Android OS

Googleが、Androidの次世代OS「Android P」の詳細を発表しました。

2018年5月8~10日、
開発者イベント「Google I/O 2018」で、Googleが、Androidの次世代OS「Android P」の詳細を発表しましたので、どんなOSになるのか、観てみましょう。

日本の場合、iOSのシェアが半分以上占めているなか、Androidは「できる」ユーザーが使っていますので、ちょっと気になるところでもあります。

あまり使わない、使いこなすのが大変な「技術革新」を盛り込んでくるのは、GoogleとMicrosoftですが、Microsoftはスマホの世界には居ませんので、残るAppleは、思いっきり使い方まで変更することは余りないので、スマホさえ使いこなせないユーザーにとっては、ちょっと安心な所でもあります。

大型化する画面により、ナビゲーションが、ちょっと「iPhone X」の操作性に似てきている様ですね。


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1.Adaptive Battery

AI(DeepMindと提携)を用いて、バッテリーの持ち向上を図る仕組みで、ユーザーがよく使うアプリを分析し、使用頻度に応じて電力供給の効率化を図る。

ユーザーが求める輝度を学習して、周囲の環境に合わせて、自動的に輝度を調整する「Adaptive Brightness」と云う省電力機能が追加されている様です。

 

2.各種コントロール機能

1)「Dashboard」機能

どんなアプリにどれほどの時間を費やしているのか、一目でチェック可能になりました。

アプリの使用時間、携帯電話のロックを解除した回数、受信した通知の数など、端末での時間の使い方を確認できます。

2)「App Time」機能

特定のアプリで使える時間を設定し、リミットを超えるとアイコンがグレー表示に切り替わって、利用を制限されてしまいます。

アプリの時間制限を設定したり、限界に近づいたときに微調整したり、アイコンをグレーアウトして目標を思い出させることができます。 新しい通話禁止モードは、通話や通知だけでなく、画面上に表示されるすべての視覚障害を抑止します。 さらに使いやすくするために、新しいジェスチャーを作成しました。電話機をテーブルの上に置くと、自動的に着信通知が入り、着席することに集中できます

3)「Wind Down」機能、「Do Not Disturb」機能

すべての通知がオフになることに加え、スクリーン全体がグレー表示となり、もはやスマホは使えない状態に! スマートフォン中毒から解消されるようになるかもしれませんね。

Do not Disturb」をオンにすると、あらゆる通知をオフにして、スマートフォンに気を散らされずに過ごせます。

 

3.新しいシステム・ナビゲーション

ホーム画面からのナビゲーションが可能になるようにジェスチャーを拡張しています。

今回は、Androidが、iOSの「まね」をして来ていますが、使い易くなるなら、ユーザーにとっては、どちらが、パクろうが、関係ない話です。 使い易くなるなら何でも良い。

画面の背が高く、大きくなり、片手でスマートフォンを操作するのが難しくなってきましたので、特に便利に作られています。

・ホームボタンは短いバーとなっています(上図)。
・最近使用したアプリの全画面プレビューを一目で確認できます。
・上にスワイプすると起動中のアプリ(履歴)が表示される。
タップするだけで、その1つに戻ることができます。

スマートテキストの選択(あなたが選択しているテキストの意味を認識し、関連するアクションを示唆する)が概要で動作するようになりました。

・ボリュームキーを押すと、音量バーが、ボリュームキーのすぐ横に縦に表示される。

・「電源を切る」「再起動」「スクリーンショット」のメニューボタンの配置
電源キーを長押しすると、「電源を切る」「再起動」「スクリーンショット」のメニューボタンが電源キーのすぐ横に表示される。さらに
ワンタップでスクリーンショットが撮れるようになった。

・自動回転のオン、オフ機能に追加機能
自動回転のオン、オフができるだけでしたが、自動回転オフ時に横に倒すと画面の端に小さな端末の向きを示すアイコンが表示され、これをタップすると画面を横表示に切り替えられる仕組みに変更され便利になっています。

尚、Android P BetaはGoogle Pixelで利用可能です。


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