本日は、デスクトップPC用の無停電 電源装置「UPS」についてです。
パソコンを自分で購入して使い始めた頃は、ノートPCでしたので、無停電電源装置「UPS」なるものが、存在すること自体知りませんでした。
昔は、内蔵も外付けのHDDも値段が高かった様に思います。もちろんUSBメモリもありません。大切なデータはCDにバックアップは取ってありましたが、頻繁にとれるはずもなく、いざ、壊れた時に「リカバリー」したとしても何ヶ月も前のファイルだったりします。
私の場合、ディスクトップPCで、電源が落ちてHDDが壊れ、それ以来使用しています。
電源が落ちた時、HDDが壊れる時と、壊れないときがありますが。。。これが厄介なのですが、一度、痛い目に会うと、手放せなくなります。
ただ、昔の様に、 突然、電源が落ちた時、プラッタ表面にヘッドが接触して物理的な破損を起こす様な事は無く、今のHDDはヘッドを自動的にシッピングゾーンに移動するので 物理的は破損は生じないと考えられています。
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1.UPSを設置する目的とは、簡単に云えば、「蓄電装置」と「安定した電力を供給する為の装置」です。
・整流器とインバータと蓄電池から構成されます。
・定常時は商用電力と同期しながらインバータを通して負荷にCVCF(定電圧定周波)の安定した電力を供給し続けます。
・停電発生時にも蓄電池によりインバータは連続的に運転し、常に無瞬断の電力を供給します。
・負荷側に過電流が発生するとバイパス回路に切換え、負荷電流が正常に戻ると再びインバータから給電を続けます。
2.無停電電源装置「UPS」の必要な理由(役割)
もちろん、パソコンを停電から守るための蓄電装置でもありますが、それ以外にも色々な要因があります。
コンピュータに代表される「情報通信機器」は、電源変動に特に敏感で、商用電源の電圧変動、瞬時電圧低下、停電などの電源トラブルで、データの喪失、ファイルの破壊、システム停止などが発生し大きな損害が生じる場合が考えられます。
・パソコンの自動シャットダウン機能
停電時に、ソフト的にシャットダウンさせる機能
・回線サージ保護機能
落雷から、パソコンを守ります。
・停電
災害、工事、使いすぎによる停電やブレーカーのダウン 、ケーブル断線など。
・瞬停
送電線の切替えに伴っての瞬時停電(いつ実施しているかなんて、把握できません)。
風の強い環境でも、瞬時停電が発生します。
・電圧降下
PC 、コピー機、クーラーの一斉使用時に急激に電力を消費するために起こる電圧降下。
3.市販「UPS」について (一般家庭用)
家電量販店で見かける代表的なUPSメーカーで云えば、オムロン、サンワサプライ、APCですね。
1)オムロン
・コンパクトタイプなら。
BZ35T [無停電電源装置 350VA/210W] 定価:¥15,200(税抜)
バッテリの期待寿命は2~3年。
出力コンセント数:バックアップ:3/スルー:3
・縦、横どちらでも使えるのなら お奨め。
BX35F [無停電電源装置 350VA/210W] 定価:¥20,800
バッテリの期待寿命は4~5年。
出力コンセント数:バックアップ×3
Mac対応自動シャットダウンソフト「UPS Power Manager」を標準添付
Windows対応の「PowerAct Pro」、「UPSサービスドライバ」も標準添付
・オムロン製品情報サイト
http://www.omron.co.jp/ese/ups/product/ups.html
2)サンワサプライ
・コンパクトタイプ
UPS-350T [無停電電源装置 350VA/210W] 実売:¥98,00
バッテリの期待寿命:2~3年。
(オムロンのOEM製品?)
・製品情報サイト
http://www.sanwa.co.jp/product/oatap/ups/index.html
3)APC
・コンパクトタイプ APC ES500 BE500JP [無停電電源装置 500VA/300W] 実売:¥17,712(税込)
・省エネ対応のパソコン用UPS「Back-UPS ES 750」
特徴は、「パソコン側が電源オフや休止モードになると、そのパソコンに関連するプリンタやスキャナといった周辺機器への電源供給を停止する」という機能が付いています。
プリンタやスキャナの待機時電力消費を抑えることで、年20~50ドル程度の電気代を節約できるという。
・製品情報サイト
http://www.apc.com/jp/ja/
4.購入時の注意事項
UPSの機種を選択するには、
・バックアップする機器(PC等)の電源の最大定格電力値の値。
・必要なバックアップ時間が必要です(5分あれば、自分で電源を切れますね)。
・UPS管理ソフトウェア、又はOS標準のUPSサービスを利用する場合には、保護したいサーバ機器などのOS及びOSのバージョン情報が必要です(古いOS、最新OSは特に注意)。
上記の情報を自分で調べてメモして、お店で店員さんに選んでもらう
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