古いパソコンのOS入れ替え

10年前のSONY製「Windows 7 Home 」64bit版のノートPCに、最新版の「Windows 10」を入れて、ちゃんと動くか? 試してみました。

SONY VPCEB29FJ

本日は、10年前の「Windows 7 Home Premium」64bit版を搭載したSONY製ノートパソコンに、最新版の「Windows 10」64bit版を入れて、ちゃんと動くか? 試してみました。

結論から先に云えば、全然、まだまだ使えます!!! サクサク動きました。

ついでに、ストレージを「HDD」から「SSD(128GB)」にしましたので、Windowsの起動時も30秒もかからず速いですね。 ただ、メインメモリが4GBしかないので、起動時で半分くらい消費しています。

「Windows 10」64bit版の場合は、ブラウザーで複数タブを開いたときなどメモリが足りなくなりますので、もう4GB追加して、8GBにする必要があります。

 

2020年1月で「Windows 7」のサポート期限が来てしまいましたが、まだ、マシンを購入するか、アップグレードするかを迷っている方が居たら、参考にしてください。


Sponsored Links




1.パソコンを購入する時に大切なこと

いつも思うのですが、「たいして使わないから」と言って、安いマシンを買ってしまい、5年くらいで、もう使えない。。。となってしまうのです。

本当は、「たいして使わない人」こそ、そこそこの性能のパソコンを購入した方が、良いのです。 どちらがコスパが良いか?、目先の値段で、ついつい安いのを購入してしまうのです。

そんな意味では、今回このマシンは、CPUはインテル Core i5450Mですので、10年たっても性能が高いので使えます。 10年前ですよ!

ストレージは、いつでもHDDからSSDに変更できますが、ノートPCの場合はCPUまで変更できません(無理にやれば、できるかもしれませんが、そこまでやる奴はほぼ居ない)。

補足:CPUの選び方
ここをちゃんと、覚えておいてください!!
インテルの「CPU」で言えば、Celeron、Core i3、i5、i7と順に性能がアップしています。
Celeronではなく、最低でも、Core i3以上のCPUを搭載したパソコンを選んでおけばいいでしょう。 ただし、Core iシリーズも、世代があり、現在は第10世代まで来ていますので、せめて、第8世代以上の「Core iシリーズ」を搭載したPCを購入しておけば良いでしょう。

 

2.PCのスペック

今回試した、10年前に発売されたSONY製ノートPCです。

■VAIOパーソナルコンピューター2010年06月発売モデル Eシリーズ「VPCEB29FJ/W・B・P・L」です。

SONY VPCEB29FJ
購入時のマシンのスペック
・OS    :Windows 7
・CPU    :インテル Core i5-450M プロセッサー (2.40 GHz)
・メモリ  :4GB(2GB×2)/最大8GB
・ストレージ:500GB
・画面   :15.5型ワイド(16:9)

このマシンは、HDDが壊れて、起動しなくなり、暫く、ほったらかしにしていましたが、128GBのSSDが余っていましたので、これを入れて、「Windows 10」64bit版をDVDブートでインストールしてみました。
SSDは、現在120GB位の容量だと5千円しませんので、これくらいの容量でも十分です(インストール後の使用量は、30GB未満です)。

 

3.「Windows 10」32bit版から、無償で「Windows 10」の64Bit版にするやり方

やり方は、そんなに難しくはありませんので、チャレンジです。

1)やり方は、下記の関連記事を参照すれば、「Windows 10」をMicrosoft社のダウンロードサイトから、ダウンロードして、DVDに焼いて、インストールまで完了できるでしょう。

但し、条件があります
確認する画面は、「Windowsの設定」画面の「システム」の「バージョン情報」の「システムの種類」に記載されています。


■システムの種類の項目が「x64 ベース プロセッサ」になっていれば可能です。
■現状、メモリを4GBしか積んでいない方で、8GBくらいに増設できるようになっている方。

関連記事
「Windows 10」の「高速化」設定と「メモリ管理」についての第2弾 「Windows 10」を32bit版から64bit版に無償で変更てみようです。

 

2)そして、クリーンインストールできたら、下記の記事を参照して、初期設定して、古いマシンでも、便利にまだ使用できます。

クリーンインストールした時や新しいパソコンを購入した時の「Windows10」の初期設定方法について

 

4.新しく買わなくても、使える場合があります。

古いマシンでも、ある程度のCPUの性能があれば、ストーレージをHDDからSSDに入れ替えて、「Windows 10」を入れて使い続けましょう。

今回もそうでしたが、「Windows 7」のライセンスで、「Windows 10」をインストールしましたが、プロダクトキーも設定されていて、ちゃんと、何もしなくても認証されていました。

「Windows 7」以上のOSで、無償で1年間の期限付きで「Windows 10」のインストールが可能でしたが、今ならまだ、無償で「Windows 10」が使えるみたいです。。。。

以前の「Windows 7」以降のOSが32bit版でも、無償で「Windows 10」64bit版を選択できますので、10の場合は、64bit版を選択することをお勧めします。

まだ、実施していない方が居るなら、是非、試してみてください。 新しいマシンを買う必要が無くなります。

関連記事
【Windows10への乗り換え】 まだ間に合います! 無償でWindows7,8.1から乗り換えできますよ。

PCの入れ替えではなく、Windows OSを入れ替えで失敗しない方法

Windows XP、Vistaから、Windows 7、8 、10にOSを入れ替える時に、どちらにするか? 検討してみましょう。

Windows10のデスクトップパソコンのSSDの入れ替えと、余ったSSDをノートパソコンに入れて復活させる作業をしてみました。

「Windows 10」の高速化設定と軽量化対策とメモリ管理について


Sponsored Links




コメント