2015年3月18日、
Microsoft社が、「Windows 10 Technical Preview」の最新ビルド「Build 10041」を公開しました。
前回のバージョン「Build 9926」は、1月23日公開されましたが、開発が進んでいるのか、早いですね。。
■「Windows 10 Insider Preview」サイト
Windows Insider Program
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1.Windows 10へのすすめ
私の場合は「MacBook Air 13」に、「Windows 10 Technical Preview」をBoot Campを使って入れて、運用しています。
デスクトップ機は「Windows 7」(SSD)をメインに、デュアルブートで「Windows 8.1」(HDD)も使用できるようにしています。
1)良くなった点
Microsoft社のWindowsは、あまり褒めないのですが、「Windows 10」は良くなりましたよ。
分かり易く云えば、「Windows 7」より、セキュリティ、ストレージ管理などの機能がアップして、「Windows 8」のタブレット用とデスクトップの切り替えが、「グダグダ」だったのがすっきりした。。。感じです。
まあ、Mac OSXのバージョンアップから比べると、驚くことは、相変わらず。。。何も無いんですが。。。とりあえず、まともに戻った感じです。
ある意味、優秀な人達が、寄ってたかって、新しいOSを作っても、ユーザーの意見に耳を傾けないと。。。こんなざまになる事が、優秀な人達も理解できたのではと思います。
Windowsの様な、企業で使用されているOSは、セキュリティやその他の管理機能などは、強化するのは良いが、UIなどの変更は、よほど使いづらいのでなければ、勝手に変更するのは止めた方が良いのではと思います。
Microsoft社のWindowsの思惑は、デスクトップ、タブレット、スマホなどのプラットホームを統一しようとしているが、どうせ、「Windows Phone」は売れないでしょうから、とりあえず、デスクトップとタブレットの2つに力を注いでほしい物です。
この様に、OSを作っているメーカーは、ユーザー、デベロッパーの両方の事を、考慮しないと、普及しないのです。
Appleが、こんな「水陸両用車」を作ってどうすんだ? と言っていたOSも、「Windows10」になって、やっとまともに使える「水陸両用車」になってきたように思います。
2)おすすめな訳
「MacBook Air 13」に、「Windows 10 Technical Preview」を入れて使用しているのですが、どんな風に良いかと云えば、ブラウザ(IE11)に、Googleのツールバーをインストールしてもちゃんと動くし、Word、Excelなどの無償のPreview版をインストールすれば、Officeもちゃんと使えますので、なんにも、不自由が有りません。
正式版がリリースされれば、Windows7、8、8.1を使用していれば、なんと!!、無償でアップグレードが可能です。
「中国」対策だと思いますが、なんと!「海賊版」でも、無償でアップグレードができる様です。。。。
特に、「Windows Vista」が重いだのへったくれだの言っている方は、今すぐ、Vistaを潰して「Windows 10 Technical Preview」をインストールして使用してみると良いです。 これを使ってみて良ければ、正式版がリリースされ時に購入すればいいんです。
スペック的に、よほど、劣っているマシンでなければ、「Windows 10 Technical Preview」の方が、サクサク動きます。
なぜなら、非力なWindows「タブレット」でも動く様に、「カーネル」が軽く作られていますので、OSをバージョンアップしても、そんなに重くならないのです。
Officeも使えるし、個人利用で、困ることなど無いように。。。。思います。
ダメもとで、試す価値は。。。。十分、有ります。 全部ダダでできますので、是非、お試しあれ。
2.「Build 10041」のUpdate方法
「Windows 10 Technical Preview」をすでに利用している環境に対して、「Build 10041」は「Windows Update」サイトで手動で入手してアップデートできます。
更新の受け取り設定を「高速(Fast)」に設定することで、Windows Update経由で、自動でダウンロード更新できる様です。
ビルド「Build 10041」をインストール後の再起動を求める画面
再起動後、デフェンダーのアップデートも入ってきますので、アップデートをお忘れなく。
3.新しいビルドで追加された7つの機能。
1)スタートメニュー
スタートメニューのカスタマイズが強化されています。
アプリのリストもボタンと同様に、並べ替え可能です。「よく使うアプリ」をスタートにピン止め可能になった。
2)仮想デスクトップの強化
仮想デスクトップ上で動いているウィンドウのみタスクバーに表示する「フィルタ」されたタスクバーをサポート。
3)Cortana(音声対応パーソナルアシスタント)の多言語サポート
米国に加えて、中国、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、スペインで利用可能になった。 日本語はまだです。
4)無線ネットワーク接続のメニュー
タスクバーのネットワークアイコンをクリックすると設定メニューが、上図の様に「フライアウト」するUIに刷新した。
5)写真アプリの強化
主要なカメラのRAW形式をサポート。
いくつかのキーボードショートカット(Tabキーや矢印キー、Page Up/Page Down)を追加。
6)手書き入力の強化
手書きパネルを短文入力に最適化し、ペンによる編集ボタンを入力パネルの近くに配し、自動変換予測機能を追加
7)ロックスクリーンの強化
ロック画面にWindows 10のTipsを表示
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