社会問題

【ひとり言】癌の手術をしても、5年以上生き残れるのは50%でしょうと、なぜ言ったのか、分かった気がした件

2025-01-23、
1月23日、国立がん研究センターのプレスリリースで、「がん細胞が、自らの異常なミトコンドリアで免疫系を乗っ取り、生き残りをはかっている

外科の先生が、癌の手術をしても「5年間以上生き残れるのは、50%でしょう」と、その理由も言わず、なぜ、そう言ったのか、分かった気がした件

5年経って、生き残ったとしても、まだまだ、油断できない事だけは理解しておく必要があるのです。
困ったもので、元々、頭は悪いが、体だけは丈夫な自分ですので、病気をしても、長生きしそうな気もして、何だか気持ち悪いのですが、最後、痛い思いをしないで死にたいと思います。

私の場合、「食道がん」でしたが、「免疫チェックポイント阻害薬(私の場合は、商品名:キイトルーダで、あとはオプジーボがある)」を利用した治療方法で、2セット治療後、手術をして食道を切除しましたが、この新しい免疫療法も万全ではなく、この治療では、薬が、がん細胞の周りにいる免疫細胞に働きかけて、それによって活性化した免疫細胞ががん細胞を攻撃し、効果を発揮します。非常に良い効果が出る場合もありますが、半分以上のケースでは効果がなく、その理由はまだよくわかっていませんでした。

私の場合、術後、先生に電子カルテの中の切開した臓器の患部の写真を診せてもらいましたが、先生曰く「すっかりなくなっていましたよ」と、この療法が効いたのでしょう。「すっかりなくなっていたら、切るなよ!」と一瞬思いましたが、再発の可能性を少しでも軽減させるには必要な手段だったのでしょう。と自分で納得するしかなかった。

岡山大学学術研究院医歯薬学域(医)の冨樫庸介教授による研究チームは、千葉県がんセンターをはじめ、千葉大学、山梨大学、国立がん研究センター、近畿大学、埼玉医科大学、信州大学、東京大学の研究チームとの共同研究により、がん細胞の周りにいる免疫細胞にもがん細胞と同じmtDNA変異があることを発見し、それががん細胞からミトコンドリアが免疫細胞に移ってきた結果であることを、世界で初めて明らかにしました。この異常なミトコンドリアが原因で免疫細胞の働きが悪くなり、そのためにがん免疫療法が効きにくくなることも証明しました。

研究チームは、TILのミトコンドリアの損傷原因を解明するために、mtDNAの配列を調べたところ、約40%の症例でがん細胞と同じ変異が見つかりました(図1A)。
そこで、がん細胞からTILへのミトコンドリアの移動を疑い、がん細胞のミトコンドリアを赤、TILのミトコンドリアを緑に色付けして観察したところ、がん細胞からTILにミトコンドリアが移動し、入れ替わるものがあることがわかりました(図1B)。

その結果、がん細胞のmtDNA変異がTILにも現れるようになりました。その原因として、活性酸素(ROS)が関与していると考え、ROSを取り除く薬を使うと、ミトコンドリアの入れ替わりが抑えられました。また、変異したTILではエネルギーを作る機能が低下し、その働きも弱くなりました。T細胞のミトコンドリアが損傷したマウスでは、がん免疫療法が効きにくくなり、特にいったん免疫チェックポイント阻害薬で治療した後に、腫瘍が再びできやすくなることが示されました(図2)。さらに、腫瘍でmtDNA変異が見つかる患者さんでは、がん免疫療法の効果が長続きせず、生存率も悪化することがわかりました(図3A)。

これらの結果から、がん細胞が異常なミトコンドリアをTILに送り込み乗っ取ってしまうことで、TIL(Tリンパ球と呼ばれる細胞)の働きを妨げ、免疫システムから逃れようとしていることが明らかになり、このことが「がん免疫療法」の効果を弱める一因となっていることがわかりました。

私が手術前に、先生に質問したのですが、「5年以上生き残れるのは50%でしょう」と、なぜ言ったのか分かった気がした件です。

そうなんです、まだ再発するメカニズムも分かったいなかったのでしょう。統計的に答えただけで、なぜ、再発するのかは不明だったのでしょうね。 一見治ったように見えても、直っていないと云うか、体の中で癌は増殖しようと色々なことをして、生き残りを図っているのです。 骨が折れて、繋がって、直ったと云う訳には、癌の場合は行かないのです。 癌になっていない人でも、いつなるかも分からないのです。

少なくても、「ストレス」を貯めない事と、「タバコ」を止める事です。何故がんになるか? 遺伝子がコピーされる時に、先の要因で、ミスコピーが発生して「癌」になりますので。

冨樫庸介教授のコメント
呼吸器内科医として薬が非常によく効く人もいれば、まったく効かない人もいて、その違いに疑問を感じたのが私の研究の原点です。本研究は2020 年頃に着想し、最初はミトコンドリアについて素人同然でしたが、大学院生含めて色々な方々にご協力いただきながら結果をまとめ、無事公表にまでこぎつけました。

追記
札幌の今年の冬は、例年より降雪が少なく、雪かきをしなくて済むので楽なのですが、過去にもあったように、後から雪がどさっと降る可能性が残っているので、油断できない状態が続いています。

最近、「頭の配線がおかしくなった奴」の無差別殺人などが、日本でも発生し始めています。是非、AI(人工知能)を利用して、頭の配線がおかしくなった奴を、早期に拘束する方法を開発してほしいものです。 政治家にも、どう見ても、お前の「頭の配線おかしい」と思う奴が、誰も止められない。犯罪を起こす前に「潰す」方法を模索する必要がある。

頭の配線のおかしい「為政者」を絶対に「愚民」は止められない事が、歴史で証明されていますので、AI(人工知能)に頼るか。 国際裁判所なる物があるが、逮捕状を出すだけでなく、「狂人を抹殺する機能」も持った方が良いでしょう。そうすれば、戦争で犠牲になる国民は少なくなるでしょう。

「狂人」一人の命と、「国民」数百万人の命。。。「トロッコ問題」の少数側に「悪党」が居れば、ためらう事は無いでしょう。

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