2017年10月27日 、
Moffが、無料の認知症テストスマートフォンアプリ『Moffワスレナグサ』を公開しました。
とうとう、この様なアプリまで紹介しなければならない歳になってきましたが、交通事故など高齢者の間で、重要な問題になっていますので紹介します。
医療機関や介護施設で広く認知症の診断に利用されている「長谷川式認知症スケール(HDS-R)」を用い、誰でも簡単に「認知機能のテスト」が可能なスマートフォンアプリ『Moffワスレナグサ』をリリースしました。
厚生労働省によると2025年に患者数は65歳以上の5人に1人、実に700万人超といわれている認知症。このアプリが認知症の早期発見に繋がれば幸いですが、スマホを扱える人は、認知症にはかかっていないでしょうが、このアプリを誰が、誰に使って、チェックするかでしょうね。
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【利用にあたっての注意事項】
「長谷川式認知症スケール(HDS-R)」は、30点満点中、20点以下だった場合に、認知症の疑いが高いと言われますが、診断結果はあくまでも参考です。
このテストの点数が悪かったからといって、即「認知症」と診断されるものではありませんが、病院に行っての検査・診断をおすすめします。
【対応端末】
・iPhone / iPad
・Apple ストア
https://itunes.apple.com/jp/app/moff/id1279113631?mt=8
・株式会社 Moff
https://jp.moff.mobi/
<追記>
「アルツハイマー病は脳だけに起因する病気ではない」という事が、研究結果で明らかに
カナダのブリテッシュ・コロンビア大学(UBC)と中国の第三軍医大学との共同研究プロジェクトは、2017年10月31日、医学専門誌『モレキュラー・サイカイアトリー』において、血液循環から生成された「アミロイドβ」が脳内に入り込み、蓄積し、神経細胞の機能を損なわせることを示す研究結果を発表した。
アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)は、特殊なタンパク質が脳の中に蓄積し、正常な神経細胞を変化させることで、脳の働きを低下させたり、萎縮を進行させたりする脳疾患と云われてきましたが、その原因となるタンパク質のひとつ「アミロイドβ」は、脳組織で生成されるものと考えられてきたが、このほど、脳以外で生成されたものもアルツハイマー病を引き起こしうることが明らかになった。要は、「アミロイドβ」は、「脳組織」だけでなく、血小板や血管、筋肉でも生成され、他の器官にもみられるもので、薬物を通じて、肝臓や腎臓に働きかけ、「アミロイドβ」など、毒性のあるタンパク質を脳に到達する前に除去するような治療法などがすでに構想されているようです。
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