本日は、「Windows 7」のサポート期限が来年1月に迫っていますが、どうしても「Windows XP」、「Windows 7」を使い続けたいと考えている方向けの情報です。 ありますので、安心してください。
私の処にも、こんな相談が舞い込んできています。
C言語か何かで作ってもらった「顧客管理用のデータベースアプリケーションが、「Windows XP」上で動いていて、「Windows 10にすると、動かなくなるので、何とかして欲しいと」。
そんなの作った奴(開発者)に頼んで、何とかしてもらえば一番いいのですが、開発者は「修正しない」と言い出し、じゃ「ソースプグラムを買い取る」と言っても、「嫌だ!」の一点張りで、らちが明かない。
なんだか、よっぽど、本人にとって、「へそ」を曲げるような事が、発生していたのか、本当はそんな事まで、私のしった事ではないのですが、ユーザーと開発者の間で何が有ったのか、危うく、板挟みになりそうでした。
数万件の顧客データが登録されているデータベースシステムですので、データだけは、コンバートしてくれる約束は取り付けたが、問題は、新たに、別のオブジェクトで、これとそっくりなアプリケーションを作成するしかないのですが、ソフト開発会社に依頼すれば、安く見積もっても、百万円以上かかるでしょう。
私が個人的に、MicrosoftのAccessで、同じ画面、使用のアプリを作成すれば、できないことはないが。。。。。。 でも、後々、手間がかかる割には、金にならない。。。ので、最初、少し金には成るが、なるべく自分で作りたくない。
そんなわけで、最初に「おおけん」のパッケージを紹介したが、料金が2百万円くらいになり、国の補助金が出れば予算が半額になるので、申請を出したが、通らず、これもボツになってしまった。
もっと安い、パッケージソフトはないのか? 探したが、パッとした物があまりないのです。
そんな中、ちょっと頭を冷やして、何もいじらないで、今のまま使える方法はないか?
あるじゃん! 「仮想マシン」を構築すればできないか。。。。
尚、「Windows 7」の新機能として、「Windows XP Mode」という機能がありましたので、「仮想マシン」を構築しなくても、ある程度の「Windows XP 」アプリが動作しました。
しかし、「Windows 10」では、XPモードが利用できません。
あくまでも、「Windows 10」上で、「Windows XP」を動かすです。
案として、とりあえず、方法としては、2つ見つけました。 仮想化機能です。
1.「Hyper-V」
「Windows 10」の64ビット版 Pro、Enterprise、Educationには、標準で仮想化機能「Hyper-V」が装備されています。 Windows 10 Homeエディションでは利用できません。
「Hyper-V」では、1台のホストマシン上に複数の仮想マシンを作れますので、その仮想マシンのそれぞれに別のOSをインストールして、複数の仮想マシンを同時に稼働させることが可能です。
Hyper-VでサポートされているOS
- Windows Vista SP2
- Windows 7
- Windows 8/8.1
- Windows 10
その他、LINUXもサポートされています。
Windows XPのようにサポート外のOSの場合は、まったくの自己責任になりますが、インストールは可能です。ただ、基本的にネットワークが使えませんので、インターネットへの接続ができません。Windows XP用のセキュリティ更新プログラムが提供されませんので、その意味ではインターネットに接続できないのはもっともなことです。単独で使うものと心得てください。
・「Hyper-Vの使い方 Windows 10にWindows 7インストール」 パソコン工房
https://www.pc-koubou.jp/magazine/2372
2.「VMware Player」
ちょっと性能の良い「Windows 10」のデスクトップPCを購入して、そこに「VMware Player」をインストールして、仮想マシン「Windows XP」をインストールして動かせば、いいじゃん!!
良い考えですが、ちょっと待てよ、疑問点3つ
1)プリンタードライバーは XPの使う必要があるの?
VMware 仮想プリンタは、仮想マシンに追加のドライバをインストールする必要なく、ホスト マシンで利用可能な任意のプリンタに仮想マシンから印刷することを可能にするテクノロジーです。
全然、大丈夫でしょう。 いけるでしょう。
2)ホストが、「Windows 10」で、仮想マシン「Windows XP」の場合、どちらも32Bit、64Bitで揃えないといけないのか? ばらばらでも良いのか?
・「VMwarePlayer6」であれば、ホストの32bit環境に対応
・「VMwarePlayer7」は、ホストの64bit環境に対応
ホスト側が「Windows 10」で64bit版、仮想マシン「Windows XP」32bit版でも行けそうです。
が必要
ホストの「Windows 10」が動作している環境に、「VMware Player」をインストールして起動後、「Windows XP」をクリーン インストールする形態になるはずですので。
2)さてここからが、問題です。
ただ、この2つの方法、作業は、私もまだ一度もやったことが有りません。
■「VMware Player」を「Windows 10」にインストールするところまでは、誰でも簡単にできるでしょう。
■「Windows 10」の「Hyper-V」を有効化することも、誰でも可能です。
プリンタードライバーも、VMware 仮想プリンタがあるので、ホストのプリンタードライバーで接続したプリンターに印刷できるでしょう。
■ゲスト OS
200 以上のオペレーティング システムがサポートされています。その一部を次に示します。
- Windows 10
- Windows 8.X
- Windows 7
- Windows XP
<注意事項>
VMware Workstation Player (旧称 Player Pro) はデスクトップ仮想化アプリケーションです。個人利用の場合は無償で提供されます。商用のライセンスでは、VMware Workstation Pro および Fusion Pro で作成した制限付きの仮想マシンを Workstation Player で実行できます。
・VMwareサイト
https://www.vmware.com/jp/products/workstation-player.html
・コミュニティサイト:VMware Docs
・VMware 仮想プリンタ
仮想マシンによるホスト プリンタへの印刷を有効にする
ですので、ここから先は、自己責任で、自分で試してみてください。
現状は、「できるはずです。。」としか言いようがありません。
どうしても、
このような理由で、「使いたい方」はどうぞ、自分で試してみてください。ダメで、元々です。
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