2021年1月4日、
本日のお題は、新入学、就職に向け、パソコンを新たに購入する前に覚えておきたいこと、最新情報です。
コロナ禍で、大学生も会社員も、リモートで作業をする機会が増えて、パソコンとインターネット回線が必須になってきています。
このお題、非常に難しいのは、新品、中古を含めて、パソコンが低スペック、ハイスペックとはどういう事なのか?。 自分のやりたい作業にどのような影響が有るのか? パソコンをどう見分けて、採用するかで、すでに使用している方でも、強化する方法を含めて記載していますので、読むと勉強になると思います。
「安物買いの銭失い」と言いますが、問題なのは、銭をケチると、貴重な時間も喰われてしまうと云う事です。 但し、年に1度、「年賀状印刷」にしか、PCを使用しないのであれば、その限りではありませんが。。。
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1.パソコンを購入する前に、読んで、認識してほしい事柄です。
ハイスペックの場合でも、設定変更の必要な実施項目は有りますが、Macなどもそうですが、ほぼ、何もしなくても使えるでしょう。
■なんで低スペックだとダメなのか?
自分が、色々なアプリなどを使用している最中に、バックグラウンドで、Windows側や他のアプリが勝手に、処理を実行して、パソコンのリソース(CPUなど)を使うからです。スペックが良いと、バックグラウンドで勝手に動かれても、影響をあまり受けないのです。性能が良いので、処理能力を喰われることが少ないのです。
「低スペック」のパソコンを購入してしまう人は、「あまり使用しないから、安いので良いだろう」と考えて購入してしまうのですが、逆です。
あまり使わない方は、5年以上、平気で使おうとしますので、Windowsの場合、重くならないようにする為の、その間の手間も含めると、低スペックだと、余計に、時間と手間がかかりますので、それが嫌なら、初めから高いパソコン(性能の高い)を購入した方が良いでしょう。
■なぜ、こんなに、同じWindowsPCなのに、性能の格差があるのか?
Windowsの場合、マシンを作っている会社とOS:Windows(Microsoft社)を作っている会社が違うのです。ですので、OSのスペックに見合わない、安い(低スペック)パソコンが平気で売られています。サーフェースなどMicrosoft社が、自社で販売しているPCも、ない訳ではありませんが。
このように、もう、購入する時点で、思惑が狂っているのです。
私が、Appleの「Mac」を薦める理由は、おしゃれなノートPCだからではありません。
Macは、ほぼノーメンテナンスで、ずーっと、余りいじくらなくても使えるからです。Windowsの様に厄介なことを覚えて実施する必要が、ほぼ無いからなのです。
私の使用している「MacBook Air」など、もう5年以上使用していますが、WindowsPC様に、調整したり、メンテナンスなど、ほぼ、したことがありません。
Macは高価だから、Windowsと操作が違うから。。と敬遠される方が、結構多いのですが、Windowsパソコンも、ハイスペックでなくても、ちゃんとしたPCを購入しようとすれば、10万円くらいの予算は必要です。 操作? そんなもん殆んど変わりませんので。
先ほどから、低スペック、ハイスペックと言っていますが、どんなスペックが必要なのか? これから診てゆきましょう。
2.現状、新品、中古のWindowsマシンを新たに購入するなら
まず、パソコンを構成する主要部品でので、必ず覚えておいて欲しい部品があります。
CPU、メインメモリ、ストレージ用のメモリ(HDD,SSDなど)この3つは、重要ですので必ず、どんな役目をしているのかくらい覚えておいてください。
1)まず、CPU
これは、パソコンの心臓部です。 演算処理をするための主要部品です。
現在、IntelとAMDと云う製造メーカーが、このCPU(プロセッサ)を提供しています。
Intel(インテル)で云えば、Coue iシリーズが販売されています。
インテルのCPUは、グレードが低い方から言えば、
・性能の順で、Coue i3、Coue i5、Coue i7、Coue i9と性能が高くなります。
・下位版である Pentium、Celeronもあります。
ハイスペックと言えるのは、Coue i7、Coue i9のCPUを搭載されているPCからでしょう。
Macも最新のM1が出る前は、「Intel Mac」と云って、Windowsと同じ、IntelのCPUを搭載していますが、現在も販売しています。
Macなどが、採用しているのは、最低でも、Coue i3からi5以上です。
かたや、Windowsマシンを観れば、Coue i3ならまだ良い方で、Pentium、Celeron、Atomという汎用のCPUが入った、5万円以下の安いマシンも販売されています。
ですので、ハイスペックではなくても、最低でもCPUは、Coue i5以上です。
私の使用している「MacBook Air」も、Coue i5ですが、ブートキャンプでWindows10を入れて使ったことがありますが、めちゃくちゃ、Windows10が、がサクサク動きます。ストレージにHDDではなく、SSDを搭載しているおかげでもありますが、もうびっくりです。
もう一つ、
同じ、Coue iシリーズでも、世代(改良されて世に出てくる順番です)で管理されていますので注意が必要です。
例えば、
▮インテル Core i5-10210U
最初が、10なら第10世代のインテル Core プロセッサー
尚、ノートパソコン向けのCPUには末尾にアルファベットが付くが「B/HK/H」と付くのがハイエンド向け、「U/Y」と付くのが省電力向けと区別されています。
現在、最新は、第11世代になっていますが、第10世代のCore i3なら、第7~8世代のCore i5以上の性能になっているでしょう。
ですので、購入する時は「世代」にも注意しましょう。 Core i5でも世代が古いと安いでしょうが、せめて第10世代のCore i3以上を狙いましょう。
安いからと言って、古い世代のをつかまされない様に。
▮Pentium、Celeronの場合、
▮インテル® Pentium® プロセッサー
7000番台が第11世代、6000番台が第10世代、5000番台が第8世代
▮インテル® Celeron® プロセッサー
5000番台が第10世代、4000番台が第8世代。
2)メインメモリ
メインメモリは、CPUが、ストレージから、データを読み込んで、作業(演算処理)を行う場所です。
どれだけの容量が、搭載されていれば良いかですが、その前に、
OS:Windows10は、32Bit版、64Bit版の2種類あります。
32Bit版、64Bit版とは、CPUが、1命令を実行する為の処理単位、容量です。情報量の多い64Bit版の方が、誰が何と言っても、良いに決まっています。
■現在、Windowsマシンを新規で購入すると、ほぼ、無条件で、64Bit版のOSです。ですので、搭載メインメモリが、4GBでは、全然、足りません。
■注意が必要なのは、
Windows7から、無償で、Windows10にアップグレードした方は、まだ、32Bit版の方が多いでしょう。
無償でアップグレードした方は、同じ、Windows10でも32Bit版のままで、苦しいのです。 自分で「設定」から、何ビット版かチェックしてみて下さい。
なぜなら、もし32Bit版だと、「メインメモリ」をいくら増設しても、3.4GBくらいしか、メモリ空間を使用できないのです。 だから、いつも重くなってしまい、メモリが足りなくなり重いを解消できないのです。
・32Bit版だと、4GB以上メモリを増やしても、意味がありませんので注意です。
・64Bit版だと、4GB以上、128GBくらいまで認識できますので、最低でも8GB以上積んでいれば大丈夫でしょう。
■32Bit版だと、どうすればいいか?
Microsoft社のサイトから、無償で64Bit版のWindows10を入手可能ですが、自分でISOファイルをダウンロードしてクリーンインストールする必要がありますが、できない人は出来ないでしょう。
—関連記事—
・「Windows 10」の無償アップデートの適用期間(1年間、2016年7月29日に終了)が過ぎているのですが、3台のパソコンに「Windows 10」64bit版をインストールすることができた不思議についてです。
・PCの入れ替えではなく、Windows OSを入れ替えで失敗しない方法
3)ストレージ(HDD、SSD)
まだ、ストレージに使われているハードは、「HDD」が多いでしょうが、最近は、ノートPCなどでは、SSDが搭載されている製品が増えてきています。 タブレットは、ほぼ、SSDですよ。
SSDのメリットは、起動が速くなる、回転する機械部分がありませんので、電力も少ないですし、物にもよりますが、発熱も低いでしょう。
CPUは、ストレージから、メインメモリにデータを読んだり書いたりしますので、その処理速度がHDDよりはるかに速いので、処理が速くなるのです。
また、SSDは、ちょうど、大きさが、ノートパソコンに搭載されている2.5インチのHDDと同じ大きさですので、HDDからSSDに入れ替えるなら、すぐに入れ替える事ができるでしょう。
ですが、中身(OS)も入れ替える必要がありますので、これがちょっと面倒ですが、できない事ではありません。
下記のようなアプリを使用して、クローンを作成して、SSDに移行すれば、直ぐにでもできます。
—関連記事—
・CHENGDU AOMEI Technology社が、フリーの多機能イメージバックアップ・HDDクローン作成ソフト「AOMEI Backupper Standard」の最新版v2.8を公開
・ハードディスク(HDD)を丸ごとバックアップできるフリーソフトとHDD、SSDについて
この1)から3)まで、下記の3つの「パーツ」を後から、入れ替える事が可能な端末は
CPU、メインメモリ、ストレージ用のメモリ
▮タブレット :3つとも入れ替えは、無理です。 本体の買い替えのみでしょう。
▮ノートPC :メインメモリ、ストレージ用のメモリの2つなら可能です。CPUはほぼ無理。
▮デスクトップPC:CPU、メインメモリ、ストレージ用のメモリ、ほぼ、3つとも入れ替え可能です。
上記の様に、この結果から分かる事は、
・デスクトップPCだと、後からある程度、性能をアップさせることは可能です。
・ノートPCは、CPUだけは、ほぼ入替えができませんので、処理能力の性能アップは無理ですので、CPUだけは、ショボいのが入ったPCを購入しないようにすることです。
このように、ちゃんと使いこなせない人ほど、ちゃんとしたパソコンを購入した方が良いでしょう。 低スペックのパソコンを購入すると、手間ばかりかかりますよ。
携帯電話、タブレットでもある程度、PCの代用はできますが、IT化社会、情報化社会と、訳も分からず、ほざいていますが、パソコンなんて、もう「文房具」の時代ですので、しっかり使い方を覚えてください。
最新版!BTOパソコンおすすめメーカーです。
・ツクモ電気 :https://shop.tsukumo.co.jp/
・パソコン工房 :https://www.pc-koubou.jp/
・マウス :https://www.mouse-jp.co.jp/
・HP :https://jp.ext.hp.com/directplus/personal/
・DELL :https://www.dell.com/ja-jp/shop?~ck=bt
・レノボ :https://www.lenovo.com/jp/ja/notebooks/c/notebooks
「どこが良いか?」って言われても。。。
今回、記載した情報が頭に入っていれば、各サイトを訪問して、自分に合った性能の1台を何時間もかけて観て、検討して、苦労して見つけて下さい。
—関連記事—
・Windowsパソコンが、重くならないようにする為の初期設定とメンテナンス方法について
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【インターネット環境】
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【Windowsパソコンの基礎知識】
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・第2回 Windowsパソコンの基礎知識 セキュリティについて
・第3回 Windowsパソコンの基礎知識 アプリケーションの名称について
・第4回 Windowsパソコンの基礎知識 ファイル操作にいて
・第5回 Windowsパソコンの基礎知識 ダウンロードとインストールについて
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