISOファイルをDVDに書き込むなら、「DVDに書き込み用ドライブを開く」をクリックして、DVD装置にDVDを入れて書き込めば終了です。
8)DVDに書き込んだ「Windows10」をインストールする方法は
(1)クリーン インストールを実行する準備ができたら、PC の電源を入れて、作成した DVD または USB フラッシュ ドライブを挿入または装着し、PC を一度シャットダウンします。
(2)PC を再起動し、任意のキーを押して、DVD または USB フラッシュ ドライブから起動します。
特に、USB フラッシュ ドライブから起動する場合、PC を再起動しても、現在のバージョンの Windows が起動する場合は、ブート メニューを開くか、PC の BIOS 設定または UEFI 設定でブート順を変更して、メディアから PC が起動するように設定する必要があります。
なぜなら、通常、ブートの順は、DVD–>HDDの順になっていますので、ブートの順番をUSBを最優先にしないと、USBから起動しませんので認識して下さい。
Sponsored Links
—関連記事—
・Windowsの「プロダクトキー」を調べる方法
・10年前のSONY製「Windows 7 Home Premium」64bit版のノートパソコンに、最新版の「Windows 10」を入れて、ちゃんと動くか? 試してみました。
・まだ、「Windows 10」にアップグレードしないで、ぐずぐずしている人の為に、アップグレードについて、まとめてみました。
・Microsoft社が、Windows 10の無償アップグレード通知画面に「辞退する」のリンクを追加しました
・勝手に「Windows 10」にアップグレードされてしまった事件も、だいぶ落ち着きましたので
・Windows 10への無償アップグレードは、期間延長しないと、明言?
・「Windows 10」は、プレビュー版のISOファイルからインストールしたものでも無料アップグレードが可能?
・勝手に「Windows 10」にアップグレードされてしまった方へ、Windows7風に使う方法です。
・MacBook Airに、Boot Campを使って「Windows 10 」を入れてみる