Microsoft社が、2週で4度目、「Windows 10 Insider Preview」の最新ビルド「Build 10166」を公開しました。
今回も大きな機能追加はなく、バグフィックスがメインになっていますが、ちょっとしたサービスが入っていたようです。
提供エリアは、まだ、シアトルですが、Microsoftが提供する有償公衆無線LANサービスが利用できる、公式WiFiアプリ『Microsoft Wi-Fi』が動作するようになっています。
利用するには、Windowsストア アプリ経由で、30分や1日などの単位で利用権を購入することで公衆無線LANサービスが利用可能となる。
日本にも上陸するのかどうかは、まだ不明です。
・Microsoft Wi-Fi
https://www.microsoft.com/en-us/store/apps/microsoft-wi-fi/9nblgggxw3p8
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最近は、各社OSのアップデートの時期や話は、もう、たいして重要ではないような気がします。
それより、より賢い「人工知能」が、いつ、世の中に出て来るか。。。。。OSのアップデートなんか。。。どうでも良い様な感じもします。
1.Microsoft社のスマートフォン事業
Microsoft社が、スマートフォン事業を中心に7,800人を解雇する計画を明らかにしましたが、スマホを作るのを諦めたのでしょうか。。。ドル箱の「Office」を惜しげも無く、iOSやAndroidでも動く様に、リリースしていますが、Windows Phoneは? どうなるの?
本当に止めるのなら、正解でしょう。 なぜなら。
パソコンも使いこなせないユーザーが、大勢いるスマートフォン市場で、Windowsを作っている会社のスマートフォンを買うか?
もちろん、パソコンを使いこなせるユーザーもいるが、市場の8割以上は、パソコンも使いこなせないユーザーが殆どですので、iPhoneが無くなったとしても、1万円くらいの値段になっても「Windows Phone」は購入しないでしょう。
本当は、モバイルの情報端末として使いこなせば、非常に役に立つ端末ですが、世の中、そんな高度な「脳」を持ち合わせている人は少ないのです。
そうですね、しいて言えば、デザインが良くて、おしゃれで、女、子共受けする端末。。。iPhoneの様な。。。電話機能、バカゲーム、バカ動画、スズメの学校(SNS)しか使っていなくても、スマートフォンを持っているわ!!?。。。と主張できる端末です。
決して、スマホでWord、Excelなんて使えなくても良いんです。 そんなソフト、一生「起動」しない様なユーザーが、見栄を張れる端末に成り下がらないと、どんなに高機能にしても、100年経っても売れないでしょう。
2.高機能な「次世代情報端末」の先にあるものとは。
GoogleもAppleもそうですが、Microsoft社も、もっと先を見据えた「人工知能(AI)」の開発に力を注いでいるのは確かです。。
「人工知能(AI)」と聞くと、人間の知能をはるかに超えたAGI(Artificial General Intelligence:人工汎用知能)ですが、このシンギュラリティ(技術的特異点)が、いつ爆発するのか、まあ、2045年くらいと言われていますので、もう、多分、この世にいないので、知った事ではないのですが、どんな世界になるのか?
人間の脳は、ニューロン(脳細胞)の数約1,000億個、シナプスの数約100兆個ありますが、この脳の仕組みを「リバースエンジニアリング」することができれば、可能になると言われています。 あとは「量子コンピューター」の進歩と同時に進めば、不可能ではないように思います。
そんな中で、Appleの 「Siri」 や Google の 「Google Now」、Microsoftの 「Xbox」、Windows10に搭載予定の「Cortana」 のようなクラウド接続の「人工知能」を利用した会話型エージェントを据え置き、クラウド型のAIが持つ「機械学習」能力を使い、ビックデータを収集して、企業の経営判断する道具として使用する目的が有ります。
ある意味、ユーザーは高機能な「次世代情報端末」=「トロイの木馬」を持たされ、「ビックデータ」として情報が収集されて、一見、便利な世の中?になるのは、そんなに遠くないように思います。
そんな意味において、Microsoft社は「次世代情報端末」=「トロイの木馬」を諦めるのでしょうか?
そうです、端末からの「ビックデータ」の収集よりも、AGIの開発の方が、金はかかるが、遥かに金になり、市場を独占する可能性のある事業でしょう。
ちょっと、脱線しますが、Appleのリンゴのロゴは、1954年、アラン・チューリングが青酸化合物をリンゴに塗って食べて死んだ? と云う悲劇に基づいて作られたとも言われています。 諸説は色々ありますが、これが一番、しっくりくるような気がします。スティーブ・ジョブズが生まれたのは、1955年です。
チューリング? コンピューターの基礎を作った方です。 第二次大戦中に、ドイツの暗号通信装置「エニグマ」の解読にも参加していた人です。彼によって考案された「チューリング・テスト」が有名ですが、ある機械が知的かどうか(人工知能であるかどうか)を判定するためのテストです。
60年以上前、もうこの時代に、「機械」と「知性」ついて議論していたとは、驚きです。
・Windows Insider Program サイト
https://insider.windows.com/
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