Microsoft社が、「Windows 10 Insider Preview」の最新ビルド「Build 14251」を公開しました。
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今回のアップデートは、ビルドナンバーが前回の2016年1月22日リリースの「11102」から「14251」へと、いきなりジャンプしていますが、モバイル版の「Insider Preview」とビルドNoを合わせるための措置で、機能面での大きな変更はないようです。
<既知の問題点の修正>
・グラフィックス周りの不具合でゲームアプリがクラッシュする問題
・「ナレーター」、「拡大鏡」、サードパーティ製の支援ツールが正常に動作しない(停止やクラッシュが発生)問題
・画面の解像度をDPIが175%に設定されている場合に「エクスプローラー」が頻繁にクラッシュする問題。
<未解決の問題>
・ログイン直後に「WSClient.dll」のエラーダイアログが表示される。
・「接続」ボタンが、アクションセンターに表示されない。
・メモリ管理処理の変更により、アプリケーションが定期的にクラッシュする。
・Announcing Windows 10 Insider Preview Build 14251
https://blogs.windows.com/windowsexperience/2016/01/27/announcing-windows-10-insider-preview-build-14251/
<追記> その他のMicrosoft社のアップデート情報
1)脆弱性緩和ツール「EMET 5.5」が正式版に「Windows 10」をサポートしました。
「EMET」は、さまざまな脆弱性緩和技術を追加することにより、脆弱性のあるアプリケーションにセキュリティ更新プログラムが提供されるまでの間、システムを攻撃から保護する。
<対応OS>
Windows Vista、7、8、8.1、10
・Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) 5.5 ダウンロードサイト
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=50766
2)Windows 10向けの「OneNote」アプリで、ドキュメントスキャナーアプリ「Office Lens」が統合されました。
・「OneNote」はデジタル「メモ」アプリです。
・「Office Lens」は、iOS版もあり、iPhone6で活用していますが、非常に便利です。
例えば、バスの時刻表などを「Office Lens」を起動してiPhone6で写真を撮ると多少、斜めに撮ってしまっても、ちゃんと補正して保存してくれます。
・「OneNote」は、無料でダウンロードできます(モバイル端末用も有ります)。
https://www.onenote.com/
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