Microsoft社の「Windows Phone」が、生き残る道は、1つしかない?。
「Windows 10スマホ」でMicrosoftの逆襲始まる?。。などと言う記事も見かけますが、決して「逆襲」では、ありません。。。。。スマホの土俵にも上がっていませんので。。。
スマホとしてのシェアを奪うのは、ほぼ無理なんですって。。。。さて、その理由は。
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1.まず、生きる道を説明する前に、現状の状況は。。。。
「Windows 10 Mobile」の提供は、2015年12月以降にほぼ決まったようですが、日本市場向けには、マウスコンピューター、プラスワン・マーケティング(FREETEL)、サードウェーブデジノスの3社が「Windows 10 Mobile」搭載機の開発を表明していたが、日本Microsoftが2015年10月14日に開催したイベントで、新たにVAIO、日本エイサー、トリニティが参入する様です。
ここで、おや?と気が付くことが有ります。 今までデスクトップ機やノートパソコンを製造していたメーカーが参入している事です。
Windowsパソコン製造メーカーが、スマートフォンを作るんかい!!!。。。。です。
2.Windowsパソコンの販売不振。。。。スマホ、タブレットが売れる。
まあ、当然の流れですが、Microsoft社が、いくら気張って、この先「Windows 10 Mobile」を搭載したスマホを売ろうとしても、売れないでしょう。
なぜなら、小難しい、Windowsが入ったスマホ、タブレットは、一番数の多い、パソコンも使いこなせない、レイトマジョリティ一のユーザー層は、必要ないので購入しないでしょう。
しかし、この層を制覇しないと、Appleの様に、販売台数は、売り上げは伸びないでしょう。
「Windows」と云う名前を引くずらなければ、まだ、良いかもしれません。
かといって、Appleの様なパソコンも使いこなせない、レイトマジョリティ一のユーザー層でも喜ぶコンテンツもMicrosoft社には作れない。。。。無理です。
3.売れるスマホ(Windowsが動く小型コンピューターで「通話機能」はオマケの機能)
どっち路、iPhoneを欲しがるユーザーは、Windowsスマホなんて購入する訳がないのですから、パソコンを使いこなしているユーザーを取り込むのです。
これなら、かなりのユーザー数になり、売れれば、売上高は良いはずです。
どうすれば、売れるかと云うと、一番の方法は、デスクトップ機を「スマートフォン」にした端末に置き換えてしまえば、良いんです。
つまり、スマートフォンの姿形をしているが、実は、Windowsパソコン。
外ではスマホに、家の中では、モニター、キーボード、マウスに接続すれば、デスクトップ機のように使えるマシンです。 多分これしかないと思います。
スマホを外部ディスプレイに接続して、画面をデスクトップ機を使う時に合わせて切り替えてくれるという機能。
さらに、キーボードやマウスを繋いで、マウスやキー操作用のUIになるなど、利用状況に合わせてアプリの操作方法も変更できるように最適化する。
通話機能なんて、オマケで良いんです。電話とメールが使えれば良いんです。 下記のようなスティック型のWindowsが有るんですから、実現可能でしょう。
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4.パソコンが無くても、「Windows 10 Mobile」を搭載したスマホが、パソコン本体代わりになるマシンになる日。
Microsoft社の「Windows 10 Mobile」を搭載したスマートフォンが、いよいよリリースされますが、Microsoftの戦略として、今は、スマホとして「Windowsフォン」 は全然、売れていませんが、こんな風になればちょっと様子が変わってきます。
それは、「Windows 10 Mobile」自体が、「Windows」ですので、iMacの様なデザインのディスプレイのみが有れば、「Windows 10 Mobile」端末を接続して、パソコンの様に使える。
今のスマホは、十分とは言えないが、デスクトップパソコンと同等のパワーを持っていますので、自宅にデスクトップ機はもう必要なくなる可能性もあります。
外ではスマホとして、家に帰りディスプレイと接続すれば、パソコンとして使用できる。
これは、もう理想です。 家の固定インターネット回線も必要なくなります。
私は、今でも、「スマートフォン」は、オマケで通話機能が付いた「コンピューター」だと思っていますので、ディスプレイと接続すれば、パソコンとして使用できるような、マシンが有れば。。。。と思うのです。 マウスとキーボードが接続できれば、完璧です。
そんな意味で、今はあまり欲しくなりませんが、「Windows 10 Mobile」端末自体が、「Windows」になるのであれば、Windowsデスクトップ機を止めて、「Windows 10 Mobile」端末にするでしょう。
スティック型で、テレビのモニターにHDMI接続して使用するWindowsマシンが有るんですから、実現可能ではと思います。
現状のWindows「BTO」メーカーが、「スマートフォン」の形をした「パソコン」を製造する時代はもうすぐそこに来ているのではと思います。
そうなれば、価格も10万円位までなら、購入したいと考えるユーザーがどのくらい出て来るかですが、先進国で、パソコンの普及率が、低い(65%ほど)日本でも、販売台数は、多いような気がしますので、この方向で進めば、ディスプレイも折りたたみの物が、製品化されば、デスクトップ機をカバンのなかに入れて持ち運べるようになります。
キーボードも机に投射型の物も今は、ちょっと精度が低いですが有りますので大丈夫です。
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