人類学

【お知らせ】病気療養のため、数か月間、ブログの更新を休止させていいましたが、もう少しで復活できそうです。

2024-09-16、
7月初めに「食道癌」の手術を行い、1か月後の8月初旬に退院して、約1ヶ月が経過しましたが、術後、胃と喉の部分を縫合しているので、通路が狭くなり、食べ物の通りが難くなり、固形物の呑み込みが困難になり、食欲があるのですが、詰まるのが恐怖で食べれませんでした。 しかし、接合部分の喉を広げる処置があり、その施術をしてもらうと改善してきました。

私のような術式で手術をすると、大抵は、胃と喉の接合部が細くなり、食料が食べれなくなる様で、術後の回復がかかっていますので、一番大変なところでもあります。

現在の状況は、食べれるようになったが、胃を食道代わりにして、胃の貯め部分が無いため、食べた物を貯めておけず、一人前ほど食べると、オーバーフローして吐いてしまいます。 食欲はありますので、だましだまし、食べてゆけば、体重は増加してゆくように思いますが、まだ、道半ばです。

 

1.食道を切除して、なんと!胃を食道の代わりにする術式

食道は胸の上部では気管と胸椎の間、下部では心臓、大動脈と肺に囲まれています。
また、食道には臓器の外側をおおう漿膜(しょう膜)という膜がありませんので、早い時期からリンパ節に転移したり、大動脈、肺や気管などの回りの臓器に浸潤しやすいのが特徴です。

私の場合も、2セットの「抗がん剤治療(免疫チェックポイント疎外療法)」で、幸いにも開いてみると癌の痕跡は消えていましたが、食道の切除は実施されました。
「癌の痕跡が消えているなら切るなよ!」と云いたいところですが、将来、転移させないためにも、切除した方が良いのでしょうか、素人にはわかりませんが。。リンパが交差して、非常に転移しやすい場所だそうですので、先生からは、詳しい説明は聞いていませんが、自分で調べました所、そうなっていました。更に、他の臓器と細胞の構成も違うようです。

手術では、食道を切除して、胃が食道の代わりとなるように胃管として再建します。

手術内容
【お知らせ】 病気療養の治療経過について やっと手術日が決まりました

 

2.術後の経過

■5月初めから、抗がん剤治療3セット
・1週間入院して、24時間点滴(免疫チックポイント疎外療法)、その後、退院して2週間様子見する。
これを3セット繰り返す予定でした。
しかし、2セット目の終了時、CT検査で、「腹部大動脈りゅう」が見つかり、3セット目をやめて急遽、大動脈瘤の手術を実施し事なきを得る(一週間で退院)。

■7月初めに、いよいよ食道がんの手術、術後の入院中の1か月間、
問題点1:術後、ICUから、一週間出られず。原因は、喉の痰がなかなか取れず、毎日、胃カメラで吸引。
問題点2:お粥は喉は通るが、喉に食べ物が引っかかる。 食べられないので体力の回復が遅い。
原因:他の物を食べる気がしない、匂いが嫌で食欲が負ける状態が続くので体重が増加せす、入院前の89Kgから69kgに20Kg減少する(病院食以外は食べられる)。

■8月初めに退院、退院後の1か月間、
退院後、1か月間、訪問看護のサービスを受けていましたが、困っているときは、直接、担当医に自宅から電話で連絡を取ってくれますので、素早い対処ができて、本当に助かりました。

問題点1:お粥は喉は通るが、他の物がを食べる気がしない
:原因:匂いが嫌で食欲が負ける状態が続くので体重が増加しないのでは無く、食べると、喉に詰まり、その後数時間、水ものも喉を受け付けなくなる、恐怖心から、食べれなくなり、体重も70kg台初めに留まり、80Kg台に戻らず苦慮する。
問題点の対策として、「腸ろう」と言って、腸に管を入れて、栄養剤を4時間かけて600Kcal毎日点滴で入れる。その他、液体の流動栄養剤(300kcal)を口から飲む。

■「腸ろう」

■9月初めの状態、退院後の2か月目、
問題点の対策1:
9月3日、「喉」を拡張する処置を麻酔をして実施してもらうと、だいぶ、改善して、冷やし「たぬきそば」を詰まらせずに食べれるようになった!!!

これで、普通食が、問題なく食べれるようになれば、「腸ろう」で腸に栄養剤を4時間かけて入れる必要が無くなり、体重がもとに戻るはずだが、もう、胃が食道代わりになっていますので、今までの様に、胃に食い貯めすることができませんので、満腹感もなく、少しずつ、間をおいて食べてゆく方法しかないようです。

■更なる問題点
しかし、胃を食道代わりにしている為、食べれる様になったからと言って、すぐに一人前食べ物を食べると、胃がない為、食べ過ぎで「オーバーフロー」してしまい、結局、吐いてしまいます。
ですので食べる時は、未だに、半人前で止めておかないといけません。ついつい、食欲があり、全部食べたくなるので困ります。
ついつい、食べ過ぎてしまうのですが、「腸ろう」を止めて通常に戻りたいのですが、やはり、体重を元に戻すには、口から食べないと体重は増えませんので、カロリーの高いものをなるべく食べようと苦労しています。術後、68.0Kgまで落ちましたが、あと10Kg近く増加させて、80Kg台(身長が180cm以上ありますので)を維持するのを目標としていますが、まだ道半ばです。

■リハビリー「歩行訓練」
病院もやっと、月に1回程度の通院になりましたが、胃が無いためか、まだ、ちゃんと食べられず、体重も80kg台まで戻らず、徒歩で連続で200m歩くと、ぐったりで限界です。 毎日、仕事から帰ってくると、体力が不十分ですので徐々に食べれるようになれば、合わせて「歩行訓練」もさぼらすにする必要があるのですが、中々、連続で歩ける距離が伸びません。

■手術の後遺症でしょうか?
もちろん手術をしているので、体の中(胸の中の部分)が、チクリチクリと痛いときがまだ続いていますが、収まるのでしょうか?

そして、もう一つ、未だに、鉛の服を着て、歩いているように体が重いのです(300m歩くのがやっとです)が、これが、中々改善しませんが、まだ、早いのでしょうか?

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